「SESはやめとけ」「SESは人生の墓場」「SESに行くと人生終了」など、IT業界への転職を考えている人で、このような言葉を目にして不安を感じていませんか?
たしかにSES企業については、給与が上がりにくい、スキルアップが難しいなどのデメリットをよく耳にします。
しかし、それは一部の企業の話であり、すべてのSES企業が悪いわけではありません。
むしろ、IT未経験者がキャリアをスタートさせる入口として、SESは魅力的な選択肢の1つと言えます。
実は、大手企業との取引実績が豊富で、充実した研修制度を持ち、社員の成長をしっかりとサポートするSES企業も数多く存在します。
そういった優良企業であれば、未経験からでも着実にキャリアを積み上げることも可能です。
本記事では、「SESはやめとけ」と言われる理由を詳しく紹介します。
また、実際のところSESがどのような仕事なのか、未経験者にとってのメリット・デメリットは何か、そして優良なSES企業を見わけるポイントまで徹底的に解説します。
特に、「IT業界で働きたいけど経験がない」「スキルを身につけながら安定して働きたい」「将来のキャリアパスに不安がある」という方は、ぜひ最後までご一読ください。
この記事の結論
- SESは、給与が上がりにくいことや職場を固定できないことなどから「やめとけ」と言われることが多い
- 「やめとけ」と言われる一方で、さまざまな案件に関われることや経験を積めることから、特に業界未経験者にはおすすめの職業
- SESに転職する場合、多重請負構造による給与の低さやキャリアパスの方向性など注意すべきポイントが多い
- 転職エージェントを活用すれば、SES転職をスムーズに進められる
SESはやめとけと言われる理由
「SESはやめとけ」という声をよく耳にしますが、その背景には以下の12の理由が存在します。
この要因について、詳しく見ていきましょう。
理由1.給与が上がりにくい
SES企業で働く場合、給与が上がりにくいという大きな課題があります。
SES企業は、エンジニアの労働力を顧客企業に提供することでビジネスを行っています。
つまり、派遣先での業務は成果物の品質よりも、決められた作業を確実にこなすことが重視されるのです。
このため、高度なスキルを身につけても、それが直接的な給与アップにつながりにくい構造となっています。
また、SES企業の利益はエンジニアの派遣単価と実際の給与との差額から生まれるため、給与を上げることは企業側にとってはハードルが高いと言えます。
このように、年功序列的な昇給は期待できても、スキルや成果に応じた給与アップは難しい状況となっているのです。
理由2.評価基準があいまいな場合がある
SES企業での評価は複雑で、時としてあいまいになりやすいです。
実際の業務を行う場所(派遣先)と、雇用関係のある会社(SES企業)が異なるという特殊な就業形態に起因します。
具体的には、日々の業務パフォーマンスは派遣先の担当者が把握していますが、正式な評価は所属するSES企業が行うという構図となっています。
この場合、派遣先からの評価がどのように所属企業に伝わり、最終的な人事評価に反映されるのかが不透明になりやすいのです。
また、派遣先での評価基準と所属企業の評価基準が異なる場合もあり、どちらに重点を置いて働けばよいのか判断が難しくなることもあります。
このため、転職前に評価制度の詳細や、だれがどのような基準で評価を行うのかを確認することが重要です。
理由3.案件を選べない
SES企業で働く際の大きなデメリットの1つが、案件を自由に選べないという点です。
多くのSES企業では、会社側が決定した案件に従事することが求められ、エンジニア自身の希望が通りにくい傾向にあります。
特に、以下のような状況で顕著です。
- 会社の売上目標達成のため、急いで案件にアサインする必要がある場合
- 特定の顧客との関係維持が優先される場合
- エンジニアの経験やスキルよりも、人員の穴埋めが優先される場合
また、案件を断ることで評価に悪影響が出る可能性もあり、実質的に選択の自由がない状況に追い込まれることもあります。
このため、入社前に案件の選択権があるかどうか、断る場合のペナルティの有無などを確認しておくことが重要です。
理由4.案件が決まらない期間がつらい
SES企業で働く上でもっとも不安定な要素が、案件が決まらない「待機期間」の存在です。
この期間中は、新しい案件が決まるまで社内待機を強いられ、精神的にも経済的にも大きな負担となります。
特に問題となるのは以下の点です。
- 待機期間中の給与が下がる場合がある
- スキルが活かせない時間が続く
- 次の案件が見つからない不安を常に抱える
- 待機が長期化すると退職を促される可能性もある
多くのSES企業では、待機期間中も基本給は支給されますが、案件稼働時に付く手当てがなくなるため、実質的な収入は減少します。
このため、待機期間中の給与条件や、案件決定までの平均期間などを事前に確認することが重要です。
理由5.客先常駐がつらい
客先常駐という働き方は、多くのエンジニアにとって大きなストレス要因となっています。
派遣先の企業で1人だけ、または少人数で働くことになるため、以下のような課題に直面することが多いのです。
- 技術的な相談相手が身近にいない
- 派遣社員という立場での疎外感
- 社内政治に巻き込まれるリスク
- コミュニケーションの難しさ
- 派遣先の文化や習慣への適応
特に、派遣社員という立場上、派遣先の正社員とは異なる待遇を受けることも多く、それが精神的な負担となります。
また、技術的な問題に直面した際も、気軽に相談できる同僚がいないため、問題解決に時間がかかったり、孤立感を感じたりすることもあるでしょう。
理由6.職場を固定できない
SES企業での働き方の特徴として、職場が固定できないという課題もあります。
案件の終了や派遣先の事情により、突然別の職場への異動を求められる可能性があるためです。
この「職場が固定できない」という特徴は、以下のような影響をもたらします。
- 長期的な人間関係を構築しにくい
- 通勤経路や勤務時間が大きく変わる可能性
- 業務内容や使用技術が変わることによる負担
- キャリアの一貫性を保ちにくい
- 派遣先での昇進・昇格の機会がない
特に、家庭がある方や、通勤時間を重視する方にとっては、突然の職場変更は大きな負担です。
また、1つの企業で長期的にキャリアを積みたい方にとっても、この特徴はデメリットとなり得ます。
理由7.仕事を切られる可能性がある
SES企業で働く上でもっとも不安な要素の1つが、突然の契約打ち切りです。
派遣先での業務遂行に問題がある場合はもちろん、まったく問題がなくても派遣先の予算削減や方針転換によって契約を打ち切られるリスクがあります。
特に景気が悪化した際は、真っ先に外部リソースであるSES社員が切られやすい傾向にあります。
また、プロジェクトの終了や縮小に伴って契約が終了となることも珍しくありません。
このような不安定さは、モチベーションの低下や将来への不安につながりやすく、「やめとけ」と言われる大きな理由となっています。
理由8.残業ができない
SES企業では、派遣先との契約で定められた就業時間を超えて残業することが難しい場合も多くあります。
一見ワークライフバランスに良さそうに思えますが、実際にはデメリットも存在します。
たとえば、業務量が多くても残業できないため、定時内で処理しきれない仕事を抱えることになりかねません。
また、残業代込みでより多くの収入を得たいエンジニアにとっては、収入面での不満につながるでしょう。
さらに、派遣先の正社員が残業している中で帰らなければならない状況は、チームワークや人間関係に影響をおよぼす可能性もあります。
理由9.下流工程が多い
SES企業の業務は、システム開発における下流工程を担当することが多いのが現状です。
具体的には、基本設計や詳細設計が終わった後のコーディングやテストといった作業が中心となります。
このような状況では、上流工程で培える要件定義やシステム設計といったスキルを習得する機会が限られてしまいます。
また、プロジェクト全体を見渡す視点も養いにくく、技術者としての成長が制限されてしまうのです。
特に経験豊富なエンジニアにとっては、自身のスキルや経験を十分に活かせない環境となり、キャリアの停滞を感じる原因となっています。
理由10.スキルを伸ばしにくい
SES企業では、派遣先のニーズに応じた既存の技術スタックでの業務が中心となるため、新しい技術やスキルを習得する機会が限られやすいです。
特に下流工程中心の業務では、同じような作業の繰り返しになることも多く、技術的な成長が停滞しやすい環境です。
また、派遣先での立場上、新規プロジェクトや技術を使うプロジェクトに参画する機会も少なくなります。
さらに、研修や勉強会などの自己啓発の機会も、SES企業によっては十分に提供されないケースがあり、スキルアップを目指すエンジニアにとっては大きな課題となっています。
理由11.キャリアパスが不安
SES企業でのキャリアパスの不透明さは、多くのエンジニアが抱える悩みです。
スキルアップが難しい環境に加え、プロジェクトごとに異なる技術や環境で働くため、専門性を深めることが困難です。
また、マネジメントへのキャリアチェンジも、派遣という立場上、リーダーシップを発揮する機会が限られるため、実現が難しい場合も多くあります。
このため、長期的なキャリア形成を考えた際に、SES企業での就業が自身の成長にとって最適な選択なのか、不安を感じるエンジニアは少なくありません。
理由12.働きがいを感じづらい
SES企業での働き方は、本質的に労働力の提供が主体となるため、仕事への達成感や充実感を得にくい環境です。
派遣先のプロジェクトで決められた範囲の業務をこなすことが中心となり、主体的な提案や改善活動を行う機会が限られます。
また、派遣社員という立場上、プロジェクトの成功に貢献しても、その評価が直接的な形で返ってこないことも多くあります。
さらに、派遣先での所属感の薄さや、チームの一員としての実感を得にくい環境も、働きがいを感じづらい要因です。
このような状況は、モチベーションの維持を難しくし、長期的なキャリア形成における課題となっています。
SESについて
SESについて詳しく理解を深めていきましょう。
これからSES企業への転職を考えている方は、以下の項目をしっかりと確認してください。
それぞれ詳しく解説します。
SESの業務内容
SESの主な業務は、クライアント企業のシステム開発やテスト業務です。
具体的には、Javaなどのプログラミング言語を使用したシステム開発や、品質管理のためのテスト業務が中心となります。
業務内容や求められるスキルレベルは、派遣先企業によって大きく異なります。
たとえば、大手企業では高度な技術力や開発経験が必要とされる一方、中小企業では基本的なプログラミングスキルがあれば対応できる案件も多くあるなどです。
また、プロジェクトの規模や期間によっても業務量は変動します。
短期の小規模プロジェクトから、数年にわたる大規模開発まで、さまざまな案件があります。
SESと社内SEの違い
SESと社内SEの違いは、働く場所と雇用形態です。
社内SEは1つの企業に所属し、その企業のシステム開発や保守を担当します。
一方、SESエンジニアは自社に所属しながら、クライアント企業に派遣されて業務を行う形態です。
また、キャリアパスにも違いがあります。
社内SEは1つの企業で長期的なキャリアを積むことができ、その企業のシステムに精通したスペシャリストになれます。
対してSESは、複数の企業でさまざまな案件を経験できる反面、1つの技術や業務に特化しにくい面があるのです。
さらに、待遇面でも違いがあります。
社内SEは昇進や福利厚生など、企業の制度を直接受けられますが、SESは派遣先での待遇に左右される部分が大きくなります。
SESとSIerの違い
SESとSIerは、ビジネスモデルが根本的に異なります。SESは「人材派遣」が主軸で、エンジニアのスキルを提供するサービスです。
一方、SIerは「システムインテグレーション」が主軸で、企業のIT課題に対してトータルなソリューションを提供します。
SIerは要件定義から設計、開発、運用まで一貫して請け負うのに対し、SESは主にクライアント企業の指示のもと、開発やテストなどの特定業務を担当します。
そのため、SESの方が責任範囲が限定的で、比較的プレッシャーの少ない環境で働けるでしょう。
SESの平均年収
SESエンジニアの平均年収は、およそ450万円前後※です。日本の全産業平均と同程度か、やや高めの水準となっています。
ただし、この金額は経験年数やスキルレベル、勤務地域によって大きく変動することに注意しましょう。
特に、プロジェクトマネージャーやアーキテクトなどの上流工程を担当できるエンジニアは、600万円以上の年収も十分に狙えます。
また、都市部と地方では20〜30%程度の給与差があることも一般的です。
※参照:SESの年収は?年収を上げる方法やキャリアプランを解説|Geekly Media
SESの最低年収
SESの最低年収は、一般的に300〜400万円の範囲※です。
未経験者、または経験の浅いエンジニアの場合の目安となります。
ただし、スキルアップや経験を積むことで、着実に年収アップを図ることができます。
年収アップのポイントは、技術力の向上と実績の積み重ねです。
特に、Java、Python、AWSなどの市場価値の高いスキルを習得することで、より高単価の案件にアサインされやすくなります。
また、プロジェクトリーダーなどのポジションを経験することで、さらなる収入アップが期待できます。
※参照:SESの年収は?年収を上げる方法やキャリアプランを解説|Geekly Media
SESの離職率
SESの離職率は一般的に10〜30%※と言われており、業界によってかなりの幅があります。
一見すると高い数字に思えるかもしれませんが、IT業界全体の平均離職率が15%前後であることを考えると、必ずしも突出して高いわけではありません。
離職率が高くなる要因としては、案件終了のタイミングでの転職や、スキルアップを目指しての転職が多いことも挙げられます。
ただし、企業によって離職率には大きな差があり、教育体制が整っている優良なSES企業では10%以下に抑えられているケースも少なくありません。
「やめとけ」という声の背景には、この離職率の高さがありますが、実際には企業選びさえ慎重に行えば、長期的なキャリア形成も十分可能です。
SESの現状
現在のIT業界において、SESは重要な役割を果たしています。
特に深刻なIT人材不足を補う存在として、多くの企業がSES企業に依存している状況です。
未経験者にとっては、実務経験を積める貴重な入り口としても機能しています。
プログラミングスクールなどで基礎を学んだ後、実践の場としてSESを選ぶケースも増えています。
また、大手企業のプロジェクトに参画できる機会も多く、経験値を上げやすい環境です。
一方で、単純な人材派遣との差別化や、より高度な技術者育成の必要性など、業界としての課題も存在します。
しかし、IT人材の需要は今後も高まる一方であり、SESの重要性はさらに増していくと予想されています。
SESの将来性
IT業界の需要は今後も右肩上がりで増加することが予想されており、それに伴いSES業界の将来性も明るいと言えます。
特にDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により、IT人材の需要はさらに高まると見込まれています。
一方で、業界の構造的な問題である多重請負や、単価の低さなどは改善が必要です。
また、AI技術の発展により、単純作業の自動化が進むことで、より高度なスキルが求められるようになることも予想されます。
このような変化に対応するため、多くのSES企業が社員教育の強化や、自社開発案件の拡大など、ビジネスモデルの転換を図っています。
将来的には、より専門性の高い技術者集団としての位置づけを目指す企業が増えていくでしょう。
SESが「人生終了」と言われる理由
SESが「人生終了」と揶揄される背景には、特殊な雇用形態と働き方が関係しています。
社内SEのように1つの企業に定着してスキルを積み上げていく形態とは異なり、さまざまな派遣先を転々とすることで、専門性を深めにくい環境にあることが指摘されています。
また、案件ごとに異なる技術や環境に対応する必要があり、1つの技術を極めることが難しい場合も少なくありません。
さらに、派遣先での立場が弱く、雑用を任されがちなことや、スキルアップのための研修機会が限られている企業も存在します。
しかし、すべてのSES企業に当てはまるわけではありません。
実際には、計画的なキャリア形成を支援する企業も増えており、「人生終了」という評価は偏った見方と言えるでしょう。
SESで突然切られる理由
SESで突然契約を打ち切られるリスクはたしかに存在します。
主な理由としては、業務態度の問題や、技術力不足が挙げられますが、必ずしも個人の責任だけではありません。
派遣先企業の予算削減や、プロジェクトの突然の中止など、外部要因による契約終了も多いです。
特に景気変動の影響を受けやすく、経済状況が悪化すると真っ先に派遣契約が見直されるケースもあります。
ただし、優良なSES企業では、契約終了時の次の案件への橋渡しや、待機期間中の給与保証など、社員を守る体制を整えています。
突然切られるリスクへの対策として、スキルアップを継続的に行い、複数の技術を身につけておくことが重要です。
SESの「闇」について
SESの「闇」と呼ばれる問題の中心には、多重請負構造による単価の搾取や、不明確な業務範囲があります。
元請け企業から順次下請けに出されていく中で、実際の作業者の取り分が減っていく構造は、業界の大きな課題でしょう。
また、契約書に明記されていない雑用を強いられたり、技術者としての成長機会が限られたりするケースも報告されています。
特に新人エンジニアは、基本的な作業や単純な保守業務に固定されがちで、キャリアアップの機会を失うこともあるでしょう。
しかし、近年は働き方改革の影響もあり、このような問題に積極的に取り組む企業も増えています。
技術者の待遇改善や、キャリアパスの明確化など、「闇」と呼ばれる問題の解消に向けた動きも見られます。
SESは「悪」と言われる理由
SESが「悪」とレッテルを貼られる背景には、いくつかの構造的な問題があります。
多重請負による中間マージンの搾取、技術者の使い捨て、不明確な評価基準など、ネガティブなイメージの要因は少なくありません。
また、一部のブラック企業の存在も、業界全体の評判を下げる原因となっています。
残業代未払いや、強制的な待機、不当な契約解除など、労働法規に違反するような事例も報告されています。
しかし、業界全体の問題というよりも、一部の悪質な企業の問題と捉えるべきでしょう。
実際には、技術者の育成に力を入れ、適正な待遇を提供する優良企業も多く存在します。
SESを「悪」と一括りにするのではなく、企業選びの際に慎重な見極めが必要です。
SESがIT業界未経験者におすすめな理由
「SESはやめとけ」という声もありますが、実はIT業界未経験者の第一歩としては魅力的な選択肢です。
以下の6つの理由から、SESはキャリアをスタートする場所として検討する価値があります。
それぞれ解説します。
理由1.未経験可の求人が豊富にある
SES企業は常に人材不足です。
そのため未経験者でも積極的に採用しています。
特に、プログラミングスクールや独学でIT基礎知識を身につけた人材を歓迎する傾向にあるでしょう。
採用後は研修制度を活用して、実務に必要なスキルを身につけることが可能です。
また、未経験者向けの求人では、Java、PHP、Pythonなど、メジャーな言語を中心に募集されることが多いため、汎用的なスキルを習得できます。
さらに、多くのSES企業では、入社時の給与水準も未経験者に配慮した設定となっているため、安心してキャリアをスタートできます。
理由2.責任が重くない
SES企業での業務は、クライアント企業のプロジェクトの一部を担当する形態が一般的です。
そのため、プロジェクト全体の成否に対する責任は比較的軽く、自分の担当範囲に集中できます。
特に未経験者の場合、最初は既存システムの保守や運用、テスト業務など、比較的リスクの低い業務からスタートすることが多いです。
ただし、与えられた業務は確実にこなす必要があります。
期限や品質の要件は守らなければなりませんが、プロジェクト全体のプレッシャーを背負うことは少ないため、着実にスキルを磨くことができるでしょう。
理由3.大手企業で働ける場合がある
SES企業を通じて、普通では入社が難しい大手企業で働けるチャンスがあるのも理由です。
大手企業のプロジェクトに参画することで、大規模システムの開発・運用経験や、高度な品質管理プロセスを学ぶことができます。
また、大手企業特有の業務フローやコミュニケーション方法、セキュリティ意識なども身につけられます。
この経験は、その後のキャリアにおいて大きな強みとなるものです。
さらに、職務経歴書に大手企業での業務経験を記載できることは、次の転職時に大きなアドバンテージとなるでしょう。
理由4.実務経験を積める
SESでは、実際の現場で動いているシステムに関わることができます。
プログラミングスクールなどで学んだ知識を、実践的なスキルへと昇華させる機会となるわけです。
多くのSES企業では、入社後に基礎研修を実施することから、Java、SQLなどの基本的な技術から、ビジネスマナーまで幅広く学べます。
また、実務では先輩エンジニアの指導を受けながら、実際のコードを書いたり、システムの運用保守を行ったりすることで着実にスキルアップできます。
理由5.さまざまな職場を経験できる
SESの特徴として、複数のクライアント企業で働く機会があることも挙げられます。
それぞれの現場で異なる技術スタックや開発手法、業務知識に触れることができ、エンジニアとしての視野を広げられます。
また、さまざまな企業文化や働き方を経験することで、自分に合った環境や今後目指したい方向性を見つけやすくなることも利点です。
異なるプロジェクトを経験することで、問題解決能力やコミュニケーション能力も自然と向上します。
理由6.次の転職につなげられる
SESでの経験は、キャリアアップのための重要なステップとなります。
実務経験を積み、基礎的なスキルを習得した後は、より条件のよい企業への転職や、専門性の高い職種へのキャリアチェンジも可能です。
特に、複数のプロジェクトを経験することで、自分の得意分野や興味のある技術領域が分かりやすくなります。
また、さまざまな現場で働く中で構築した人脈は、キャリアアップの際の貴重な財産となるでしょう。
SESでの経験を活かして、社内SEやWeb系企業、SIerなど、希望する方向へステップアップできます。
優良SES企業のポイント
SES企業を選ぶ際は、優良企業とそうでない企業を見極めることが重要です。
以下の9つのポイントをチェックすることで、自分に合った企業を見つけることができます。
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
ポイント1.業務内容や派遣先を選べる
SES企業選びでもっとも重要なのが、業務内容や派遣先を選べる自由度です。
優良なSES企業では、エンジニアの希望や適性を考慮して案件をアサインします。
具体的には以下のような選択肢が用意されています。
- 希望する技術スタック
- 通勤時間や勤務地
- プロジェクトの規模や期間
- チーム体制や役割
一方で、エンジニアの意向を無視して一方的に案件を決めてしまう企業は要注意です。
このような企業では、スキルアップの機会が限られたり、長時間通勤を強いられたりするリスクがあります。
また、本人の経験やスキルレベルに合わない案件にアサインされる可能性も高くなります。
選考時には必ず「案件の選定プロセス」について確認し、エンジニアの意見がどの程度反映されるのかを把握しましょう。
ポイント2.自社開発サービスがある
自社開発サービスの有無は、そのSES企業の技術力や組織としての成熟度を図る重要な指標となります。
自社開発を行っている企業には、以下のようなメリットがあります。
- 技術的なナレッジが社内に蓄積されている
- 開発プロセスが確立されている
- エンジニアの育成システムが整っている
- 待機期間中も自社開発に携われる
- 将来的なキャリアの選択肢が広がる
特に未経験者にとって、自社開発のある企業は心強い存在と言えます。
なぜなら、派遣先での業務だけでなく、自社プロジェクトでも実践的なスキルを身につけられるからです。
また、待機期間中も技術力を磨き続けられるため、キャリアの空白期間を作らずに済みます。
ポイント3.評価制度がはっきりしている
評価制度の透明性は、エンジニアのモチベーション維持と成長に直結する重要な要素です。
優良なSES企業では、以下のような評価の仕組みが確立されています。
- 明確な評価基準の提示
- 定期的な面談やフィードバック
- スキルマップによる成長度合いの可視化
- 派遣先からの評価の反映方法
- 昇給・昇進条件の明示
特に注目すべきは、派遣先での業務評価をどのように社内評価に反映させているかという点です。
優良企業では、派遣先からのフィードバックを適切に収集し、キャリアアップに活かすシステムが整っています。
一方、評価制度があいまいな企業では、努力が適切に評価されず、モチベーションの低下や離職につながるリスクが高まります。
ポイント4.有給消化率が高い
有給休暇の消化率は、その企業の労働環境や社風を如実に表す指標です。
優良なSES企業では、以下のような特徴が見られます。
- 有給消化率が70%以上
- 取得時の申請手続きがシンプル
- 上司や同僚の理解がある
- 派遣先との調整がスムーズ
- 計画的な有給取得の推奨
特にSES企業の場合、派遣先との関係もあるため、有給取得のハードルが高くなりやすいです。
しかし、優良企業では派遣先との良好な関係を築き、エンジニアが気兼ねなく休暇を取れる環境を整えています。
有給消化率が低い企業では、過重労働や不健全な労働環境が潜んでいることも多いため、注意が必要です。
ポイント5.待機期間でも給与が満額出る
待機期間中の給与保証は、SES企業の財務基盤と従業員への姿勢を示す重要な指標です。
優良企業では以下のような特徴があります。
- 基本給が100%保証される
- 待機期間中も有意義に活用できる
- 研修や資格取得支援がある
- 自社開発プロジェクトへの参加機会
- 次の案件までの期間が短い
待機期間中の給与カットや極端な減額を行う企業は、財務状況が不安定であることも多く、長期的なキャリア形成の観点からリスクとなります。
また、待機期間中の過ごし方についても、具体的なプランを持っている企業かどうかをチェックすることが重要です。
選考時には、過去の待機実績や給与保証の詳細について、必ず確認するようにしましょう。
ポイント6.研修・教育体制が整っている
SES企業における研修・教育体制の充実度は、エンジニアとしてのキャリア形成に大きく影響します。
特に未経験からSESを目指す場合、入社前の研修プログラムや、派遣先での業務に必要なスキルを学べる環境があるかどうかが重要です。
良質なSES企業では、以下のような教育支援が整っています。
- 技術研修の定期的な実施
- 資格取得支援制度の充実
- オンライン学習ツールの提供
- メンター制度の導入
- スキルアップのためのキャリアパス明示
この体制が整っていない企業では、派遣先での業務についていけず、結果的に早期退職につながるでしょう。
面接時には具体的な教育プログラムの内容を確認することをおすすめします。
ポイント7.口コミ・評判がよい
SES企業を選ぶ際、口コミや評判は重要な判断材料となります。
特に注目すべきは、実際に働いている社員や過去に在籍していた方の声です。
よい評判のSES企業には、以下のような特徴が見られます。
- 待遇面での不満が少ない
- 社員のキャリア支援に積極的
- 風通しのよい社風
- 残業や休暇取得に関する柔軟な対応
- 派遣先とのトラブル対応が迅速
口コミサイトでは、数年間の評価推移も確認することをおすすめします。
ただし、極端なよい評価や悪い評価には注意しましょう。
複数のサイトを横断的にチェックし、総合的に判断することが重要です。
ポイント8.社会保険料が給料から天引きされない
社会保険料の扱いは、実質的な手取り額に大きく影響する重要なポイントです。
一般的に、社会保険料は労使折半が原則ですが、SES企業の中には会社負担分まで従業員から天引きするケースが存在します。
この場合、以下のような確認が必要です。
- 健康保険料の負担割合
- 厚生年金保険料の扱い
- 雇用保険料の負担方法
- 労災保険の加入状況
- 各種控除項目の詳細
入社前の面談では、給与明細のサンプルを確認しましょう。
また、手取り額のシミュレーションを依頼し、実際の収入を把握することも重要です。
ポイント9.面接時の逆質問への回答が明確
面接時の逆質問は、企業の体制や方針を知る重要な機会です。
面接官の回答の明確さは、その企業の組織としての成熟度を測る重要な指標となります。
特に以下の質問への回答を注視しましょう。
- 案件の選定基準と決定プロセス
- キャリアアップの具体的な道筋
- 待機期間中の処遇
- 技術研修の具体的な内容
- トラブル発生時のサポート体制
回答が曖昧だったり、具体性に欠ける場合は要注意です。
優良なSES企業では、この質問に対して明確な方針や具体的な事例を交えた回答がもらえるでしょう。
SES企業への転職におすすめの転職エージェント
SES企業へ転職する際におすすめの転職エージェントは、以下の5つです。
この転職エージェントは、IT業界、特にSES企業への転職に強みを持っています。
未経験者向けの求人も多く取り扱っており、研修制度の充実した企業や、待遇のよい企業を見つけやすいのが特徴です。
以下、それぞれの転職エージェントについて、特徴や強みを詳しく見ていきましょう。
リクルートエージェント×IT
引用元:リクルートエージェントIT
リクルートエージェント×ITは、SES企業への転職を考えている方に特におすすめの転職エージェントです。
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「SESはやめとけ」という声もある中で、リクルートエージェント×ITでは、優良なSES企業の求人を豊富に取り扱っています。
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また全国各地に拠点を持ち、地方の求人も豊富なため、地方在住の方でも働ける理想の転職先が見つかるでしょう。
キャリアアドバイザーは、SES企業特有の評価制度や案件の選び方など、細かなポイントまでアドバイスしてくれるため、未経験からのSES企業への転職も狙えます。
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- IT未経験でもSESでキャリアをスタートさせたい方
- 優良なSES企業を見極めたい方
- 技術的な相談もできる転職エージェントを探している方
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
公開求人数 | 約42,380件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2025年2月)
公式サイトはこちらGeekly
引用元:Geekly
Geeklyは、IT・Web業界に特化した転職エージェントサービスで、SES企業への転職支援において豊富な実績を持っています。
強みは、IT業界専門のキャリアアドバイザーによる手厚いサポート体制です。
特に未経験からSESを目指す方に対しては、豊富な非公開求人を含む8,500件以上の求人情報から、スキルレベルや希望条件に合った案件を厳選して紹介してくれます。
履歴書・職務経歴書の添削サービスも無料で利用でき、選考通過率が20%アップするという実績があります。
また、面接対策では216,000件以上の過去データを活用し、応募企業のニーズに合わせた実践的なアドバイスを提供してもらえるでしょう。
入社後のミスマッチを防ぐため、入社前に細かな条件まで企業とすり合わせを行うのも特徴です。
向いている人
- IT業界未経験でSES企業への転職を考えている方
- 専門的な知識を持つアドバイザーに相談したい方
- 非公開求人も含めて幅広く求人を探したい方
- 書類作成から面接対策まで手厚いサポートを受けたい方
運営会社 | 株式会社Geekly |
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公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
公開求人数 | 約30,400件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 関東・関西 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2025年2月)
公式サイトはこちらdoda
引用元:doda
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する大手転職サイトで、SES企業への転職を考えている方に特におすすめです。
強みは、豊富な求人数と非公開求人へのアクセスが可能な点が挙げられます。
公開求人だけでも約1,000件以上のSES関連の求人があり、非公開求人を含めると3,000件以上の案件から選択可能です。
特筆すべきは、dodaのキャリアアドバイザーの質の高さです。
IT業界、特にSES企業についての知識が豊富で、未経験者でも安心して相談できます。
また、全国47都道府県での求人を取り扱っており、地方在住の方でも希望の勤務地で働くチャンスがあります。
利用料金は完全無料で、履歴書・職務経歴書の添削から面接対策まで、手厚いサポートを受けられるのも魅力の1つです。
さらに、給与交渉のアドバイスや、入社後のフォローまでしっかりと行ってくれるため、転職活動を安心して進められます。
向いている人
- SES企業の求人を幅広く探したい方
- 非公開求人にもアクセスしたい方
- 手厚いサポートを受けたい方
- 地方での転職を考えている方
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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公式サイト | https://doda.jp/ |
公開求人数 | 約254,500件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
有料職業紹介 | 許可番号:13-ユ-304785 |
(最終更新日:2025年2月)
公式サイトはこちら【IT業界】SES企業への転職以外の転職先
SES企業以外にも、IT業界には魅力的な転職先が数多く存在します。
特に以下の3つの選択肢は、SESでの経験を活かしながらキャリアアップを目指せる代表的な転職先です。
それぞれの特徴や魅力を詳しく見ていきましょう。
社内SE
社内SEは、1つの企業に正社員として所属しながら、社内のシステム開発や運用保守を担当する仕事です。
SESとして派遣される立場から、企業の正社員として働く立場に変わることで、待遇面での向上が期待できます。
業務内容自体はSESと似ている部分も多いですが、以下のような違いがあります。
- 長期的な視点でシステム開発に携われる
- 社内の業務フローを深く理解できる
- 福利厚生が充実している
- 昇給・昇進のパスが明確
将来的には情報システム部門のマネージャーやCIOなど、経営層を目指すことも可能です。
安定性を重視する方におすすめの選択肢と言えます。
Web系企業
Web系企業とは、自社でWebサービスやアプリケーションを開発・運営する企業のことです。
スタートアップから大手IT企業まで、規模や事業領域はさまざまです。
SESでの開発経験を活かしながら、以下のようなメリットが得られます。
- 最新の開発技術に触れられる
- 企画から運用まで一貫して携われる
- 自社プロダクトの成長を実感できる
- 裁量権が大きく、主体的に仕事を進められる
キャリアパスとしては、テックリードやエンジニアリングマネージャーなど、技術のスペシャリストとしての道が開けています。
SIer
SIerは、顧客企業のニーズに応じてシステムの企画・設計から開発、運用・保守までを一貫して手がける企業です。
SESでの実務経験は、SIerでも大いに活かすことができます。
SIerだからこその特徴としては、以下が挙げられます。
- 上流工程から下流工程まで幅広く経験できる
- 大規模プロジェクトに携われる
- プロジェクトマネジメントのスキルが身につく
- 技術だけでなくビジネス面での成長も期待できる
将来的にはプロジェクトマネージャーや技術コンサルタントとして、より責任のある立場を目指せます。
総合的なスキルアップを目指す方に適しています。
まとめ|「SESはやめとけ」の声は気にしない!未経験者でも目指してみよう
「SESはやめとけ」という声をよく耳にしますが、実はそれほど単純な話ではありません。
たしかにSESには、給与が上がりにくい、評価基準があいまい、案件を自由に選べないなど、いくつかの課題があるのは事実です。
しかし、IT業界未経験者にとってSESには大きなメリットがあります。
具体的には、未経験からでもチャレンジできることや、実務経験を積みながら着実にスキルアップできることなどが挙げられるでしょう。
特に注目したいのは、SESでの経験が将来のキャリアの足がかりになるという点です。
大手企業での就業経験や、さまざまなプロジェクトで培った実践的なスキルは、次の転職時に大きな武器となります。
実際にSESでの経験を活かして、社内SEやWeb系企業へステップアップする方も少なくありません。
研修制度が充実している、待機中も給与が保証されている、案件選択の自由度が高いなど、働きやすい環境を整えている優良企業も数多く存在します。
大切なのは、周囲の「やめとけ」という声に惑わされず、自分のキャリアプランに合った企業を慎重に選ぶことです。
IT業界でのキャリアをスタートさせたい未経験者の方には、SESは検討する価値が十分にある選択肢と言えるでしょう。
まずは、自分に合った優良なSES企業を探すところから始めてみてはいかがでしょうか。