リクルートダイレクトスカウトは、幅広い求人を扱っているハイキャリア向けのスカウト型転職サービスです。
レジュメを登録するだけでスカウトを受けられるため、働きながら仕事を探したい人でも効率的に求人探しを行えます。
ただし、リクルートダイレクトスカウトをWeb検索すると「スカウトが来ない」「使いにくい」などのワードを見かけるため、利用に不安を感じる人もいると思います。
この記事では、リクルートダイレクトスカウト利用者のリアルな口コミやサービスの仕組みを詳しく紹介するので、利用すべきかを見極める参考にしてください。
リクルートダイレクトスカウトの悪い評判・口コミ
まずは、Qiita Job Changeに寄せられたリクルートダイレクトスカウトの悪い口コミを紹介します。
リクルートダイレクトスカウトの悪い評判・口コミ
スカウトが来ない
スカウトがこないので。登録したが、転職できていない。自分のスキルでは思った結果は得られず、心が折れる。
（44歳女性/東京/営業・営業企画/年収400〜600万円未満）
（Qiita Job Change調査）
「スカウトが来ないため、転職できなかった」という口コミです。
求職者のスキルや経歴にマッチする求人がないと、スカウトが来ないことがあります。
スカウトが来ない場合は、レジュメを見直して「内容に不十分な点がないか」「希望条件が多すぎないか」などを確認しましょう。
また、経歴が浅い場合もスカウトが届きにくいため、職歴に自信がない人は幅広い層に対応している「リクルートエージェント」の利用も検討してみてください。
希望と異なるオファーが来た
適当な求人ばかり届いてみる気にならなかった。定期的に確認するのも面倒なので、はじめに登録してからはほとんど利用しておらず、他サイトで事足りた。特徴もあまり見当たらず、やはり利用する気にはならないと思う。
（36歳男性/千葉/クリエーター・クリエイティブ職/年収/200〜400万円未満）
（Qiita Job Change調査）
「適当な求人ばかりで自分に合うスカウトが届かなかった」という口コミです。
ヘッドハンター（エージェント）や企業は、一部の条件が合致した求職者に一斉送信でスカウトを送る場合もあるため、希望と異なるオファーが来ることがあります。
希望と合わないスカウトに無理に返信する必要はなく、辞退したり、無視したりしても問題ありません。なお、希望の求人をピンポイントで紹介してもらいたい場合は「リクルートエージェント」など転職エージェントを利用することも手段のひとつです。
ヘッドハンターに当たりはずれがある
コンサルタントによって力量が異なるため、当たり外れがあること。担当してもらった方が自分よりも年下で経験も浅く(？)通り一遍な回答しかもらえなかった。求人に関しても的を射た求人の紹介をしてもらえず、時間の無駄だったと感じた。
（30歳女性/東京/営業・営業企画/400〜600万円未満）
（Qiita Job Change調査）
「ヘッドハンターの質が低く、希望に合う求人を紹介してもらえなかった」という口コミです。
リクルートダイレクトスカウトは数多くのヘッドハンター（エージェント）が利用しているため、対応力が低い担当者にあたることもあります。
「的外れな求人を紹介される」「相性が合わない」と感じる場合は、早めにスカウトを辞退して他のヘッドハンターとやりとりすることをおすすめします。
リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミ
次に、Qiita Job Changeに寄せられたリクルートダイレクトスカウトの良い口コミを紹介します。
リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミ
求人数が多い
リクルートダイレクトスカウトのサイトは求人数が他の転職サイトよりも比較的多くて、より自分にあった求人を探すのにとても適していた。また、スカウト機能があるので、企業からも声を掛けてもらうことができて、スムーズに転職活動を進められた。
（39歳男性/東京/営業・営業企画/600〜800万円未満）
（Qiita Job Change調査）
「求人数が多く、自分に合う求人を探しやすかった」という口コミです。
リクルートダイレクトスカウトは人材大手の「リクルート」が運営していることもあり、求人数が非常に豊富です。
2024年11月時点では30万件以上の求人が掲載されているため、数多くの求人を比較検討できるでしょう。
また、興味のある求人が見つかった場合は「気になるボタン」を押すことで企業に自分の存在をアピールできます。
受け身で転職活動を進められる
必要な履歴書や希望条件を登録しておけば、興味のある企業や転職支援エージェント側からのコンタクトがあるため、タイムパフォーマンスが良く受け身でも成り立つサービスであることが価値が高いと感じました。また、無料であることも大きなメリットだと思います。
（40歳男性/神奈川/営業・営業企画/年収800〜1,000万円未満）
（Qiita Job Change調査）
「受け身でスカウトを待てるため、タイムパフォーマンスが高い」という口コミです。
最初にレジュメを登録した後はスカウトを待つだけでよいため、現職が忙しい人も活用しやすいです。登録時の面談なども不要なため、「どのようなスカウトが来るのか確認したい」という人もぜひ気軽に利用してみてください。
自分に合うヘッドハンターにサポートしてもらえる
リクルートダイレクトスカウトは自分にあったヘッドハンターを利用することができるので求人の相談やサポートを気兼ねなく利用できるので良いと思います。具体的な相談もできるので良いと思います。
（46歳男性/東京/IT・エンジニア/年収800〜1,000万円未満）
（Qiita Job Change調査）
「自分に合うヘッドハンターに相談できた」という口コミです。
リクルートダイレクトスカウトにはさまざまな人材会社のヘッドハンター（エージェント）が登録しているため、相性の合う担当者と出会える可能性が広がります。
相性のよい担当者と出会うことができれば、的確な求人提案を受けられるため、満足のいく転職を実現しやすいでしょう。
リクルートダイレクトスカウトとは？
リクルートダイレクトスカウトは、株式会社リクルートが運営するスカウト型転職サービスです。
レジュメを登録するだけでヘッドハンター（エージェント）や企業からスカウトを受けられる仕組みのため、転職の可能性を広げられます。
届くスカウトの年収帯から自分の転職市場価値を測ることもできるため、転職するかどうか検討中の人もぜひ活用してみてください。
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
|---|---|
| 公開求人数 | 約392,200件 |
| 非公開求人数 | 非公開 |
| 対応地域 | 全国+海外 |
| 料金 | 無料 |
（最終更新日：2024年11月）
リクルートダイレクトスカウトの3つのメリット
数ある転職サービスのなかで、「なぜリクルートダイレクトスカウトが選ばれるのか」気になる人も多いと思います。
ここでは、リクルートダイレクトスカウトを利用するメリットを紹介します。
リクルートダイレクトスカウトのメリット
メリット1．レジュメを登録するだけでスカウトを受けられる
リクルートダイレクトスカウトではレジュメを登録するだけで、ヘッドハンター（エージェント）や企業からスカウトを受けられます。
レジュメ登録後1ヶ月の平均スカウト受信数は23通と多いため、転職の可能性を大きく広げられるでしょう。（参照元：リクルートダイレクトスカウト｜2022年4月1日～2023年3月31日の登録者のデータ）
また、レジュメの作成も非常に簡単で、経験・スキル・希望条件などの項目を選択していくだけで完成します。
スカウトサービスは利用のハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、リクルートダイレクトスカウトはとても気軽に利用することが可能です。
メリット2．年収800万円以上のハイクラス求人が豊富
リクルートダイレクトスカウトの大きな強みとして、年収800万円以上のハイクラス求人が充実していることが挙げられます。
2024年11月現在、年収800万円以上の求人は約13万件で全体の約3割を占めており、高年収のスカウトに期待できます。
年収750万円以上の登録者の転職決定年収は「平均925万円以上」という実績もあるため、年収アップを図りたいハイキャリアに適したサービスといえるでしょう。（参照元：リクルートダイレクトスカウト｜2022年度実績）
公式サイトには実際の求人が掲載されているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
メリット3．自分の市場価値を確認できる
リクルートダイレクトスカウトに登録すると、届くスカウトの内容から自分の市場価値を測ることができます。
たとえば、オファーしてくる企業の傾向をチェックすることで、今の自分が目指せる企業のレベルが見えてきます。
また、年収の提示額を見れば、自分が転職市場でどのくらい評価されているか具体的に把握することが可能です。
スカウトから得られる情報は多岐にわたるため、転職の方向性やキャリアを考える参考になるでしょう。
「自分の市場価値を確認したうえで転職するか判断する」という使い方もOKなので、転職を検討中の人もぜひリクルートダイレクトスカウトを利用してみてください。
リクルートダイレクトスカウトの3つのデメリット
リクルートダイレクトスカウトはハイクラスなスカウトを受けられる人気の転職サービスですが、一部注意点もあります。
ここでは、リクルートダイレクトスカウトのデメリットを紹介するので、登録前に確認しておきましょう。
リクルートダイレクトスカウトのデメリット
デメリット1．求人に直接応募することはできない
リクルートダイレクトスカウトの公式サイトでは求人が公開されていますが、応募することはできません。
「気になるボタン」を押し、企業にアプローチしてスカウトを待つことはできますが、基本的に受け身の姿勢となります。
応募したい求人があってもスカウトを待つことしかできないため、急ぎの転職には不向きといえるでしょう。
今すぐ転職したい場合や、応募したい企業が決まっている場合は「JACリクルートメント」や「リクルートエージェント」などすぐに仕事を紹介してくれる転職エージェントを利用するのがおすすめです。
デメリット2．経歴や年収によってはスカウトが来ない場合もある
リクルートダイレクトスカウトにはハイクラス向けの求人が多く、経歴や年収によってはスカウトが来ないことがあります。
特に、以下のような場合はスカウトが届きにくいです。
- 正社員としての経歴がない
- 現在の年収が300万円未満
- レジュメの情報量が少ない
- 希望条件を高く設定しすぎている
スカウトが来ない場合は、まずレジュメを見直して「情報を追加できる部分がないか」「希望年収が自分の経歴に見合っているか」を確認しましょう。
それでもスカウトが来ないのであれば、「リクルートエージェント」など幅広い層に対応しているサービスを利用することをおすすめします。
デメリット3．ヘッドハンターと相性が合わない場合もある
求人の提案力や対応の質はヘッドハンター（エージェント）によって異なり、相性が合わない場合もあります。
以下のような問題が生じると転職活動に支障が出る恐れがあるため、スカウトを辞退することも検討しましょう。
- 的外れな求人ばかり提案してくる
- 無理に求人を勧めてくる
- レスポンスが遅い
- 求職者の意思を尊重してくれない
なお、一度やり取りを始めたスカウトはサイト上で辞退することができないため、直接ヘッドハンターに連絡してください。
リクルートダイレクトスカウトには数多くのヘッドハンターが在籍しているため、相性が合わない場合は早めに辞退し、別のヘッドハンターとやり取りを始めることをおすすめします。
リクルートダイレクトスカウトがおすすめな人の特徴
リクルートダイレクトスカウトは、以下のような人におすすめの転職サービスです。
- ハイクラスなスカウトを受けたい人
- 年収800万円以上を狙いたい人
- 自分の市場価値を確認したい人
- 求人の選択肢を広げたい人
リクルートダイレクトスカウトに登録すると、さまざまなヘッドハンター（エージェント）や企業からスカウトを受けられるため、転職の可能性を大きく広げられます。
どのような求人があるのか気になる人は、一度公式サイトをチェックしてみてください。
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
|---|---|
| 公開求人数 | 約392,200件 |
| 非公開求人数 | 非公開 |
| 対応地域 | 全国+海外 |
| 料金 | 無料 |
（最終更新日：2024年11月）
リクルートダイレクトスカウト以外の転職サービスとの併用がおすすめ
リクルートダイレクトスカウトに登録するなら、同時に他のスカウトサービスや転職エージェントも登録して活用するのがおすすめです。
転職サービスはそれぞれ保有する求人が異なり、複数登録することで選択肢が広がるからです。
以下にハイクラス転職におすすめのスカウトサービス・エージェントをまとめたので、自分に合うサービス2社～3社に登録しておきましょう。
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リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違い
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチはどちらもスカウト型の転職サービスですが、以下のような違いがあります。
項目 | リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ |
|---|---|---|
料金 | 完全無料 | 有料プランあり |
登録時の審査 | なし | あり |
ビズリーチは登録時の審査があり、経歴が浅かったり、現在の年収が低いと登録できないことがあります。
また、すべての機能とコンテンツを利用するには有料プランへのアップグレードが必要です。
ただし、会員登録自体は無料で、無料会員であってもスカウトを受けることが可能です。
リクルートダイレクトスカウトと併用することでより多くのスカウトを受けられるので、ぜひどちらも利用してみてください。
リクルートダイレクトスカウトの登録から求人紹介までの流れ
リクルートダイレクトスカウトの登録から、求人紹介・内定までの流れを紹介します。
リクルートダイレクトスカウトを利用する流れ
ステップ1．会員登録
リクルートダイレクトスカウトを利用する際は、まず公式サイトから会員登録を行います。
（引用：リクルートダイレクトスカウト）
リクルートIDがある場合は、IDを使ってログインしてください。リクルートIDがない場合は、メールアドレスを入力して登録手続きを行いましょう。
ステップ2．レジュメを登録してスカウトを待つ
リクルートダイレクトスカウトにログインした後は、画面の指示に従ってレジュメに掲載する情報を入力していきます。
おもな入力内容
- 現在の年収
- 経験社数
- 直近の所属会社名
- 直近の経歴の職種
- 直近の経歴の詳細（雇用形態、在籍期間など）
- 最終学歴・最終学歴の学校名・最終学歴の卒業年月
- スキル
- 保有している資格・学位
- 直近の経歴の業務経験
- 直近のポジション・役職
- 希望条件
- 職務要約
- 企業ブロック
また、職務要約については「AI要約」を使ってワンタップで作成することも可能です。
レジュメが完成した後は、スカウトが来るのを待ちましょう。
ステップ3．エージェントや企業との面談
気になるオファーが来たら、スカウトに返信しましょう。
リクルートダイレクトスカウトではチャットでメッセージをやりとりできるため、スムーズに連絡がとりやすいです。
スカウトに返信すると、エージェント（ヘッドハンター）もしくは企業担当者と面談を受けることができます。
スカウトの理由や求人の詳細についてなど、気になることがあればなんでも確認しましょう。
なお、エージェントの場合はキャリアや転職のアドバイスをしてくれることも多いため、悩みがある人はぜひ相談してみてください。
ステップ4．書類選考・面接
希望条件に合う求人が見つかった場合は、書類選考や面接に進みます。
なお、エージェントから求人紹介を受けた場合は、応募書類の添削や面接対策をサポートしてもらえることが多いです。
職務経歴書の書き方や面接の受け答え方に不安がある人は、遠慮なく担当者に相談してみましょう。
ステップ5．内定・入社
選考に合格した場合は、採用内定となります。
必要な書類の提出など入社に向けた最終調整を行い、新しい仕事に備えましょう。
なお、エージェントから求人紹介を受けた場合は入社日の調整を代行してもらえることが多いので、現職が忙しい人はサポートしてもらうとよいでしょう。
リクルートダイレクトスカウトに登録する際によくある質問
最後に、リクルートダイレクトスカウト利用時によくある疑問を紹介します。
リクルートダイレクトスカウトに関する疑問
「ゴールドスカウト」「一球入魂スカウト」とは？
「ゴールドスカウト」は、優秀な人材にのみ送られる特別なスカウト。
「一球入魂スカウト」は、企業が面談したい人に対して送る特別なスカウトです。
以下にスカウトの種類をまとめたので、利用時の参考にしてください。
ヘッドハンターからのスカウト | ヘッドハンター（エージェント）からのスカウト |
|---|---|
企業からのスカウト | 企業から直接届くスカウト |
FIT HUNTERスカウト | 業界・職種専門のヘッドハンター（エージェント）から送られてくる特別なスカウト |
一求入魂スカウト | 優秀な人材にのみ送られる特別なスカウト |
GOLDスカウト（ゴールドスカウト） | 企業が面談したい人に対して送る特別なスカウト |
顧問求人スカウト | 顧問求人案件（業務委託）に合致した経歴を持っている人に送られる特別なスカウト |
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リクルートエージェント・リクナビNEXTとの違いは？
「リクルートダイレクトスカウト」「リクルートエージェント」「リクナビNEXT」はすべてリクルートが提供しているサービスですが、サービス内容に以下のような違いがあります。
サービス名 | 分類 | 専任アドバイザー | 転職サポート |
|---|---|---|---|
スカウト型 | なし | ヘッドハンター（エージェント）が対応してくれる場合あり | |
エージェント型 | あり | あり | |
求人サイト型 | なし | なし |
「リクルートエージェント」では求職者一人ひとりに専任のアドバイザーがつき、求人紹介や転職のサポートを受けられます。
「リクナビNEXT」は自分で求人を探して直接応募する求人サイト型であり、マイペースに転職活動を進められます。
それぞれ特徴があるため、転職活動の段階や状況にあわせてサービスを活用しましょう。リクルートダイレクトスカウトにアプリはある？
まとめ
リクルートダイレクトスカウトの特徴や利用者の評判からわかったメリット・デメリットは、以下のとおりです。
リクルートダイレクトスカウトのメリット
- レジュメを登録するだけでスカウトを受けられる
- 年収800万円以上のハイクラス求人が豊富
- 自分の市場価値を確認できる
リクルートダイレクトスカウトのデメリット
- 求人に直接応募することはできない
- 経歴や年収によってはスカウトが来ない場合もある
- ヘッドハンターと相性が合わない場合もある
リクルートダイレクトスカウトは「自分から求人を探さなくてもスカウトが届くため、効率的に転職活動を進められる」という口コミが多く見られました。
登録後はレジュメを作成してスカウトを待つだけでOKなので、仕事が忙しい人にもおすすめのサービスといえます。
ただし、経歴や状況によってはスカウトが来ないこともあるため、他の転職サービスとの併用をおすすめします。
ハイキャリアにおすすめの転職サービスは、以下の3社です。
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スカウトサービスや転職エージェントを上手に活用し、転職活動を効率よく進めましょう。