自由な働き方が魅力的なフリーランスエンジニアですが、一方で「きつい」「やめとけ」といったネガティブな意見もネット上でよく目にします。
実際、フリーランスエンジニアにはリスクやデメリットも多く存在するのが現実です。
この記事では、「フリーランスエンジニアはやめとけ」といわれる理由や、向き・不向きを詳しく解説します。
「フリーランスエンジニアはやめとけ」といわれる理由とデメリット
「フリーランスエンジニアはやめとけ」といわれる理由は、おもに以下のとおりです。
フリーランスエンジニアはやめとけといわれる10の理由
理由1.収入が不安定になりやすい
フリーランスエンジニアは案件を受注して遂行することで報酬を得ます。
案件を受注することができなければ報酬を得られないため、収入が不安定になりやすいです。実際に「株式会社マイナビ」がフリーランスに対して行った調査によれば、多くの人が収入の波を経験していることがわかります。
(引用:マイナビキャリアリサーチLab|2024年8月23日~2024年8月27日調査)
上記はエンジニアに限ったデータではありませんが、IT業界のフリーランスエンジニアにも共通する現象です。
IT業界は一般的に、年度末や四半期末にあたる3月・12月は予算消化の影響で繁忙期となりやすく、7月・8月は夏季休暇の影響で案件が少なく閑散期になる傾向があります。
さらに、案件数は景気の影響を受けやすく、時期により収入が変動しやすいといえるでしょう。
理由2.福利厚生がない
フリーランスエンジニアとして働く場合、福利厚生を受けることができません。
会社員には健康保険・厚生年金・雇用保険などの福利厚生がありますが、フリーランスの場合は保険や年金の制度に自分で加入するのが基本です。
健康保険については国民健康保険、年金については国民年金に加入して保険料を支払う必要があります。
会社員であれば企業が健康保険料と厚生年金保険料を折半してくれますが、フリーランスの場合は全額自己負担であるため、金銭的な負担が大きくなります。
フリーランスの自由な働き方の裏には、福利厚生がないことによる金銭面のデメリットがあることを理解しておきましょう。
有給休暇がない点にも注意が必要
フリーランスには有給休暇がないため、急な病気やケガが大きなリスクとなります。
働くことができなければそのぶん収入も減少してしまうため、注意が必要です。
理由3.案件獲得のための営業が難しい
フリーランスエンジニアは自分で案件を獲得する必要がありますが、営業がうまくいかず苦戦することもあります。
特に実績や人脈が少ない初期の段階では、案件の獲得が難しく、安定して仕事を確保できないことも多いです。
実際、「ユニークキャリア」の調査によると、フリーランスで挫折した理由の2位として「継続的に案件を受注するのが難しい」が挙がっています。
(引用:ユニークキャリア株式会社のプレスリリース|2023年4月13日~2023年4月19日調査)
上記はエンジニアに限ったデータではありませんが、営業が難しい点はエンジニアも同様です。
継続的に案件を受注するためには、「レバテックフリーランス」などフリーランスエージェントを使って案件を紹介してもらうことも有効な手段です。
記事後半「フリーランス転向を悩んでいるならエージェントに相談を」では、おすすめのサービスを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
理由4.自己管理できないと長時間労働になりがち
フリーランスエンジニアは、自由に稼働時間を設定できる反面、納期や作業量の管理も自分で行う必要があります。
適切に自己管理できないと、無理なスケジュールで仕事を引き受けてしまい、結果的に過重労働になることが多いです。
たとえば、クライアントの期待に応えようとして無理な納期で案件を受注し、長時間作業を続けざるを得ないケースがあります。
また、案件にかかる工数を正確に見積もれず、作業負荷をオーバーしてしまうことも少なくありません。
フリーランスとして長く働き続けるためには、計画的な時間管理と適切なワークライフバランスが重要です。
理由5.社会的信用が低い
フリーランスエンジニアは収入が不安定で月々の変動が大きいため、金融機関から「返済リスクが高い」と判断され、信用度が低く見られがちです。
たとえば、住宅や車のローン審査が通らなかったり、クレジットカードの限度額が低く設定されたりすることがあります。
さらに、賃貸住宅の契約審査が安定収入のある会社員と比べて通過しづらくなることもあります。
フリーランスが社会的信用を得るためには、収入や支出を明確に管理し、毎年確定申告をして安定した年収があることを証明するのが有効です。
また、法人化することで信用度が上がり、融資審査にプラスになる場合もあります。
理由6.スキルの自己管理が必要
フリーランスエンジニアとして案件を獲得し続けるためには、スキルの自己管理が必要です。
会社員とは異なり研修や教育制度がないため、自ら意欲的にスキルをアップデートする姿勢が欠かせません。
トレンドに遅れないように自己投資を惜しまず、学び続ける覚悟が求められます。
会社員以上に自己管理が必要であるため、勉強が苦手な人は負担に感じる可能性があるでしょう。
フリーランスへの転向を考えているのであれば、「自主的にスキルを学び続ける意欲があるか」をじっくり考えてみてください。
理由7.仕事とプライベートの区切りが曖昧になる
リモートで働くフリーランスエンジニアは、仕事とプライベートの区切りが曖昧になってしまうことも少なくありません。
自宅での作業はいつでも気軽に働ける魅力がある半面、いつのまにかプライベートの時間も仕事に費やしてしまうことがよくあります。
特に納期が迫っているときなどは、休息を後回しにしてしまうことや、長時間労働になってしまうこともあるでしょう。
仕事とプライベートの区切りが曖昧な状態が続くと、疲労が蓄積し、業務の効率や日常生活に悪影響を及ぼす可能性があります。
フリーランスを長く安定して続けるためには、仕事の時間とプライベートの時間を明確に分ける意識を持つことが重要です。
理由8.契約や税務処理が面倒
フリーランスエンジニアとして働く際、クライアントとの契約や税務処理は避けて通れない業務です。
案件受注時にはクライアントとの契約書を作成・確認する必要があり、不慣れな人にとって負担となることがあります。
契約内容の理解や交渉が不十分だと、後々トラブルに発展するリスクもあるため注意が必要です。
また、年間の所得が48万円を超えると確定申告が必要で、手続きを怠ると延滞税や無申告加算税が課されるリスクがあります。(参照元:確定申告|国税庁)
収入や経費を自分で管理し、帳簿をつける必要があるため、面倒に感じる人も多いでしょう。負担を軽減したい場合は「レバテックフリーランス」などのエージェントに契約をサポートしてもらうことや、税理士に税務の代行を依頼することも検討しましょう。
理由9.将来のキャリアパスが不透明
フリーランスエンジニアの働き方は、会社員と比較すると将来のキャリアパスが不透明です。
会社員は昇進など社内での成長ルートが明確であり、計画的なキャリア形成が可能です。
一方、フリーランスの働き方には役職やポジションがないため、どのようにキャリアを築くかは自分の選択に委ねられます。
キャリア開発の支援もないため、「どの分野で専門性を高めるべきか」「将来的にどのようなスキルを身につけるべきか」の判断が難しいこともあるでしょう。
キャリアの不透明さは将来の収入や働き方にも影響を及ぼすため、自分が目指す方向性についてじっくり考える必要があります。
将来の安定性を重視するのであれば、会社員を続けることも選択肢のひとつです。
理由10.支払い遅延や未払いのリスクがある
納品後に報酬が支払われる契約形態では、クライアントの都合や資金繰りにより支払いが遅れるといったトラブルも見受けられます。
具体的には、以下のようなトラブルが挙げられます。
- 報酬の支払遅延・減額
- やり直しの要請、役務の成果物の受領拒否、役務の成果物の返品
- 一方的な発注取消し
- 取引条件の一方的な設定・変更・実施
(参照元:相談事例集|フリーランス・トラブル110番)
フリーランスの働き方は労働保護法が適用されないことが多く、報酬の未払いが発生した場合、法的な保護が薄いため対処が難しくなることもあります。
フリーランスとして長く安定して働くためには、信頼できるクライアントと関係を築くことや、法的知識を身につけることが重要です。
また「レバテックフリーランス」などフリーランスエージェントを利用し、第三者に間に入ってもらうことでトラブルを対策するのも効果的です。
フリーランス法に注目
2024年11月から、フリーランスのための新しい法律「フリーランス・事業者間取引適正化等法」がスタートします。
この法律は、フリーランスに係る取引の適正化や就業環境の整備を図るために施行されます。
「フリーランス法特設サイト|公正取引委員会」にはフリーランスになるにあたって知っておくべき情報が掲載されているので、ぜひご覧ください。
フリーランスエンジニアのメリット
フリーランスエンジニアはやめとけといわれることもありますが、メリットも多い働き方です。
フリーランスエンジニアのメリット
- 働く時間を自分で調整できる
- 場所にとらわれずに働ける
- 仕事を自由に選べる
- 高いスキルがあれば高収入を狙える
ライフスタイルに合わせて働く時間を調整できるため、趣味や家族との時間を大切にできるでしょう。
働く場所も自由な場合が多く、自宅やお気に入りのカフェなど自分の好きなところで作業することが可能です。
さらに、「興味がある」「やりたい」と思った仕事だけ受注できることもメリットです。
自分の興味や専門性に合った仕事に取り組むことができるため、やりがいも向上するでしょう。
フリーランスエンジニアの実態
独立を検討する際は、フリーランスエンジニアの実態について知っておく必要があります。
ここでは、フリーランスエンジニアの年収などリアルな現実を解説します。
フリーランスエンジニアの年収は個人差が大きい
フリーランスエンジニアの年収は、個人差が非常に大きいです。
実際に、フリーランスエージェント「Relance」が行ったフリーランスエンジニアの年商に関する調査をみても、回答が分散していることがわかります。
(引用:Relance|2022年11月16日~11月18日調査)
ボリュームゾーンは300万円以上~800万円未満ですが、300万円に満たない人や、1,000万円以上を稼ぐ人もいます。
フリーランスの年収はスキルや経験、受注する案件によって大きく異なることを把握しておきましょう。
一般的に、高度な専門スキルや豊富な経験を持つエンジニアは高単価の案件を獲得しやすく、年収が高くなる傾向があります。
フリーランスとして高収入を得るためには、常に技術を磨き、経験を積みながらネットワークを広げていくことが重要です。
フリーランス向けの案件は増加傾向にある
エンジニアをはじめとしたフリーランスの案件は、年々増加傾向にあります。
実際にフリーランスエージェントなどを運営する「レバテック株式会社」の調査データをみても、案件数が右肩上がりに増加していることがわかります。
(引用:レバテック)
案件が増加している理由は複数ありますが、大きな要因のひとつがリモートワークの普及です。
近年では地域や場所を問わず働ける環境が整いつつあり、フリーランスの活躍の場が広がっています。プロジェクトごとにフリーランスを柔軟に採用する企業も増えてきているため、「フリーランスエンジニアが活動しやすい状態にある」といえるでしょう。
実務経験がないと案件獲得が難しい
フリーランスエンジニア向け案件の多くでは、実務経験が求められます。
エンジニアとしての実務経験が浅い場合、安定して案件を獲得するのが難しいでしょう。
実際に、「レバテックフリーランス」で公開されている案件をみても、ほとんどの案件で開発の経験が求められます。
一例として、以下のスマホアプリ開発の案件では、Pythonを用いた開発経験が3年以上必要です。
フリーランスエンジニア1本で生計を立てたいのであれば、最低2年、できれば3年以上の実務経験を積んでから転向するのがよいでしょう。
経験が浅いうちは、本業でエンジニアの実務経験を積みつつ、副業でフリーランス案件に挑戦して実績をつくることもおすすめです。
【関連記事】エンジニアの副業におすすめのサービス9選!土日・週1案件の探し方も解説
必ずしも収入が上がるとは限らない
「フリーランスエンジニアになれば年収が上がる」と考える人は多いですが、必ずしも収入が上がるとは限りません。
実際に、フリーランスエージェント「Relance」が行った調査をみても、収入が「変わらない」「下がった」という人が4割以上にのぼる結果となっています。
(引用:Relance|2022年11月16日~11月18日調査)
フリーランスの収入は、受注案件数・単価・市場の需要などに大きく左右されるため、今より年収が下がってしまう可能性もゼロではありません。
特にフリーランス初期の段階では、安定して案件を獲得できなかったり、低単価の案件しか獲得できなかったりして収入が不安定になりがちです。
フリーランスエンジニアへの転向を考えているのであれば、年収が下がるリスクがあることをしっかり把握しておきましょう。
フリーランスエンジニアの向き・不向き
フリーランスの働き方には向き・不向きがあるため、転向を考えているのであれば「自分に適性があるかどうか」をしっかり検討することが大切です。
ここでは、フリーランスエンジニアに向いていない人・向いている人の特徴について解説します。
フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴
- 雇用や収入の安定性を求める人
- 自己管理が苦手な人
- コミュニケーションが苦手な人
- 自主的に勉強する意欲が低い人
- エンジニアの実務経験が浅い人
フリーランスの働き方は不安定な一面があるため、雇用や収入の安定性を求める人にはおすすめできません。
「安定したポジションで長く働き続けたい」「収入が変動するのは嫌」という人は、正社員の働き方のほうが合っているでしょう。
また、自己管理が苦手な人もフリーランスには向いていません。
フリーランスは自由な働き方ができる分、自分自身で働く時間をコントロールする必要があります。
自己管理が苦手だと、納期を守ることができなかったり、ワークライフバランスが崩れたりするリスクが高まるため注意が必要です。
フリーランスエンジニアに向いている人の特徴
- 安定性より自由度を重視する人
- 学習意欲が高い人
- 自己管理能力が高い人
- 柔軟性がある人
- コミュニケーション能力がある人
- エンジニアの実務経験が最低2年以上ある人
フリーランスは働く時間や場所を自由に設定できるため、安定性よりも自由度を求める人に向いています。
「収入が不安定になりやすいリスクを許容できる」「ライフスタイルに合わせた働き方を重視したい」という人には、フリーランスの働き方が向いているでしょう。
また、新しい技術やトレンドに適応する意欲がある人もフリーランスエンジニアに向いています。
自ら進んでスキルを磨き、希少性の高い人材になることができれば、競争の激しい市場で優位性を確保できます。
自己成長を楽しむ姿勢があれば、より好条件の案件を獲得して収入を高めることができるでしょう。
フリーランス転向を悩んでいるならエージェントに相談を
フリーランス転向を迷っているならば、フリーランスエージェントに相談してみるのがおすすめです。
エージェントは相談だけでも利用でき、「今のスキルで案件を獲得できるのか」「どのくらいの単価を期待できるのか」など詳しく教えてくれます。
フリーランスの働き方に精通したアドバイザーが親身に相談にのってくれるため、転向すべきかどうかを判断する参考になるでしょう。
また、フリーランス転向を決断した場合は以下のようなサポートを受けられるため、営業の負担を大きく軽減できます。
フリーランスエージェントのサポート内容
- 継続的な案件紹介
- クライアントとの面談調整
- 条件交渉のサポート
- 契約手続きのサポート
ここからは、エンジニアにおすすめのフリーランスエージェントを紹介するので、ぜひ気軽に利用してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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フリーランスエージェントをさらに比較したい人は、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】フリーランスエージェントおすすめ19選比較!エンジニアや未経験者向けも紹介
レバテックフリーランス|フリーランスになりたい人向けの相談会を実施中
「レバテックフリーランス」は、エンジニア向けの転職サービス等を手掛ける「レバテック株式会社」が運営するフリーランスエージェントです。
フリーランスになりたい人向けの相談会を随時実施しており、気になる疑問や不安をなんでも相談できます。「今の市場価値はどのくらいなのか」「フリーランス転向にあたってなにをすべきなのか」などアドバイスしてくれるため、独立の準備を着実に進められるでしょう。
また、レバテックフリーランスは業界トップクラスの案件数を誇っていることも強みのひとつです。
他社と比較しても圧倒的な案件数を保有しているため、迷った場合は最優先で登録しておくことをおすすめします。
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公開求人数 | 約89,400件 |
非公開求人数 | 約非公開件 |
対応地域 | 九州+近畿+関東+東海(愛知県のみ) |
料金 | 無料 |
中間マージン | 非公開 |
支払サイト | 月末締め翌月15日払い |
福利厚生 | レバテックケア(税務関連・ヘルスケア・スキルアップ・生活支援など) |
(最終更新日:2024年11月)
レバテックフリーランス公式サイト 口コミや評判はこちらITプロパートナーズ|週2日~働ける案件が多い
「ITプロパートナーズ」は、働き方の自由度が高い案件を多く保有するフリーランスエージェントです。
リモートや稼働時間が自由な案件など、柔軟性に富んだ案件を数多く取り揃えています。
特に週2日から働ける案件が充実しているため、プライベートの時間をしっかり確保したい人におすすめです。また、仲介会社を挟まず直接クライアントと契約していることから、高単価の案件が多い点も強みのひとつです。
週2日~週3日の稼働で生活に十分な報酬を得ることも可能なので、まずは「自分のスキルでどのくらいの単価が見込めるのか」相談してみるとよいでしょう。
運営会社 | 株式会社Hajimari |
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公開求人数 | 約5,500件 |
非公開求人数 | 約非公開件 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
中間マージン | 非公開 |
支払サイト | 20日サイト |
福利厚生 | なし(※ITプロトータルサポートは現在提供していません) |
(最終更新日:2024年11月)
ITプロパートナーズ公式サイト 口コミや評判はこちらMidworks|福利厚生が手厚い
「Midworks」は、フリーランス向けの福利厚生が手厚いエージェントです。
月額3万円のパッケージプランに申し込むと、以下のような充実した福利厚生を受けられます。
- 交通費を年36万円まで支給(※月3万円まで)
- 書籍、勉強会費用を月1万円まで支給
- 経理支援クラウドシステムの利用料負担
- フリーランス協会への無料入会
- 生命保険半額負担
- スポーツクラブ、宿泊施設の割引など
(参照元:Midworks|2024年10月時点)
さらに、Midworksが設ける審査を通過して諸条件を満たすと、仕事が途切れた際に契約単価の60%を保障してもらうことが可能です。
不安定になりがちなフリーランスの働き方を支える制度が整っているため、サポート重視でエージェントを選びたい人におすすめです。
面談の際には長期的なキャリアを見据えてアドバイスしてくれるので、フリーランスの将来性に不安がある人もぜひ相談してみてください。
運営会社 | 株式会社 Branding Engineer |
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公開求人数 | 約10,600件 |
非公開求人数 | 約非公開件 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
中間マージン | 非公開 |
支払サイト | 20日サイト |
福利厚生 | 経理支援、保険補助、リロクラブ(育児介護支援・くらし支援など) |
(最終更新日:2024年11月)
Midworks公式サイト 口コミや評判はこちらフリーランスエンジニアが悲惨な末路を防ぐためのポイント
フリーランスエンジニアによくある失敗を防ぎ、成功するためには「安定して仕事を獲得すること」が重要です。
具体的には、以下のポイントを意識して活動しましょう。
よくある失敗を防ぐためのポイント
ポイント1.複数の収入源を確保する
フリーランスエンジニアとして安定して稼ぐためには、複数の収入源を確保することが重要です。
特定のクライアントに依存してしまうと、契約終了後に収入が途絶えるリスクがあります。
そのため、少なくとも2社以上のクライアントと並行して契約し、収入が途絶えるリスクに備えましょう。
また、フリーランス1本で生計を立てるのが不安な場合は、複数の働き方を組み合わせてリスクを分散させることも手段のひとつです。
たとえば「副業で派遣エンジニアをする」という働き方を並行すれば、フリーランスの活動が上手くいかなくなった場合に備えられます。
経済的な不安を軽減するためにも、できるだけ複数の収入源を確保するとよいでしょう。
ポイント2.スキルアップを怠らない
フリーランスエンジニアとして案件を獲得し続けるためには、スキルアップを怠らないことが重要です。
技術の進歩がはやいIT業界では、最新の技術やトレンドに注目し、スキルを習得する必要があります。
特にフリーランスは競争が激しいため、常に自分をアップデートして希少価値を高めることが大切です。継続的にスキルを向上して得意分野を増やしていけば、仕事の幅を広げることができるでしょう。
例えば、以下のような業界のイベントや勉強会に積極的に参加するなどがおすすめです。
- カンファレンス:テックリード企業のエンジニアや技術責任者が集まり、最新技術について講義や講評を行うイベント
- ハッカソン:複数のエンジニアが集まり、開発課題にチームで挑戦するコンテスト形式のイベント
- 勉強会:特定の技術や分野にテーマを絞り、参加者同士が知識を共有し学び合う場
- セミナー:専門家が特定の技術やテーマについて解説し、参加者が理解を深める講義
また、プログラミングスクールを活用するのもおすすめです。
【関連記事】プログラミングスクールおすすめ14社比較!未経験向けや選び方も解説 【2024年最新】
ポイント3.仕事とプライベートのバランスを取る
フリーランスエンジニアとして無理なく働き続けるためには、仕事とプライベートのバランスを適切に取ることが重要です。
フリーランスの働き方は自由な時間を持ちやすい反面、仕事に没頭しすぎてしまうリスクもあります。
過剰な労働は仕事の効率を低下させるだけでなく、心身に悪影響を及ぼす恐れもあるため注意が必要です。
バランスを保つためには、1日の勤務時間を設定し、プライベートの時間をしっかりと確保しましょう。また「5日以上連続で勤務しない」「土日は完全に休む」など、休暇のルールを定めておくのも効果的です。
仕事とプライベートのバランスを意識することで、健康的な生活を送りながら長期的に働き続けられるでしょう。
フリーランスエンジニアに関するよくある質問
フリーランスエンジニアは使えないといわれている?
とはいえ、すべてのフリーランスエンジニアが使えないといわれているわけではありません。
自分のレベルに見合った案件を見極めれば、プロジェクトで活躍することが可能です。スキルに合う案件がわからない場合は、「レバテックフリーランス」などフリーランスエージェントに相談してみることをおすすめします。
フリーランスエンジニアの寿命は?
ITのトレンドについていくことができれば、50代・60代でも十分活躍できます。
ただし、シニア以降のエンジニアは高い専門性やマネジメント能力が求められることが多いです。
シニアになっても案件を獲得し続けるためには、若いうちに経験を積んでスキルアップする必要があるでしょう。
フリーランスエンジニアがきついといわれる理由は?
フリーランスエンジニアがきついといわれる理由として、以下が挙げられます。
- 仕事とプライベートの区切りをつけにくい
- 一人での作業が多く、孤独を感じやすい
特に自宅で働く場合、生活の場で仕事を行うことになるため、プライベートとメリハリをつけにくいです。
仕事がプライベートに入り込んでしまい、「きつい」「つらい」などストレスを感じるケースも少なくありません。また、一人での作業が多いことから人間関係の孤独感を覚える人もいます。
フリーランスエンジニアの働き方はさまざまな面で会社員と違いがあることを認識しておきましょう。
フリーランスエンジニアになって後悔する理由は?
フリーランスエンジニアに多い後悔として、以下が挙げられます。
- 思うように収入を得られない
- 仕事が途絶える不安が大きい
- 自己管理が大変
特に収入に関する問題は後悔につながりやすいです。
フリーランスの収入は受注案件数や単価に左右されるため、毎月安定した収入が得られるとは限りません。初期段階では案件を獲得するまでに時間がかかり、経済的な不安を抱えるケースも多いです。
フリーランスエンジニアへの転向を考えているのであれば、収入が不安定になるリスクをしっかり把握しておきましょう。
まとめ
フリーランスの働き方は不安定な面があるため、「やめとけ」といわれることも少なくありません。
フリーランスへの転向を考えているのであれば、リスクを考慮したうえで「自分に適性があるかどうか」を十分に検討しましょう。
フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴
- 雇用や収入の安定性を求める人
- 自己管理が苦手な人
- コミュニケーションが苦手な人
- 自主的に勉強する意欲が低い人
- エンジニアの実務経験が浅い人
フリーランスエンジニアに向いている人の特徴
- 安定性より自由度を重視する人
- 学習意欲が高い人
- 自己管理能力が高い人
- 柔軟性がある人
- コミュニケーション能力がある人
- エンジニアの実務経験が最低2年以上ある人
また、フリーランス転向を迷っている場合は、フリーランスエージェントに相談してみることも手段のひとつです。
以下のエージェントではフリーランスエンジニアの仕事事情に詳しいアドバイザーが話を聞いてアドバイスしてくれるので、ぜひ活用してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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