※記事内の情報は執筆時点のものです。最新の情報は各資格の公式サイトでご確認ください。
エンジニアのスキルアップ・キャリアアップには、各分野の知識を体系的に学べる「資格」が大いに役立ちます。
資格取得が評価につながり、転職や昇進で有利にはたらくなどメリットも多いです。
しかし、やみくもに資格を取得しても実務やキャリアに活かすことができなければ意味がありません。
そのため、IT資格は自分の経験や目標に合わせ、戦略的に選ぶことが大切です。
IT資格の選び方
- 自分のスキルレベルに合った資格を選ぶ
- 目標とするキャリアに合う資格を選ぶ
- 企業や転職市場で評価されやすい資格を選ぶ
本記事では代表的なIT資格をエンジニアの職種・分野別に紹介するので、ぜひ資格選びの参考にしてください。
一目でわかる!エンジニア資格一覧【早見表】
※一部の資格は複数のレベルや種類があり、それぞれ難易度が異なります。詳細は各資格の見出しをご覧ください。
未経験・初心者エンジニアにおすすめのIT資格【人気資格2選】
ここでは、IT未経験者・初心者におすすめの資格を紹介します。
紹介する2選はどちらもIT全般の基礎知識を身につけるのに役立つので、これからエンジニアを目指す方はぜひ挑戦してみてください。
資格名 | 概要 |
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※ITSSレベルは「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ Ver12.4(2025年3月7日現在)|スキル標準ユーザー協会」を参照しています。ITSSレベルが未設定の資格については、相当するレベルを記載しています。
※学習時間や推定合格率はあくまで目安です。個人差があるため、参考程度にご覧ください。
ITパスポート
概要 | ITに関する基礎的な知識を証明する資格 |
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種別 | 国家試験 |
ITSSレベル | レベル1相当 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
学習時間目安 | 50〜100時間(IT未経験者の場合) |
合格率 | 51.4%(令和7年4月度~令和7年6月度累計) |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「ITパスポート(IP)」は、ITの基礎知識を身につけたいすべての社会人や学生におすすめの資格です。
試験内容は大きくストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)に分かれており、IT業界の仕組みや技術の基礎について問われます。
おもに非エンジニアを対象としている試験なので、ITを全く学んだことがない未経験者におすすめです。
なお、試験を受けるのが初めてで効率よく学習したい場合は、「スタディング」のITパスポート講座の受講も検討してみてください。
スタディング公式サイト基本情報技術者試験
概要 | IT全般に関する基本的な知識とスキルを証明するエンジニアの登竜門資格 |
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種別 | 国家試験 |
ITSSレベル | レベル2 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★☆☆☆ |
学習時間目安 | 100〜200時間(未経験者の場合) |
合格率 | 40.8%(令和6年度合計) |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「基本情報技術者試験(FE)」は、ITエンジニアになるための登竜門といわれている資格です。
試験内容は多岐にわたり、プログラミング・アルゴリズム・ネットワーク・データベース・セキュリティなど、ITの基礎について問われます。
未経験からエンジニアを目指す場合は基礎知識が身についている証となるので、ぜひ取得をおすすめします。
なお、オンライン資格講座「スタディング」には、2ヶ月〜短期合格を目指せる基本情報技術者試験講座があるので、ぜひチェックしてみてください。
スタディング公式サイト開発系プログラマー・エンジニアにおすすめの資格【プログラミング学習から実務まで役立つ】
ここでは、アプリケーションやシステムを開発するエンジニアにおすすめの資格を紹介します。
なお「応用情報技術者試験」はIT全般の知識を学べるため、開発系以外のエンジニアにもおすすめです。
資格名 | 概要 |
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※ITSSレベルは「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ Ver12.4(2025年3月7日現在)|スキル標準ユーザー協会」を参照しています。ITSSレベルが未設定の資格については、相当するレベルを記載しています。
※学習時間や推定合格率はあくまで目安です。個人差があるため、参考程度にご覧ください。
応用情報技術者試験
概要 | IT全般に関する応用的な知識とスキルを証明する資格 |
---|---|
種別 | 国家試験 |
ITSSレベル | レベル3 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★★☆☆ |
学習時間目安 | 200〜250時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 22.1%(令和7年度春期) |
おすすめの人 |
|
公式サイト |
(※2025年8月時点)
「応用情報技術者試験(AP)」は、IT全般に関する応用的な知識とスキルを証明する資格です。
基本情報技術者試験の上位資格とされており、システム開発・インフラ設計・マネジメント業務など、エンジニアとして中核的な役割を担うための幅広い知識が問われます。
システム全体を俯瞰する力が身につくため、SEになりたい人や、将来的にPL・PMを目指すエンジニアにもおすすめです。
なお、オンライン資格講座「スタディング」には、スキマ時間で効率的に学べる応用情報技術者試験講座があるので、ぜひチェックしてみてください。
スタディング公式サイト補足
応用情報技術者試験はIT全般に関する幅広い内容を学べるため、開発職以外のエンジニアにもおすすめです。
Oracle認定Javaプログラマ(Bronze・Silver・Gold)
概要 | Javaに関する知識とプログラミングスキルを証明する資格 |
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種別 | ベンダー資格(Oracle認定) |
試験の種類(ITSSレベル) |
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受験資格 | GoldのみSilver SE 11などの合格が必要(参照:Java SE 11 認定資格|Oracle) |
難易度 |
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学習時間目安 |
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合格率 | 非公開 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「Oracle認定Javaプログラマ」は、業務系システムや大規模開発で使われることが多いJavaに関する知識とプログラミングスキルを証明する資格です。
おもに3つのレベルがあり、Bronzeでは基本文法や制御構文、Silverではオブジェクト指向・API、Goldでは高度な設計・トラブル対応力などについて問われます。
Javaの基礎から応用まで体系的に学べるため、業務系システムの開発に携わりたい方や、転職でJavaのスキルを証明したいエンジニアにおすすめです。
なお、JavaはOracleが提供する「Oracle MyLearn」を活用して学ぶことができます。
独学に自信がない方は、プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」のJava資格対策コース(Silverの取得を目指すコース)をチェックしてみてください。
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)公式サイトPythonエンジニア認定試験(基礎・実践)
概要 | Pythonに関する知識とプログラミングスキルを証明する資格 |
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種別 | 民間資格(ベンダー非依存) |
試験の種類(ITSSレベル) |
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受験資格 | 特になし |
難易度 |
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学習時間目安 |
|
合格率 |
|
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「Pythonエンジニア認定試験」は、近年注目度が高いPythonに関する知識とプログラミングスキルを証明する資格です。
開発者向けには2つのレベルがあり、基礎試験ではPythonの文法・制御構造・関数・データ型、実践試験ではオブジェクト指向や標準ライブラリの応用力などについて問われます。
Pythonは汎用性が高く、企業からの注目度の高い言語なので、これからプログラミングを始める方も現役エンジニアの方もぜひ取得を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、未経験で独学に不安を感じる場合は、パソコン教室「Winスクール」のPython3エンジニア認定基礎試験対策をチェックしてみてください。
Winスクール公式サイト補足
Pythonエンジニア認定試験には、その他にも「Python3エンジニア認定データ分析試験」や「Python3エンジニア認定データ分析実践試験」などがあります。
その他のプログラミング言語資格
プログラミング言語に関する資格は他にもあります。
以下におもな資格をまとめたので、自分の目標やキャリアプランにあわせて取得を検討してみてください。
資格名 | 概要 |
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Webアプリケーションやサーバーサイド開発に使用される「PHP」の知識とスキルを証明する資格 | |
Webアプリ開発(Ruby on Rails等)で使用される「Ruby」の知識とスキルを証明する資格 | |
フロントエンド開発で使用される「JavaScript」の知識とスキルを証明する資格 | |
組み込み系や制御系の開発で使用される「C言語」の知識とスキルを証明する資格 |
ネットワークエンジニアにおすすめの資格【インフラ構築に必須】
ここでは、ネットワークの設計・構築・運用・保守などを担当するネットワークエンジニアにおすすめの資格を紹介します。
資格名 | 概要 |
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※ITSSレベルは「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ Ver12.4(2025年3月7日現在)|スキル標準ユーザー協会」を参照しています。ITSSレベルが未設定の資格については、相当するレベルを記載しています。
※学習時間や推定合格率はあくまで目安です。個人差があるため、参考程度にご覧ください。
Cisco技術者認定資格(CCNA・CCNP)
概要 | Cisco製品を用いたネットワーク構築・運用に関する知識と技術を証明する資格 |
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種別 | ベンダー資格(Cisco認定) |
試験の種類(ITSSレベル) |
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受験資格 | 特になし |
難易度 |
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学習時間目安 |
|
合格率 | 非公開
|
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「Cisco技術者認定資格(CCNA・CCNP)」は、ネットワークに関する知識と技術を証明する資格です。
複数のレベルがあり、CCNAではネットワークの基礎構築や運用管理、CCNPでは高度な設計・トラブル対応・大規模ネットワークの管理スキルなどについて問われます。
初心者の場合は、CCNAから挑戦し、実務経験を積んだうえでCCNPに挑戦するとよいでしょう。
なお、資格勉強はCiscoが提供する「Cisco Networking Academy」を活用して学ぶことができます。
スムーズに転職したい場合は、資格取得から転職活動までサポートしてくれる「ウズウズカレッジ」のCCNAコース(35歳まで対象)の受講も検討してみてください。
ウズウズカレッジ(CCNAコース)公式サイトCompTIA Network+
概要 | ネットワークに関する知識と技術を証明する世界的な資格 |
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種別 | 民間資格(ベンダー非依存) |
ITSSレベル | レベル1 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★☆☆☆ |
学習時間目安 | 100~150時間(未経験者の場合) |
合格率 | 非公開 |
おすすめの人 |
|
公式サイト |
(※2025年8月時点)
「CompTIA Network+」は、ネットワークに関する知識と技術を証明する世界的な資格です。
試験では、ネットワークの基礎・IPアドレス・サブネット・ルーティング・スイッチングの概念・セキュリティについてなどが問われます。
初心者でも挑戦しやすいため、基礎知識を身につけたい方や、CCNAは難易度が高いと感じる方にも適しています。
なお、CompTIA Network+の資格勉強をする際は、世界中の人が作成した動画講座で学べる「Udemy」を活用するのがおすすめです。
Udemy公式サイトネットワークスペシャリスト試験
概要 | ネットワークに関する高度な専門知識と技術を証明する資格 |
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種別 | 国家試験 |
ITSSレベル | レベル4相当 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★★★☆ |
学習時間目安 | 150〜200時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 17.8%(令和7年度春期) |
おすすめの人 |
|
公式サイト |
(※2025年8月時点)
「ネットワークスペシャリスト試験(NW)」は、ネットワークに関する高度な知識と技術を証明する資格です。
試験では、ネットワーク設計・構築・運用・保守など、ネットワークエンジニアとして専門的かつ中核的な役割を担うために必要な能力が問われます。
技術的理解だけでなく、トラブルシューティング・セキュリティ対策などのスキルも求められるため、実務経験者のスキルアップに最適な資格です。
なお、資格勉強の際には、スキマ時間で学べる「スタディング」のネットワークスペシャリスト講座を活用するのがおすすめです。
スタディング公式サイトサーバーエンジニアにおすすめの資格【クラウド時代にも役立つ】
ここでは、物理サーバーや仮想サーバーの設計・構築・運用・保守を担当するサーバーエンジニアにおすすめの資格を紹介します。
資格名 | 概要 |
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※ITSSレベルは「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ Ver12.4(2025年3月7日現在)|スキル標準ユーザー協会」を参照しています。ITSSレベルが未設定の資格については、相当するレベルを記載しています。
※学習時間や推定合格率はあくまで目安です。個人差があるため、参考程度にご覧ください。
LinuC(レベル1~3)
概要 | Linuxを用いたシステム構築・運用に関する知識と技術を証明する資格 |
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種別 | 民間資格(ベンダー非依存) |
試験の種類(ITSSレベル) |
|
受験資格 | 特になし |
難易度 |
|
学習時間目安 |
|
合格率 | 非公開
|
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「LinuC」は、Linuxを用いたシステム構築・運用に関する知識と技術を証明する資格です。
複数のレベルがあり、レベル1ではLinuxの基本操作やシステム管理の基礎、レベル2〜3ではより高度な構築・運用・トラブル対応などについて問われます。
未経験者はレベル1から挑戦し、実務経験を積んだうえでレベル2〜3に挑戦するとよいでしょう。
なお、未経験からスムーズに転職したい場合は、資格取得から転職活動までサポートしてくれる「ウズウズカレッジ」のLinuCコース(35歳まで対象)の受講も検討してみてください。
UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)公式サイトMicrosoft認定Windows Serverハイブリッド管理者アソシエイト
概要 | Windows Serverやハイブリッドクラウド環境でのシステム構築・運用に関する知識と技術を証明する資格 |
---|---|
種別 | ベンダー資格(Microsoft認定) |
ITSSレベル | レベル3相当 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★★☆☆ |
学習時間目安 | 40~80時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 非公開 |
おすすめの人 |
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公式サイト | Microsoft 認定資格: Windows Server ハイブリッド管理者 アソシエイト - Certifications | Microsoft Learn |
(※2025年8月時点)
「Microsoft認定Windows Serverハイブリッド管理者アソシエイト」は、Windows Serverやハイブリッドクラウド環境でのシステム構築・運用に関する知識と技術を証明する資格です。
試験では、オンプレミスのWindows Serverとクラウド環境を統合した管理・運用・監視・セキュリティ対策など実務的なスキルが問われます。
オンプレミス+クラウドの知識を持つエンジニアは需要が高いため、サーバエンジニア実務経験者のスキルアップにおすすめです。
なお、資格勉強の際は、動画講座で学べる「Udemy」を活用するとスキマ時間にも学習を進められます。
Udemy公式サイトクラウドエンジニアにおすすめの資格【今もっとも熱い分野】
ここでは、企業や組織のクラウドインフラを設計・構築・運用する「クラウドエンジニア」におすすめの資格を紹介します。
AWS・Azure・GCPのおすすめ資格を一覧でまとめたので、どの資格を取得すべきか迷っている方はぜひ参考にしてください。
資格名 | 概要 |
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※ITSSレベルは「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ Ver12.4(2025年3月7日現在)|スキル標準ユーザー協会」を参照しています。ITSSレベルが未設定の資格については、相当するレベルを記載しています。
※学習時間や推定合格率はあくまで目安です。個人差があるため、参考程度にご覧ください。
AWS認定資格
AWS認定資格は、AWSを活用したクラウドインフラの設計・構築・運用に関する知識とスキルを証明するベンダー資格です。
資格名 | 概要 | おすすめの人 |
---|---|---|
| これからAWSを学ぶ人や初心者 | |
AWS Certified Solutions Architect – Associate(ソリューションアーキテクトアソシエイト) |
| インフラ設計に携わるエンジニア |
AWS Certified SysOps Administrator – Associate(アドミニストレーターアソシエイト) |
| デプロイ・管理・運用に携わるエンジニア |
AWS Certified Solutions Architect – Professional(ソリューションアーキテクトプロフェッショナル) |
| 大規模かつ複雑なシステム設計を担当するエンジニア |
(※2025年8月時点)
AWSはクラウドのなかでも特に需要があるため、これからクラウド領域に挑戦する場合は優先的に取得するのがおすすめです。
未経験者は「クラウドプラクティショナー」から、実務を経験したことがある方は「ソリューションアーキテクトアソシエイト」から受験するとよいでしょう。
なお、AWSを学ぶ際は、公式が提供している「AWS Skill Builder」を活用できます。
独学に不安がある場合は、パソコン教室「Winスクール」のAWS認定トレーニングもチェックしてみてください。
Winスクール公式サイトMicrosoft Azure認定資格
Microsoft Azure認定資格は、Azureを活用したクラウドインフラの設計・構築・運用に関する知識とスキルを証明するベンダー資格です。
資格名 | 概要 | おすすめの人 |
---|---|---|
| これからAzureを学ぶ人や初心者 | |
Microsoft Certified: Azure Administrator Associate(管理者アソシエイト) |
| 実装・管理・監視・セキュリティ保護に携わるエンジニア |
Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert(ソリューションズアーキテクトエキスパート) |
| 大規模かつ複雑なシステム設計を担当するエンジニア |
(※2025年8月時点)
AzureはMicrosoft製品と親和性が高いため、オンプレミス環境とクラウドを連携するスキルを身につけたい方に特におすすめです。
未経験者は「ファンダメンタルズ」から、実務経験者は「管理者アソシエイト」から挑戦するとよいでしょう。
なお、Azureを学ぶ際は、公式が提供している「Microsoft Learn」を活用できます。
効率よく学びたい場合は、IT研修などを提供している「エディフィストラーニング」のマイクロソフト認定コースもチェックしてみてください。
エディフィストラーニング公式サイトGoogle Cloud認定資格
Google Cloud認定資格は、GCPを活用したクラウドインフラの設計・構築・運用に関する知識とスキルを証明するベンダー資格です。
資格名 | 概要 | おすすめの人 |
---|---|---|
| これからGCPを学ぶ人や初心者 | |
| 構築・運用に携わるエンジニア | |
| 大規模で複雑なシステムの設計を担当するエンジニア |
(※2025年8月時点)
GCPはビッグデータやAIサービスとの連携に強いため、マルチクラウドに対応できるエンジニアを目指している方におすすめです。
未経験者は「クラウドデジタルリーダー」から、実務経験者は「アソシエイトクラウドエンジニア」から挑戦するとよいでしょう。
なお、GCPを学ぶ際は、公式が提供している「Google Cloud Skills Boost」を活用できます。
独学に不安を感じる場合は、パソコン教室「Winスクール」のGoogle Cloud認定トレーニングもチェックしてみてください。
Winスクール公式サイト補足
AWS・Azure・GCPには、インフラ系以外の資格も数多く存在します。
開発・セキュリティ・データ・AI関連など、さまざまな資格があるので、自分のキャリアや目標に合う資格に挑戦しましょう。
データベースエンジニアにおすすめの資格【運用・チューニングスキルを強化】
ここでは、企業や組織のデータベースを設計・運用管理する「データベースエンジニア」におすすめの資格を紹介します。
基幹システムや社内システムの設計・構築・運用・保守を担当するインフラエンジニア、システムエンジニア(SE)にも役立つ資格なので、ぜひチェックしてみてください。
資格名 | 概要 |
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※ITSSレベルは「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ Ver12.4(2025年3月7日現在)|スキル標準ユーザー協会」を参照しています。ITSSレベルが未設定の資格については、相当するレベルを記載しています。
※学習時間や推定合格率はあくまで目安です。個人差があるため、参考程度にご覧ください。
ORACLE MASTER DBA(Bronze・Silver・Gold)
概要 | Oracle Databaseの運用管理に関する知識と技術を証明する資格 |
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種別 | ベンダー資格(オラクル認定) |
試験の種類(ITSSレベル) |
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受験資格 | Goldの前提資格:Silver DBAなど(参照:Oracle University) |
難易度 |
|
学習時間目安 |
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合格率 | 非公開
|
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「Oracle MASTER DBA」は、Oracleデータベースの管理・運用技術を証明する資格です。
複数のレベルがあり、BronzeではOracle DBの基本操作やデータベース管理の基礎、Silver〜Goldではより高度な運用・チューニング・トラブルシューティングなどについて問われます。
未経験者はBronzeから挑戦し、実務経験を積んだうえでSilverやGoldに挑戦するのがおすすめです。
なお、OracleデータベースはOracleが提供する「Oracle MyLearn」を活用して学ぶことができます。
あわせて、豊富な動画講座で学べる「Udemy」を併用すれば効率よく学習を進められるでしょう。
Udemy公式サイトデータベーススペシャリスト試験
概要 | データベースの設計・構築・運用管理に関する高度な専門知識と技術を証明する資格 |
---|---|
種別 | 国家試験 |
ITSSレベル | レベル4相当 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★★★☆ |
学習時間目安 | 150〜200時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 17.2%(令和6年度秋期) |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「データベーススペシャリスト試験(DB)」は、データベースに関する高度な知識と技術を証明する資格です。
試験では、論理設計・物理設計・SQLチューニング・障害対応・トランザクション制御など、データベースを効率的かつ安全に扱うスキルが求められます。
現場では断片的になりがちなDBの知識を試験対策を通じて体系的に習得できるため、 SIerの技術者や社内SEとして設計・運用を担当している方にもおすすめです。
なお、効率よく資格勉強をしたい方は、動画講義や過去問で学べる「スタディング」のデータベーススペシャリスト講座の受講も検討してみてください。
スタディング公式サイトセキュリティエンジニアにおすすめの資格【企業からの需要高】
ここでは、企業や組織のセキュリティ設計・管理を担当する「セキュリティエンジニア」におすすめの資格を紹介します。
資格名 | 概要 |
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※ITSSレベルは「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ Ver12.4(2025年3月7日現在)|スキル標準ユーザー協会」を参照しています。ITSSレベルが未設定の資格については、相当するレベルを記載しています。
※学習時間や推定合格率はあくまで目安です。個人差があるため、参考程度にご覧ください。
情報処理安全確保支援士試験
概要 | 情報セキュリティに関する高度な知識と実践的なスキルを証明する資格 |
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種別 | 国家資格 |
ITSSレベル | ITSSレベル4相当 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★★★☆ |
学習時間目安 | 250〜350時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 19.0%(令和7年度春期) |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「情報処理安全確保支援士試験(SC)」は、情報セキュリティに関する高度な知識と実践的なスキルを証明する国家資格です。
実務での脅威対応やインシデントマネジメント能力が重要視されるため、現場でのセキュリティ経験がある方に適しています。
サイバー攻撃や情報漏えいのリスクが増大するなかでセキュリティ対策をリードする人材は非常に需要があり、有資格者は特に評価されやすいです。
なお、効率よく学習を進めたい方は、試験対策教材を提供している「アイテック」の情報処理安全確保支援士コースをチェックしてみてください。
アイテック公式サイトCISSP
概要 | 幅広いセキュリティ知識とスキルを証明する国際的な資格 |
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種別 | 民間資格(ベンダー非依存) |
ITSSレベル | レベル4 |
受験資格 | 認定要件となる業務経験の年数を満たしていない人も受験可能 |
難易度 | ★★★★☆ |
学習時間目安 | 200~250時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 非公開 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「CISSP(Certified Information Systems Security Professional)」は、幅広いセキュリティ知識とスキルを証明する国際的な資格です。
セキュリティの設計・運用・管理やリスク評価など実務的な能力が問われるため、セキュリティ分野での経験がある中堅エンジニアに適しています。
情報セキュリティ分野で世界的に認知されているので、グローバル企業や外資系で活躍したい方に特におすすめです。
なお、資格勉強の際は、世界中の人が作成した動画講座で学べる「Udemy」を活用すると効率よく学習できます。
Udemy公式サイトAWS認定セキュリティ-スペシャリティ
概要 | AWS環境での情報セキュリティに関する高度な知識とスキルを証明する資格 |
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種別 | ベンダー資格(AWS認定) |
ITSSレベル | レベル4 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★★★☆ |
学習時間目安 | 80〜150時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 非公開 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「AWS認定セキュリティ-スペシャリティ(AWS Certified Security - Specialty)」は、AWSクラウド環境での情報セキュリティに関する高度な知識とスキルを証明する資格です。
試験では、おもにAWS環境でのアクセス管理・暗号化・監査設定・インシデント対応などについて出題されます。
AWSは世界的に利用されており、セキュリティ対策も非常に需要が高いため、クラウドセキュリティエンジニアとして活躍したい方はぜひ取得をおすすめします。
なお、AWSのセキュリティを学ぶ際は、公式が提供している「AWS Skill Builder」を活用できます。
独学に不安がある場合は、パソコン教室「Winスクール」のAWS認定トレーニング(Security Engineering on AWS)もチェックしてみてください。
Winスクール公式サイトAI・機械学習系エンジニアにおすすめの資格【最先端分野】
ここでは、近年注目が高まっているAIや機械学習に関連する資格を紹介します。
資格名 | 概要 |
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※ITSSレベルは「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ Ver12.4(2025年3月7日現在)|スキル標準ユーザー協会」を参照しています。ITSSレベルが未設定の資格については、相当するレベルを記載しています。
※学習時間や推定合格率はあくまで目安です。個人差があるため、参考程度にご覧ください。
E資格
概要 | ディープラーニングの知識や実装スキルを証明する資格 |
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種別 | 民間資格(ベンダー非依存) |
ITSSレベル | レベル3相当 |
受験資格 | JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していること(参照:一般社団法人日本ディープラーニング協会) |
難易度 | ★★★☆☆ |
学習時間目安 | 100~150時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 68.26%(2025年第1回) |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「E資格」は、ディープラーニング(深層学習)の知識や実装スキルを証明する資格です。
試験ではモデル構築・評価・実装といった実務的な能力が問われるため、AI開発やデータサイエンスの経験があるとよいでしょう。
ディープラーニングは近年特に注目されている分野なので、スキルや専門性を示して市場価値を高めたいAIエンジニアにおすすめです。
なお、資格勉強の際は「Aidemy Premium」のE資格対策講座(JDLA認定プログラム)を活用すると、チューターへ何度でも質問できるので安心です。
Aidemy Premium公式サイト補足
AI・ディープラーニングの基礎知識や活用方法を学びたい方には「G検定」がおすすめです。
AWS認定機械学習-スペシャリティ
概要 | AWS上で機械学習モデルを構築・運用・デプロイする知識とスキルを証明する資格 |
---|---|
種別 | ベンダー資格(AWS認定) |
ITSSレベル | レベル3相当 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★★☆☆ |
学習時間目安 | 50~80時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 非公開 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
AWS認定機械学習-スペシャリティ(AWS Certified Machine Learning - Specialty)は、AWS上で機械学習モデルを構築・運用・デプロイする知識とスキルを証明する資格です。
試験では、モデルの設計・学習・評価に関する知識のほか、AWSの各種サービスを活用した実装能力が問われます。
資格を取得することで、さまざまな業界で活用されているSageMakerやRekognitionの活用スキルも示せるため、クラウド×機械学習に強いエンジニアを目指している方におすすめです。
なお、資格勉強をする際は、公式が提供している「AWS Skill Builder」を活用できます。
あわせて、豊富な動画講座で学べる「Udemy」を併用すれば効率よく学習を進められるでしょう。
Udemy公式サイトMicrosoft認定Azure AIエンジニアアソシエイト
概要 | Azure AIを活用したAIソリューションを構築・管理・デプロイする知識とスキルを証明する資格 |
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種別 | ベンダー資格(Microsoft認定) |
ITSSレベル | レベル3相当 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★★☆☆ |
学習時間目安 | 50~80時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 非公開 |
おすすめの人 |
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公式サイト | マイクロソフト認定: Azure AI エンジニア アソシエイト - Certifications | Microsoft Learn |
(※2025年8月時点)
「Microsoft認定Azure AIエンジニアアソシエイト(Azure AI Engineer Associate)」は、Azure AIを活用したAIソリューションを構築・管理・デプロイする知識とスキルを証明する資格です。
試験では、Azure Machine Learning・Cognitive Services・Bot Serviceなどを活用した実装能力やソリューション設計力が問われます。
資格取得によりAzure AIサービスを扱うスキルを示せるため、実務と組み合わせて業務改善や自動化に挑戦したい方にもおすすめです。
なお、資格勉強をする際は、公式が提供している「Microsoft Learn」を活用できます。
より効率的に学習を進めたい方は、IT研修などを提供している「エディフィストラーニング」のマイクロソフト認定コースもチェックしてみてください。
エディフィストラーニング公式サイトGoogleクラウド認定プロフェッショナル機械学習エンジニア
概要 | GCP上で機械学習モデルを設計・構築・運用するための高度な知識とスキルを証明する資格 |
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種別 | ベンダー資格(Google認定) |
ITSSレベル | レベル4相当 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★★★☆ |
学習時間目安 | 80~150時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 非公開 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「Googleクラウド認定プロフェッショナル機械学習エンジニア(Professional ML Engineer)」は、GCP上で機械学習モデルを設計・構築・運用するための高度な知識とスキルを証明する資格です。
試験では、Vertex AIを活用した大規模MLシステムの設計・運用や、安全で公平なAI運用など幅広いスキルが問われます。
専門性の高さはもちろん、AI導入の推進役として活躍できる力を示せるため、上流工程を目指すエンジニアにおすすめです。
なお、資格勉強をする際は、公式が提供している「Google Cloud Skills Boost」を活用できます。
また、動画で知識をインプットしたい方には、豊富な動画講座で学べる「Udemy」の併用もおすすめです。
Udemy公式サイトPL・PM・上流工程におすすめの資格【マネジメント・上級者向け】
ここでは、マネジメントや上流工程を目指す人におすすめの資格を紹介します。
資格名 | 概要 |
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プロジェクトマネージャ試験
概要 | システム開発のプロジェクトマネジメントに関する知識とスキルを証明する資格 |
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種別 | 国家試験 |
ITSSレベル | レベル4相当 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★★★☆ |
学習時間目安 | 150~200時間(PL経験者の場合) |
合格率 | 13.9%(令和6年度秋期) |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「プロジェクトマネージャ試験(PM)」は、ITプロジェクトのマネジメント能力を証明する資格です。
試験では、プロジェクトマネジメントの知識や手法、リスク管理・品質管理・進捗管理など、実務に直結する能力が問われます。
高いマネジメント力を示せるため、マネジメントスキルを活かしてキャリアアップ転職したい方や、PMへの昇進を目指している方におすすめです。
なお、効率よく学習を進めたい方は、試験対策教材を提供している「アイテック」のプロジェクトマネージャコースをチェックしてみてください。
アイテック公式サイトPMP(Project Management Professional)
概要 | プロジェクトの計画立案から実行・監視・完了までのマネジメントスキルを証明する資格 |
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種別 | 民間資格(ベンダー非依存) |
ITSSレベル | レベル4 |
受験資格 | 一定の学歴と職歴の要件を満たす必要あり(参照:PMP®試験内容の概要) |
難易度 | ★★★★★ |
学習時間目安 | 80~120時間(PL経験者の場合) |
合格率 | 非公開 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「PMP(Project Management Professional)」は、プロジェクトの計画・実行・監視・完了までを体系的に管理する能力を証明する国際的な資格です。
受験には一定の学歴とマネジメント経験が必要なため、PL(プロジェクトリーダー)の経験がある方に適しています。
プロジェクトのリスク管理・ステークホルダー調整・チームマネジメントの能力を示せるため、将来的にPMを目指している場合はぜひ取得を検討してみてください。
なお、独学に不安がある方には、パソコン教室「Winスクール」のPMP®(Project Management Professional)試験対策講座がおすすめです。
Winスクール公式サイト補足
PMPは汎用的なマネジメント資格であり、IT・金融・製造・医療などさまざまな業界で通用します。
そのため、業界の垣根を超えて活躍したい方にもおすすめです。
システムアーキテクト試験
概要 | システム・アーキテクチャ設計に関する高度な知識とスキルを証明する資格 |
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種別 | 国家試験 |
ITSSレベル | レベル4 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★★★☆ |
学習時間目安 | 150~300時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 15.5%(令和7年度春期) |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「システムアーキテクト試験(SA)」は、システムやアーキテクチャ設計に関する高度な知識とスキルを証明する資格です。
試験では、システム要件分析や設計方針の策定、品質・性能・セキュリティを考慮したアーキテクチャ設計など、実務に直結する能力が問われます。
高度な設計・アーキテクチャ力を示せるため、大規模で複雑なシステムの設計に関わりたい方や、設計責任者としてプロジェクトを牽引したい方におすすめです。
なお、効率よく学習を進めたい方は、試験対策教材を提供している「アイテック」のシステムアーキテクトコースをチェックしてみてください。
アイテック公式サイトITストラテジスト試験
概要 | 企業のIT戦略立案やシステム投資の計画・評価に関する高度な知識とスキルを証明する資格 |
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種別 | 国家試験 |
ITSSレベル | レベル4 |
受験資格 | 特になし |
難易度 | ★★★★★ |
学習時間目安 | 150~250時間(実務経験者の場合) |
合格率 | 15.0%(令和7年度春期) |
おすすめの人 |
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公式サイト |
(※2025年8月時点)
「ITストラテジスト試験(ST)」は、企業のIT戦略立案やシステム投資の計画・評価に関する高度な知識とスキルを証明する資格です。
試験では、経営戦略とIT戦略の整合性や、情報システムの企画・評価・リスク管理などビジネスとITを結びつける能力が問われます。
高度な戦略・企画力を示せるため、企業のIT戦略策定に関わりたい方や、IT部門の戦略責任者・CIOを目指す方におすすめです。
なお、オンライン資格講座「スタディング」には、スキマ時間を活用して学習できるITストラテジスト講座があるので、ぜひチェックしてみてください。
スタディング公式サイトIT資格を効率よく取得するための勉強法【合格率アップのコツ】
IT資格を効率よく取得するためには、いくつかのポイントがあります。
ここでは、おすすめの学習方法や学習計画の立て方について解説するので、ぜひ参考にしてください。
押さえておきたい学習のポイント
ポイント1.自分に合う学習スタイルを見つける
IT資格を効率よく取得するためには、自分に合う学習スタイルを見つけることが重要です。
「書籍やテキストを読む」「動画講座で学ぶ」など合うスタイルはそれぞれ異なるので、実際に試してみてモチベーションを維持できそうな方法で勉強するのがおすすめです。
以下におもな学習スタイルの特徴をまとめたので、参考にしてください。
書籍や公式ドキュメントでのテキスト学習 | 自分のペースでじっくり読み進められる |
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オンライン講座での動画学習 | 映像や音声で理解が深まりやすい |
学習サイトでの演習 | 実践力や応用力を身に付けやすい |
グループ学習や勉強会参加 | 疑問を解消でき、モチベーションを維持しやすい |
注意点として、資格学習はインプットとアウトプットのバランスが偏ると学習効率が低下してしまいます。
そのため、「テキストでインプットして演習できる学習サイトでアウトプットする」など、複数を組み合わせて自分にマッチする学習スタイルを見つけましょう。
補足
ベンダー資格の多くは、公式で独自の教材や学習プラットフォームを提供しているので、積極的に活用することをおすすめします。
ポイント2.試験日を逆算して学習計画を立てる
仕事と資格取得を無理なく行うためには、試験日を逆算して学習計画を立てることが大切です。
受験する資格が決まったら、まず試験日を確認して残りの日数から1日あたりの学習時間を決めましょう。
たとえば合格に必要な学習時間の目安が150時間で試験まで6ヶ月ある場合、1日約50分の学習時間を確保するとよいでしょう。
毎日の勉強が難しい場合は週末にまとめて勉強しても問題ありませんが、期間があくと学んだ内容を忘れてしまうことも少なくありません。
そのため、できるだけ短い間隔で継続して学習することをおすすめします。
ポイント3.過去問・模試を繰り返し解く
試験対策を十分に行うためには、過去問や模擬試験を活用して本番に備えることが重要です。
本番と同じ形式で出題される問題に慣れることで、試験の出題傾向や解答するコツが掴めます。
得点を底上げするためには、過去問を繰り返し解いて自分の苦手分野を把握し、しっかり復習しましょう。
また、時間配分の感覚を掴むためには、本番と同じようにテストを受けられる模擬試験を活用するのがおすすめです。
公式サイトで過去問をダウンロードできたり、模擬試験を受けられたりする資格も多いので、ぜひチェックしてみてください。
ポイント4.知識をアウトプットして理解を深める
資格勉強では、知識をインプットするだけでなくアウトプットして理解を深めることが大切です。
プログラミング資格であれば実際にコードを書く、ネットワーク系資格であればネットワーク機器の設定や操作をして手を動かしましょう。
実際に手を動かして学ぶことで、知識がより深く定着し、問題解決力や応用力も身につきます。
ベンダー資格では、公式の実習教材やラボ環境が用意されていることも多いので、ぜひ活用してみてください。
ベンダー資格 | 学習リソース |
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Oracle認定 | |
Cisco認定 | |
AWS認定 | |
Microsoft認定 | |
Google Cloud認定 |
エンジニアの資格取得についてよくある質問【資格を取る前にチェック】
IT資格の種類は?
IT資格の種類は、おもに以下の3つに分けられます。
種類 | 概要 | 資格の例 |
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国家 |
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ベンダー |
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民間(ベンダー非依存) |
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国家試験・国家資格は基礎から応用まで幅広い知識を証明でき、転職で評価されやすい傾向にあります。
ベンダー資格は特定の製品やサービスに強く、実務で即戦力となるスキルを示すことができます。
民間資格は新しい技術や専門分野にも広く対応しており、柔軟に学びたい方におすすめです。
いずれの資格を取得する場合も「自分がどんなエンジニアになりたいか」「どんな仕事に携わりたいか」を考え、目標に合った資格を選ぶことが大切です。
IT資格を取得する際の注意点は?
資格を取得する際の注意点として、以下が挙げられます。
- 目的が曖昧なままで受験するのはNG!必ず目的を明確にする
- 資格取得をゴールにせず、その後の実務で活かすことを意識する
- 資格取得後も定期的にスキルや知識の見直しを行う
資格取得はあくまでも手段であるため、何のために資格を取るのか明確にしましょう。
たとえば「未経験でも基礎知識をアピールできるよう基本情報技術者試験を受験する」「仕事の幅を広げるため、AWS認定を取得する」などです。
明確な目標があるとモチベーションを保ちやすく、挫折しにくくなります。
初心者は資格を取りまくったほうがいい?
未経験者や初心者がたくさんの資格を取得するのは、必ずしも有用とはいえません。
資格を持っていても実務経験がないと、評価につながらないことが多いためです。
基礎知識の証明として資格を取得することは効果的ですが、IT業界では資格そのものよりも実務経験が評価されやすい傾向にあります。
そのため、「基本情報技術者試験」など基礎的な資格を取得した後は転職活動に力を入れ、実務経験を積むことを優先しましょう。
上位資格の取得を目指すのは、実務経験を積んだ後でも遅くはありません。
なお、未経験からエンジニアに転職する際は「ユニゾンキャリア」など、ポテンシャル求人が多いエージェントに求人を紹介してもらうのがおすすめです。
稼げるIT資格は?
まとめ
エンジニアのスキルアップ・キャリアアップには、各分野の知識を体系的に学べる「資格」が大いに役立ちます。
資格を有意義に活用するためには、「IT資格一覧」を参考に自分のレベルとキャリアに合う試験に挑戦しましょう。
また、資格勉強を効率よく進めるためには、資格講座やITスクールを活用するのもおすすめです。
以下におすすめのサービスをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
サービス名 | 特徴 | 対応資格 |
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