【在宅の案件探しにおすすめのエージェント】
サービス名 | 特徴 |
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公式サイト |
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働き方が多様化する近年、在宅で働くフリーランスエンジニアは多くいます。
在宅ワークは柔軟な働き方が魅力ですが、「どんな仕事があるの?」「しっかり稼げるの?」と不安に感じる点も多いと思います。
そこで本記事では、在宅で取り組みやすい仕事や具体的な単価例、案件を探す方法について解説します。
在宅フリーランスエンジニアの案件探しにおすすめのサービスも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
フリーランスエンジニアは在宅で働ける?知っておきたいリアルな現実
在宅で働きたいと考えたとき、「十分な数の案件があるのか」「稼げるのか」と不安になる方は多いでしょう。
ここでは、在宅案件の傾向やフリーランスエンジニアの平均年収について解説します。
フリーランスエンジニア向けの在宅案件は多い
フリーランスエンジニア向けの仕事は、オフィスへの出社が不要で、在宅で働ける案件が多くあります。
実際に、本記事で紹介しているフリーランスエージェントの案件を調査したところ、約半数がリモート可の案件でした。
サービス名 | リモート案件の割合 |
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レバテックフリーランス |
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ITプロパートナーズ |
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(※2025年9月時点)
また、Qiitaが行った調査(調査概要は記事末に記載)では、フリーランスとして活動するエンジニアの65%が「フルリモートで働いている」と回答しています。(参照:エンジニア白書2024 P32)
「在宅案件は少ないのでは?」と不安になるかもしれませんが、多くのサービスがフルリモート案件を扱っているため、自宅にいながら働くことも十分可能です。
フリーランスエンジニアの平均年収は約576万円
フリーランスエージェント「Relance」の調査によると、フリーランスエンジニアの平均年商(≒平均年収)は約576万円です。(参照元:Relance|2022年11月16日(水)~11月18日(金)調査)
上記は在宅に限ったデータではありませんが、フリーランスエンジニアはリモートで働く人も多いため、在宅と出勤で大差はないと考えられます。
一方で、フリーランスエンジニアはスキルや経験による年収差が大きいです。
実際に、Qiitaが行った調査(調査概要は記事末に記載)では、フリーランスエンジニアの年収分布に大きな幅が見られました。
グラフを見ると、300万円未満(31%)と300〜500万円未満(22%)の層が全体の約半分を占める一方で、800万円以上の層も3割弱存在しています。

引用:エンジニア白書2024
このような差が生じるのは、スキルの希少性・経験値・営業力・働き方が大きく関係していると考えられます。
そのため、在宅フリーランスエンジニアへの転向を考えているならば、「安定して稼げるスキルが身についているか」を確認することが重要です。
在宅フリーランスで生計を立てられるか不安な場合は、「レバテックフリーランス」などフリーランスエージェントに相談してみるとよいでしょう。
フリーランスエンジニアが在宅で取り組みやすい仕事・単価例
在宅で働きたいなら、リモートでも取り組みやすい仕事を選ぶ必要があります。
ここでは、在宅フリーランスエンジニアにおすすめの仕事をまとめたので、参考にしてください。
在宅で取り組みやすい仕事
Webサイト・Webアプリの開発
Web系の開発は、在宅で取り組みやすい代表的な業務です。
ソースコードの作成・管理、テストなどの作業はすべてPC上で完結するため、フルリモートの案件も多いです。
また、Gitやクラウド環境を活用すれば、チームでの共同作業もリモートで問題なく進められます。
仕事の具体例 |
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おもな必要スキル |
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案件・単価例

単価は開発の規模によって大きく異なり、上記のように月60万円以上の案件もあれば、単発で数万円程度の案件もあります。
個人店のホームページ制作など小規模な案件は、クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」に多いので、初心者の方はチェックしてみるとよいでしょう。
また、大規模で高単価な案件は「レバテックフリーランス」などエージェントに多いため、しっかり稼ぎたい方はぜひチェックしてみてください。
レバテックフリーランス公式サイトモバイルアプリ開発
モバイルアプリ開発も在宅で取り組みやすい業務のひとつです。
開発やソースコードの管理はクラウド上で完結でき、アプリの動作確認もエミュレーターやスマートフォンで行えます。
App StoreやGoogle Playへの申請についてもオンラインで行えるため、オフィスに出社する必要はほとんどありません。
仕事の具体例 |
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おもな必要スキル |
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案件・単価例

モバイルアプリ開発は企業が発注するケースが多く、個人が依頼するような小規模な案件は少ない傾向にあります。
比較的規模の大きい案件が多いため、単価は月30万円以上であるケースが多いです。(参照元:クラウドワークス発注相場|2025年9月時点)
また、案件を探す際は中~大規模の仕事が集まりやすいフリーランスエージェントを活用するのがおすすめです。
「ITプロパートナーズ」では、画像のような週5日案件から週2~3日の案件まで幅広く扱っているので、ぜひチェックしてみてください。
ITプロパートナーズ公式サイトクラウドインフラ構築・運用
インフラエンジニアにおすすめなのが、クラウドインフラ構築・運用の案件です。
AWS・Azure・GCPなどのクラウドインフラは、オンプレミスとは異なり実機が必要ありません。
そのため、サーバー構築や運用管理、監視などの業務を基本的にすべて自宅で行えます。
仕事の具体例 |
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おもな必要スキル |
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案件・単価例

クラウドは近年注目されている分野であり、企業からの需要も高いため、高単価の傾向があります。
上記のように月70万円以上を狙える案件も多いため、スキルを活かしてしっかり稼ぎたいインフラエンジニア・クラウドエンジニアにおすすめです。
案件は「レバテックフリーランス」などのフリーランスエージェントに多いため、ぜひチェックしてみてください。
レバテックフリーランス公式サイト在宅では取り組みにくいエンジニアの仕事
以下の仕事は在宅では取り組みにくいので、注意が必要です。
在宅では取り組みにくい仕事
- 組み込み・ハードウェア系開発 ⇒実機が必要となる業務が多い
- 大規模システム開発(エンタープライズ系) ⇒チーム間のやりとりや複雑な調整が多い
- ネットワーク・セキュリティ系 ⇒緊急障害対応など現場でしかできない作業が生じる場合がある
近年ではクラウドへの移行が進んでいることからリモートで対応できるケースもありますが、上記のような作業は在宅で完結させるのが難しいです。
上記の業務を在宅で行うことを検討しているならば、一部リモートなどハイブリッド型で働くことも視野に入れましょう。
在宅フリーランスエンジニアのメリット・デメリット|向いている人とは?
在宅フリーランスエンジニアの働き方には、一長一短あります。
ここではメリット・デメリットと、在宅の働き方が向いている人の特徴を解説します。
【メリット】生活スタイルに合わせて柔軟に働ける
在宅で働くメリット
- 自分のペースで仕事を進めやすい
- 家事や育児と両立しやすい
- 通勤の負担が減る
- 勤務地に縛られない
在宅勤務は、自分の生活リズムやライフスタイルに合わせて仕事を進めやすく、柔軟な働き方ができます。
また、通勤時間がなくなることで時間を有効に使える点や、住む場所に制限がなくなる点も大きなメリットです。
オフィス通勤と比較すると自由度が高いため、ワークライフバランスの向上にもつながるでしょう。
【デメリット】自己管理能力が必須
在宅で働くデメリット
- スケジュール管理が必須
- 生活と仕事のオン・オフが曖昧になりやすい
- クライアントと意思疎通が難しい場合もある
- 人によっては孤独を感じやすい
在宅勤務では、自分でスケジュールや作業の優先順位を判断しなければならず、自己管理能力・セルフマネジメント能力が欠かせません。
また、生活と仕事の境界が曖昧になりやすいため、人によっては「仕事専用の部屋を設ける」「アラームで終業を通知する」といった工夫が必要です。
在宅フリーランスエンジニアに向いているのはこんな人
在宅フリーランスが向いている人
- 納期や作業の進め方を自分で管理できる人
- 物事の優先順位をつけるのが得意な人
- 一人で作業すると集中できる人
- メール・チャット・オンライン通話などでのコミュニケーションが得意な人
在宅フリーランスエンジニアは、自己管理能力があり、メリハリがつけられる人に向いています。
反対に、いつも締め切りに追われてしまう人や、タスク管理が苦手な人は在宅フリーランスの働き方に向かない可能性があります。
在宅フリーランスエンジニアが案件を探す方法
ここでは、在宅フリーランスエンジニアが案件を受注する方法について解説します。
在宅案件を受注する方法
方法1.クラウドソーシングサイトで案件に応募する
クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼したい人と仕事をしたい人をつなぐサービスです。
メリット
- スキルがあれば誰でも気軽に利用できる
- 単発や数日で完了する案件も多い
- エンジニア向けの案件は在宅で対応できるものが多い
デメリット
- 相場より低単価な案件もある
- 実績がないと競争率が高くなりがち
誰でも気軽に使いやすく、フリーランスとして初めて小規模な案件に挑戦してみたい方に適しています。
一方で、相場より低単価な案件があることや、実績がないと案件獲得の難易度が上がる点には注意が必要です。
なお、クラウドソーシングサイトの代表的なサービスとしては「クラウドワークス」や「ランサーズ」などが挙げられます。
各サイトには在宅で完結する案件が数多く掲載されているので、ぜひ検索してみてください。
方法2.フリーランスエージェントで案件を紹介してもらう
フリーランスエージェントとは、一人ひとりに担当者がつき、案件を紹介してもらえるサービスです。
メリット
- 自ら営業することなく案件を紹介してもらえる
- 継続的に案件を紹介してもらいやすい
- サービスによっては契約手続きなどをサポートしてもらえる
デメリット
- 案件紹介やサポートの質は担当者による
- 単発や小規模な案件は少なめ
- 案件によっては完全在宅で働けない場合もある
比較的規模の大きい高単価の案件が多いため、エンジニアとしての経験が最低2年以上ある方に適しています。
継続的に案件を紹介してもらえるエージェントも多いため、安定して稼ぎやすいでしょう。
注意点として、単発や小規模な案件は少ないので、副業やお試しで案件を受注してみたい方にはおすすめできません。
なお、フリーランスエージェントの代表的なサービスとしては「レバテックフリーランス」や「ITプロパートナーズ」などが挙げられます。
各サービスについて詳しくは、記事中盤「在宅・リモートの案件探しにおすすめのフリーランスエージェント」をご覧ください。
方法3.知人に仕事を紹介してもらう
企業や他のエンジニアとつながりがある場合は、仕事を紹介してもらうことも手段のひとつです。
メリット
- 手数料やマージンがかからない
- 直接つながりがあるため、条件を柔軟に調整しやすい
- SNSを上手く活用すればさらに人脈を広げられる
デメリット
- 人脈がないと案件を紹介してもらえない
- 案件数に限りがある
- 口約束の場合、契約面でトラブルが生じる恐れがある
知人経由での紹介が中心になるため、人脈があり、周囲とのコミュニケーションが盛んな方に適しています。
クラウドソーシングサイトやエージェントとは異なり、手数料が差し引かれないため、報酬の全額を受け取れることがメリットです。
一方で、人間関係のネットワークに依存する方法であるため、エージェントなどと比較すると案件数は限られます。
また、知人の紹介1本だけでは不安定になりやすいため、エージェントなど他の方法も併用するのがおすすめです。
在宅・リモートの案件探しにおすすめのフリーランスエージェント
ここでは、在宅・リモートの案件探しにおすすめのフリーランスエージェントを紹介します。
経歴やスキルを踏まえて最適な案件を紹介してくれるので、ぜひ活用してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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公式サイト |
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公式サイト |
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公式サイト |
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※その他のサービスをチェックしたい方は「フリーランスエージェントおすすめ比較」をご覧ください。
レバテックフリーランス|高単価の案件が充実

引用:レバテックフリーランス
「レバテックフリーランス」は、業界トップクラスの案件数を誇るフリーランスエージェントです。
全体の案件数が多い分、リモート・フルリモートの案件も充実しているため、希望に合う仕事を探しやすいでしょう。
また、レバテックフリーランスは企業との直接取引により、マージンを抑えていることも特徴です。
高単価での継続的な案件探しをサポートしてくれるため、在宅フリーランスとして安定して働きたい方に適しています。
実務経験2年以上で週4〜5日以上しっかり稼働したいエンジニアに特におすすめなので、ぜひ利用してみてください。
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公式サイト | https://freelance.levtech.jp/ |
公開求人数 | 約107,100件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 関東,近畿,九州,愛知県 |
料金 | 無料 |
中間マージン | 非公開 |
支払いサイト | 月末締め翌月15日払い |
福利厚生 | レバテックケア(税務関連・ヘルスケア・スキルアップ・生活支援など) |
(最終更新日:2025年10月)
レバテックフリーランス公式サイト口コミや評判はこちらITプロパートナーズ|週2~3日から働ける案件あり

引用:ITプロパートナーズ
「ITプロパートナーズ」は、フレキシブルな案件が豊富なフリーランスエージェントです。
リモートやフルリモートの案件はもちろん、週2~3日から働ける仕事が充実しているため、柔軟な働き方ができるでしょう。
エンド直で高単価の案件が多く、週3日~の稼働でも生活に十分な報酬を得やすいので、プライベートを大切にしたい方にもおすすめです。
また、スタートアップやベンチャーの案件が豊富なことも特徴のひとつです。
新技術を取り入れている魅力的な案件も多いので、フリーランスエンジニアとして豊富な経験を積みたい方もぜひ利用してみてください。
運営会社 | 株式会社Hajimari |
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公式サイト | https://itpropartners.com/ |
公開求人数 | 約7,900件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
中間マージン | 非公開 |
支払いサイト | 20日サイト |
福利厚生 | なし(※ITプロトータルサポートは現在提供していません) |
(最終更新日:2025年10月)
ITプロパートナーズ公式サイト口コミや評判はこちらFindy Freelance|フルリモートの案件が豊富

「Findy Freelance」は、フルリモート×高単価の案件に強いフリーランスエージェントです。
フルリモートの案件が全体の8割を占めるため、完全在宅でライフスタイルに合わせた働き方を実現しやすいでしょう。(参照元:Findy Freelance)
働き方の条件交渉もサポートしてくれるので、週の稼働日数や稼働時間に希望がある方もぜひ相談してみることをおすすめします。
また、案件の特徴としてモダンな環境で開発できる仕事が多いことが挙げられます。
Go・ Python・TypeScriptなどの案件が特に多いので、これらのスキルがある方はぜひ利用してみてください。
運営会社 | ファインディ株式会社 |
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公式サイト | https://freelance.findy-code.io/ |
公開求人数 | 約740件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
中間マージン | なし |
支払いサイト | 月末締め、翌月末支払い |
福利厚生 | なし |
(最終更新日:2025年10月)
Findy Freelance公式サイト
フリーランスエージェントおすすめ20選比較!エンジニアや未経験者向けも紹介【2025年10月最新】 | Qiita Job Change
【2025年10月最新】フリーランスが利用すべきエージェントサービスを一覧比較で紹介。各エージェントの求人数・特徴など、エージェントごとの違いや利用するメリット・デメリットも紹介。登録から案件参画までの流れやフリーランスエージェントの選び方も解説。
在宅フリーランス案件を受注する前に準備すべきこと・注意点
ここでは、在宅の案件を受注する前に準備しておくべきことや、押さえておきたい注意点について解説します。
ポイント1.ポートフォリオやスキルシートを作成する
フリーランスエンジニアとして活動を始める際は、自分のスキルや実績を整理して見せられる形にすることが重要です。
Webサイトやアプリ制作などの案件を受注したい場合は、実際に作ったサイトやアプリをポートフォリオとしてまとめることで、クライアントにスキルを示せます。
作成したポートフォリオはGitHubなどに公開し、クライアントがソースコードを見れる状態にしておくとよいでしょう。
また、クラウド・インフラ分野は画面上で見せられる成果物が少ないため、これまでの経験をまとめたスキルシートを用意するのがおすすめです。
具体的には、扱えるクラウドの種類、サーバやネットワークの構築・運用経験、監視・自動化ツールの活用経験などをまとめておくとよいでしょう。
その他に記載すべきこと
ポートフォリオやスキルシートには、以下のような内容もしましょう。
- 氏名
- 経歴(学歴・職歴)
- 保有資格
- これまでに参画したプロジェクト
- 得意な業務や、扱えるプログラミング言語
- 作品に関して工夫した点(成果物がある場合)
上記のように詳細なプロフィールを記載することで、自分のスキル・経験・人物像がクライアントに伝わりやすくなります。
ポイント2.契約形態や報酬の支払い方法について確認する
案件に参画する際には、事前に契約形態や報酬の支払い方法についてしっかりと確認しておきましょう。
フリーランスエンジニアの業務委託の契約形態は、おもに以下の2種類に分けられます。
請負契約 |
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準委任契約 |
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契約形態を理解していないと報酬発生条件の認識がクライアントとずれてしまい、無用なトラブルにつながる可能性があるため、事前の確認が必須です。
また、「必要なタイミングで報酬が支払われない」といったトラブルを避けるためには、報酬の支払いサイト(締め日から支払日までの期間)を確認しておくことも大切です。
契約時には細かな条件まで十分に確認し、安心して働ける体制を整えましょう。
ポイント3.フルリモートの案件かどうか確認する
在宅フリーランスエンジニアとして案件に参画する際は、働き方の条件をしっかり確認しておくことが重要です。
「リモート可」の案件であっても、週に数回の出社が必要であったり、ミーティングの際に出社を求められるケースがあるためです。
完全に在宅で働きたい場合は、「すべての業務をフルリモートで行えるのか」を十分に確認しましょう。
加えて、普段の連絡方法や進捗報告の頻度などを事前に確認しておくと、トラブルを防ぎやすくなります。
規模が小さい企業が狙い目
Qiitaが行った調査(調査概要は記事末に記載)では、企業規模によってフルリモートの割合に差が見られました。

引用:エンジニア白書2024
従業員が100人未満の企業では、フルリモートの割合が20%以上にのぼります。
また、 企業規模が小さくなるにつれて、フルリモートの割合が増加する傾向が見られました。
小規模企業は組織階層が少なく、社内調整も比較的容易なため、フルリモートのような柔軟な働き方を導入しやすいと考えられます。
どのような仕事を請けるか検討中の方は、ベンチャーや小~中規模企業の案件をチェックしてみてはいかがでしょうか。
ポイント4.在宅作業に必要な環境を整える
在宅フリーランスエンジニアとして働くうえで、作業環境を整えることは必須です。
自宅で作業するために最低限必要な環境をまとめたので、案件を受注する前に準備しておきましょう。
- 集中して作業できる静かなスペース
- 安定したインターネット回線(安定性を重視するなら有線LAN接続も要検討)
- 十分なスペックを備えたPC(CPU:Intel Core i7程度以上、メモリ最低16GB以上)
また、クライアントとのやり取りにはチャットツールやビデオ会議ツールを使用することが多いため、事前にインストールして動作確認をしておくとよいでしょう。
その他、外部に業務情報が漏れないようにセキュリティ対策も講じておきましょう。
補足|快適に作業するためには「イス」も重要
在宅ワークでは、長時間集中してイスに座りっぱなしになることも少なくありません。
合わないイスを使うと姿勢が悪くなったり、肩こりや腰痛の原因になる恐れがあります。
そのため、在宅で仕事をするのであれば、作業効率や体の負担を考えてイスにもこだわることをおすすめします。
在宅フリーランスエンジニアについてよくある質問
在宅やリモート案件に特化したサービスはある?
リモート案件に特化したサービスとして、「Remogu」が挙げられます。

引用:Remogu
「Remogu」は、すべての案件がリモートワークに対応しているフリーランスエージェントです。
案件は「ハイブリッド型」「シフト(移行)型」「フルリモートワーク」の3種類あり、フルリモートであればプロジェクトのスタート時点から在宅で勤務できます。
週2日や夜間OKの案件もあるので、柔軟な働き方ができるでしょう。
リモート案件を効率的に探したい方は、ぜひチェックしてみてください。
運営会社 | 株式会社LASSIC |
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公式サイト | https://remogu.jp/ |
公開求人数 | 約140件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
中間マージン | 非公開 |
支払いサイト | 非公開 |
福利厚生 | ー |
(最終更新日:2025年10月)
Remogu公式サイト在宅フリーランスエンジニアに必要なスキルは?
在宅フリーランスエンジニアには技術力はもちろん、以下のようなスキルも必要です。
- 自己管理能力
- コミュニケーション能力
- 営業・交渉スキル
自宅で仕事を行う場合、プライベートと仕事の境界があいまいになりがちです。
そのため、生活リズムを整え、オンオフを切り替える自己管理能力が欠かせません。
また、業務上のやり取りはチャットやメールが中心となるため、わかりやすい文章を作成する力や、認識のズレを防ぐための丁寧なコミュニケーションが求められます。
在宅フリーランスエンジニアに資格は必要?
在宅フリーランスエンジニアに資格は必須ではありません。
しかし、資格は知識やスキルの証明となるため、取得しているとクライアントから評価されることも多いです。
実務経験と資格を示すことで案件獲得につながるケースも多いため、受注したい案件に関連する資格に挑戦してみるとよいでしょう。
たとえば「応用情報技術者試験」は、IT全般に関する応用的な知識とスキルを証明できます。
また「AWS認定資格」など、近年注目されているクラウド系の資格を取得するのもおすすめです。
資格について詳しく知りたい方は、「エンジニアにおすすめのIT資格一覧」をご覧ください。
未経験から在宅フリーランスエンジニアになれる?
月3万円など副業程度であれば、未経験からスキルを身につけて在宅フリーランスエンジニアとして活動することも不可能ではありません。
一方で、在宅フリーランスエンジニアの仕事だけで生計を立てられるようになるには最低2年以上の実務経験が必要と考えたほうがよいでしょう。
未経験から副業で稼ぐ方法を知りたい方は「プログラミング副業で月5万円稼ぐことは可能?未経験者におすすめの案件も紹介」をご覧ください。

プログラミング副業で月5万円稼ぐことは可能?未経験者におすすめの案件も紹介 | Qiita Job Change
未経験者・初心者がプログラミングの副業で稼ぐ方法を解説。具体的なステップ・おすすめの言語・案件の探し方などを詳しく説明します。副業収入のリアルな現実も解説するので、ぜひ参考にしてください。
正社員とフリーランスの違いは?
正社員とフリーランスのおもな違いとしては、以下が挙げられます。
項目 | 正社員 | フリーランス |
---|---|---|
契約形態 | 雇用契約 | 業務委託契約 |
収入形態 | 月給制が多い | プロジェクトごとの報酬(固定or時間単価) |
契約期間 | 原則無期 | 案件単位など、基本的に有期 |
賞与 | ある場合が多い | 基本的にない |
健康保険・年金 | 会社と折半 | 自分で加入 |
勤務時間 | 会社の規則に準拠 | 基本的に自由(納期や案件に応じて自分で調整) |
勤務場所 | 会社の規則に準拠 | 案件による(リモート案件のみ選ぶことも可能) |
※上記の内容は一般的な例であり、契約によっては例外もあります。
正社員は会社がさまざまな面をサポートしてくれますが、フリーランスは収入・保険・働き方などを自分で管理する必要があります。
フリーランスは自由度が高い反面、自己責任の部分が多いことを覚えておきましょう。
また、「収入が途切れないよう複数の案件を並行する」「個人年金やiDeCoを活用する」など必要に応じて対策を講じましょう。
在宅フリーランスとして長期的に稼ぐコツは?
在宅フリーランスとして長期的に稼ぐためには、リモートで対応でき、なおかつ需要が高い技術を習得し続けていくことが重要です。
たとえば、AWSをはじめとしたクラウド系業務の多くはリモートでの対応が可能で、エンジニアの需要も高い傾向にあります。
また、Web開発系もPCとネット環境があれば完結する業務が多いため、在宅勤務に適しています。
開発系フリーランスエンジニアとして活躍し続けるためには、人気のプログラミング言語や技術を継続的にキャッチアップしていくことが大切です。
Qiitaが行った調査(調査概要は記事末に記載)では、「よく使う言語」「これから習得したい言語」の両方でPythonが1位となっています。(参照:エンジニア白書2024 P17)

引用:エンジニア白書2024
Pythonは、Web開発・AI・機械学習など幅広い分野で活用できる言語なので、ぜひ習得してみてはいかがでしょうか。
まとめ
フリーランスエンジニアは、完全在宅で働くことが可能です。
特に以下のような仕事は在宅で取り組めるフルリモートの案件が多いので、ぜひチェックしてみてください。
在宅で取り組みやすい仕事
- Webサイト・Webアプリの開発
- モバイルアプリ開発
- クラウドインフラ構築・運用
また、在宅の仕事を探す際は、フリーランスエージェントに案件を紹介してもらうと効率的です。
以下のフリーランスエージェントではフルリモートの案件も多く扱っているので、ぜひ利用してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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公式サイト |
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公式サイト |
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公式サイト |
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Qiita presents エンジニア白書2024:調査概要
調査企画 | Qiita株式会社 |
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調査目的 | 国内エンジニアの動向把握 |
調査方法 | インターネット上でアンケートを実施 |
調査期間 | 2024/10/10(木)〜 2024/11/11(月) |
調査項目 | 最大72問 |
調査対象 | Qiitaユーザー |
回答者数 | 2,017人(うちエンジニア1,745名、エンジニア未経験272名) |
エンジニア白書2024は、こちらからダウンロードできます。