ITインフラの構築・運用・保守を担当するインフラエンジニアには、大きく分けて2つのキャリアパスがあります。
本記事では、専門性を極める「スペシャリスト」、マネジメントなど幅広い業務を担当する「ゼネラリスト」のキャリアパスについて詳しく解説します。
具体的な職種や、キャリアアップに役立つおすすめ資格なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
インフラエンジニアのキャリアパス・ロードマップ【早見表】
インフラエンジニアのキャリアパスは、専門性を深める「スペシャリスト」と、幅広く業務を担当する「ゼネラリスト」に分けられます。
以下にそれぞれのキャリアステージで経験すべき業務や、キャリアアップのポイントをまとめたので、参考にしてください。
キャリアステージ | スペシャリスト | ゼネラリスト |
---|---|---|
未経験 | 【共通】 ITやネットワーク・サーバーの基礎知識を身につける | |
ジュニア | 【共通】
★どちらを目指す場合も、まずは現場経験を積んでしっかり基礎を習得する |
キャリアステージ | スペシャリスト |
---|---|
ミドル |
★設計などの上流工程や専門分野に挑戦する |
シニア |
★大規模プロジェクトや高度な専門分野を担当する |
キャリアステージ | ゼネラリスト |
---|---|
ミドル |
★技術力を高めながら、プロジェクト管理など幅広い業務に挑戦する |
シニア |
★プロジェクトの統括や戦略立案に携わる |
※表はあくまで一般的な目安です。実際のキャリアは個人によって異なったり、前後する場合もあります。
スペシャリストとゼネラリストの職種一覧|仕事内容・年収の目安
ここでは、インフラエンジニアのおもな職種を「スペシャリスト」と「ゼネラリスト」に分けて紹介します。
専門性を極める「スペシャリスト」
スペシャリストとは、技術やスキルに高い専門性を持ち、特定の分野で高度な業務を担当するエンジニアを指します。
インフラエンジニアのスペシャリスト系職種としては、おもに以下が挙げられます。
職種 | 仕事内容 | 年収目安 |
---|---|---|
ネットワークエンジニア | ネットワークの設計・構築・運用・保守を担当する | 447万円(※1) |
サーバーエンジニア | サーバーの設計・構築・運用・保守を担当する | 464万円(※1) |
クラウドエンジニア | AWSやAzureなどクラウドインフラの設計・構築・運用を担当する | 500~600万円(※2) |
セキュリティエンジニア | システムやネットワークのセキュリティ対策を担当する | 477万円(※1) |
データベースエンジニア | データベースの設計・運用・保守を担当する | 463万円(※1) |
セキュリティコンサルタント | システムやネットワークのセキュリティ診断・設計・改善策の提案を担当する | 616万円(※1) |
ITアーキテクト | インフラ全体の要件定義・設計を中心に担当する(インフラ寄りの場合) | 700~800万円(※2) |
クラウドアーキテクト | クラウドインフラ全体の要件定義・設計を中心に担当する | 700~800万円(※2) |
※1参照:年収の高い職業は?平均年収ランキング(職種・職業別)【最新版】 |doda(デューダ)
※2参考:doda、リクルートエージェントなどの求人情報
多様な業務に対応する「ゼネラリスト」
ゼネラリストとは、特定の技術以外にも幅広い知識を持ち、さまざまな業務に対応するエンジニアのことを指します。
複数分野の業務を担当したり、マネジメントやチーム調整も担うエンジニアは、一般的にゼネラリストに該当します。
インフラエンジニアのキャリアパスとして挙げられるゼネラリスト系職種は、おもに以下のとおりです。
職種 | 仕事内容 | 年収目安 |
---|---|---|
プロジェクトマネージャー | インフラ関連のプロジェクトの計画・進行管理を担当する(インフラ寄りの場合) | 693万円(※1) |
システム運用管理者 | システム全体の運用・監視・保守を統括し、障害対応や改善策の調整も担当する | 600~700万円(※2) |
ITコンサルタント | 企業のインフラ環境の改善や最適化を提案し、システム導入や運用改善を担当する(インフラ寄りの場合) | 598万円(※1) |
※1参照元:年収の高い職業は?平均年収ランキング(職種・職業別)【最新版】 |doda(デューダ)
※2参考:doda、リクルートエージェントなどの求人情報
注意
スペシャリストとゼネラリストは明確に線引きできるわけではありません。
実務では、スペシャリスト的な専門技術を持ちながらプロジェクト管理やマネジメントを担うケースもあります。
その場合、役割の中心が「技術の深さ」か「全体の管理・調整か」で分類が変わります。
たとえば、クラウドアーキテクトは設計中心ならスペシャリスト寄り、設計+プロジェクト管理まで幅広く担当する場合はゼネラリスト寄りになります。
インフラエンジニアがキャリアパスを選ぶポイント・ステップアップの方法
キャリアパスを考えたとき、「自分はどの方向に進むべきなんだろう」と悩んでしまう方は少なくありません。
ここでは、インフラエンジニアがキャリアパスを選ぶポイントとステップアップする具体的な方法を解説します。
キャリアパスの選び方とステップアップのポイント
ポイント1.スペシャリストかゼネラリストか、目指す方向性を明確にする
インフラエンジニアのキャリアプランを考える際、まず明確にしたいのが「スペシャリスト」と「ゼネラリスト」のどちらを目指すかです。
キャリアの方向性を決めておくことで、挑戦すべき業務や学習の優先順位がわかりやすくなり、効率的に経験を積むことができます。
反対に方向性が曖昧だと、手当たり次第に経験を積むだけになってしまう可能性があるので注意が必要です。
目指す方向性を検討中の方は、以下を参考にして「スペシャリストとゼネラリスト、どちらに向いているのか」を考えてみてください。
スペシャリスト向きの人 |
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ゼネラリスト向きの人 |
|
補足
今すぐに方向性を決められない場合は、ある程度実務経験を積んでからでも遅くはありません。
ジュニア~ミドルの段階で業務を経験し、自分がどちらに向いているのか考えてみてください。
ポイント2.実務経験と資格でステップアップする
インフラエンジニアがキャリアアップしていくために欠かせないのが、実務での経験です。
日々の業務でサーバー構築・ネットワーク設計など各々の目指すキャリアに必要な経験を積むことで、現場で通用するスキルを磨けます。
また、実務で培った知識やスキルを裏付けるものが資格です。
CCNA・LinuCレベル1などは基礎知識が身についている証となり、ネットワークスペシャリストなど上位資格は専門性や高度な知識をアピールできます。
インフラエンジニアのキャリアアップに資格は必ずしも必要ではありませんが、実務経験とあわせて評価されるケースが多いです。
特にエンジニア初心者は資格勉強が知識の整理に役立つので、日々の業務に励みながら定期的に資格取得に挑戦するとよいでしょう。
スペシャリスト向け|インフラエンジニアのキャリアプラン
ここでは、スペシャリストを目指すインフラエンジニアにおすすめのキャリアプランを紹介します。
実務経験を積みながら資格取得に挑戦することで、より効率的にキャリアアップを目指せるでしょう。
スペシャリスト向けキャリアプラン
※キャリアアップのスピードや経験には個人差があります。本記事で示す年数や業務はあくまで参考としてご覧ください。
1.未経験・初学者|基礎知識を身につける
経験年数 | 0年 |
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すべきこと |
|
未経験者は、まず基礎知識を身につけることがスタートです。
IT全般の基礎知識を身につけた後は、サーバーもしくはネットワークの基礎学習を始めましょう。
「クラウドから始めたい」などと思う方もいるかもしれませんが、サーバーとネットワークはインフラエンジニアの要となる知識です。
そのため、まずは基礎をしっかり学び、実務で使えるスキルを身につけることが重要です。
学習の際は、仮想環境でサーバー構築やネットワーク設定を行うなど、手を動かしながら学びましょう。
▼おすすめの資格
IT・エンジニアの入門資格 |
---|
余裕があれば、サーバーの入門資格「LinuCレベル1」や、ネットワークの基礎資格「CCNA」にも挑戦してみてください。
未経験からインフラエンジニアを目指すなら「ウズウズカレッジ」がおすすめ

引用:ウズウズカレッジ
「ウズウズカレッジ」は、未経験からエンジニアを目指す人のための就職支援型スクールです。
複数のコースがあり、インフラエンジニアを目指す方におすすめなのが「CCNAコース」と「LinuCコース」です。
CCNAコースではネットワーク分野を、LinuCコースではサーバー分野を基礎から学び、資格取得にも挑戦できます。
また、学習と並行して求人選定・選考対策といったサポートも受けられるので、スムーズに転職活動を進められるでしょう。
独学や自力での転職活動に不安がある方は、ぜひウズウズカレッジに相談してみてください。
運営会社 | 株式会社UZUZ COLLEGE |
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公式サイト | https://uzuz-college.jp/ |
対応地域 | 全国 |
料金 | ・CCNAコース:132,000円(税込) ・LinuCコース:132,000円(税込) ・Javaコース:264,000円(税込) ・AWSコース:440,000円(税込) |
受講形態 | オンライン |
年齢制限 | 35歳まで |
学べるスキル | ネットワーク、サーバー(Linux)、Javaなど |
受講期間 | ・CCNAコース:16週間 ・LinuCコース:16週間 ・Javaコース:24週間 ・AWSコース:16週間 |
2.ジュニアインフラエンジニア|運用・保守を中心に担当する
経験年数 | 1~3年 |
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経験しておくとよい業務 |
|
ジュニアは、運用や保守を中心に実務経験を積む段階です。
実務を通じてサーバーやネットワークの動作・トラブル対応の基礎を理解し、現場で通用するスキルを身につけましょう。
スキルアップのためには、業務で得た知識と経験を整理し、手順書やマニュアルを作成してみるのもおすすめです。
また実務レベルのスキルが身についた後は、クラウド・セキュリティなど関心のある分野の学習も始め、次に進む基盤を築きましょう。
▼おすすめの資格(初級~中級)
IT全般 | |
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サーバー | |
ネットワーク | |
データベース | |
クラウド | |
セキュリティ |
スマホで手軽に学習したい場合は、動画で学べる「Udemy」を活用するのもおすすめです。
Udemy公式サイト3.ミドルインフラエンジニア|設計・構築や専門分野を担当する
経験年数 | 3~5年 |
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経験しておくとよい業務 |
|
ミドルのフェーズでは、運用・保守だけでなく、設計や構築といったより高度な業務も任されるようになります。
小規模~中規模のプロジェクトに携わり、設計の考え方やトラブル発生時の対応力を身につけることが大切です。
サーバー・ネットワーク・クラウド・セキュリティ・データベースなど、自分の専門分野を深め、技術を磨いていきましょう。
▼おすすめの資格(中級~上級)
サーバー | |
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ネットワーク | |
データベース | |
クラウド | |
セキュリティ |
|
資格勉強の際は、動画コンテンツで学習できる「Udemy」を活用するのもおすすめです。
Udemy公式サイト4.シニアインフラエンジニア|大規模なプロジェクトや高度な専門分野を担当する
経験年数 | 5年以上 |
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経験しておくとよい業務 |
|
シニアインフラエンジニアは、これまでの設計・構築・運用経験を活かし、大規模プロジェクトや高度な専門分野をリードします。
大規模プロジェクトでは、サーバー・ネットワーク・クラウド・データベースなどのインフラ全体を俯瞰し、最適な設計や運用戦略を立案する役割を担います。
また、専門分野では、セキュリティ設計・脆弱性診断・データベースの全体最適化など、高度な技術的判断が求められることも多いです。
これまでの経験で得た知識を活かし、課題解決や改善策の実行に積極的に取り組みましょう。
▼おすすめの資格(上級)
サーバー | |
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ネットワーク | |
クラウド | |
セキュリティ | |
データベース | |
設計・アーキテクチャ |
データベーススペシャリスト試験など国家資格に挑戦する場合は、「スタディング」の資格講座がおすすめです。
スタディング公式サイトゼネラリスト向け|インフラエンジニアのキャリアプラン
ここでは、ゼネラリストを目指すインフラエンジニアにおすすめのキャリアプランを紹介します。
ゼネラリスト向けキャリアプラン
※キャリアアップのスピードや経験には個人差があります。本記事で示す年数や業務はあくまで参考としてご覧ください。
1.未経験・初学者|基礎知識を身につける【スペシャリストと共通】
経験年数 | 0年 |
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すべきこと |
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スペシャリスト・ゼネラリスト、どちらを目指す場合もまずは基礎知識を身につけることがスタートです。
IT全般の基礎知識を身につけた後は、サーバーもしくはネットワークの基礎学習を始めましょう。
「ゼネラリストを目指すのに専門知識が必要なの?」と思うかもしれませんが、サーバーとネットワークは幅広いIT領域に対応するための土台となる知識です。
小規模な環境でサーバーを立てたりネットワークを構築したりして、実践的に学習を進めましょう。
▼おすすめの資格
IT・エンジニアの入門資格 |
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余裕があれば、サーバーの入門資格「LinuCレベル1」や、ネットワークの基礎資格「CCNA」にも挑戦してみてください。
また、学習から転職活動までを一貫してサポートしてもらいたい場合は、就職支援型スクール「ウズウズカレッジ」がおすすめです。
UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)公式サイト2.ジュニアインフラエンジニア|技術を磨く
経験年数 | 1~3年 |
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経験しておくとよい業務 |
|
ジュニアは、基礎知識を実務で活かし、技術を磨く段階です。
ゼネラリストを目指す場合、幅広い分野に触れることも大切ですが、知識が雑多にならないよう段階的・計画的に経験を積みましょう。
まずは、ひとつの分野に集中して理解を深め、しっかり習得してから次の分野に進むことをおすすめします。
1~2年目は基礎をしっかり固めることに専念し、余裕が出てきたタイミングで他分野の学習をスタートするとよいでしょう。
▼おすすめの資格(初級~中級)
IT全般 | |
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サーバー | |
ネットワーク | |
データベース | |
クラウド | |
セキュリティ |
スマホで手軽に学習したい場合は、動画で学べる「Udemy」を活用するのもおすすめです。
Udemy公式サイト3.ミドルインフラエンジニア|チーム間調整やクライアント折衝などを経験する
経験年数 | 3~5年 |
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経験しておくとよい業務 |
|
ミドルは、 ジュニアで培った基礎を活かしつつ、より広い視点で業務をする段階です。
ひとつの分野に偏るのではなく、幅広い分野を横断的に経験することで、システム全体を俯瞰して設計する力や問題解決能力を磨けます。
また、チーム間調整・クライアント折衝など業務改善の経験を積むことで、判断力やコミュニケーション力を鍛えられるでしょう。
▼おすすめの資格(中級~上級)
プロジェクト管理 | |
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セキュリティ |
※技術寄りの資格をチェックしたい方は、「スペシャリストにおすすめの資格」をご覧ください。
資格勉強の際は、動画コンテンツで学習できる「Udemy」を活用するのもおすすめです。
Udemy公式サイト4.シニアインフラエンジニア|プロジェクトの統括や戦略立案に携わる
経験年数 | 5年以上 |
---|---|
経験しておくとよい業務 |
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シニアインフラエンジニアは、これまでの幅広い経験を活かし、プロジェクトのマネジメントや組織のインフラ戦略を担います。
業務では、サーバー・ネットワーク・クラウド・セキュリティなど幅広い分野を俯瞰し、最適な設計・運用方針の策定を行うことが求められます。
また、プロジェクトの意思決定や関係者との調整を通じて、組織全体の効率化や改善も担う重要な立場です。
ゼネラリストとして組織の中核的存在になるためには、全体の課題解決や改善に積極的に取り組みましょう。
▼おすすめの資格(上級)
プロジェクト管理 | |
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戦略・統括 | |
セキュリティ |
※技術寄りの資格をチェックしたい方は、「スペシャリストにおすすめの資格」をご覧ください。
ITストラテジスト試験など国家資格に挑戦する場合は、「スタディング」の資格講座がおすすめです。
スタディング公式サイトキャリアに迷うなら転職エージェントに相談してみよう
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サービス名 | 特徴 |
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レバテックキャリア|キャリアに迷う中堅エンジニアにおすすめ

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(最終更新日:2025年10月)
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ビズリーチ × IT公式サイトインフラエンジニアから異なる分野を目指すキャリアパス
インフラエンジニアの経験を活かし、異なる分野に挑戦するキャリアパスもあります。
ここでは、技術的な知識や問題解決能力を活かせる職種を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
技術知識を活かして「IT営業」になる
IT営業は、企業にIT製品やサービスを提案し、システム等の導入を支援する仕事です。
インフラエンジニアとして培ったネットワークやサーバーの知識は、顧客に専門的な説明をしたり、運用のアドバイスをする際に役立ちます。
なお、IT営業はコミュニケーション能力が求められる職種であるため、人と関わるのが得意な人に向いています。
選考の際は、インフラエンジニアとしての知識だけでなく、顧客との折衝経験や課題解決に向けた提案力もアピールすることが重要です。
トラブルシューティング能力を活かして「テクニカルサポート」になる
テクニカルサポートは、システム等に関する問い合わせやトラブル対応を行い、顧客の問題解決を支援する仕事です。
インフラエンジニアとして培ったネットワークやサーバーの知識は、技術的な質問に回答したり、トラブル解決したりする際に役立ちます。
なお、テクニカルサポートは問題解決能力が求められる職種であるため、根気強く柔軟に対応する力がある人に向いています。
選考の際は、問い合わせ対応や問題解決の経験を具体的なエピソードを交えてアピールしましょう。
データベースの知識を活かして「データアナリスト」になる
データアナリストは、企業のデータを分析し、経営や業務改善の意思決定を支援する仕事です。
インフラエンジニアとして培ったデータベースの知識は、データの抽出・整形作業を行う際に役立ちます。
ただし、データアナリストには統計や分析のスキルも必要なため、転職する際には学習が必須です。
また、論理的思考力や数値を正確に扱う能力が求められる職種であるため、客観的な分析力がある人に向いています。
選考の際は、データ分析や可視化の学習経験や、問題解決の具体的なエピソードをアピールするとよいでしょう。
インフラエンジニアの将来性は?AI・クラウド・自動化時代の展望
インフラエンジニアは企業のIT基盤を支える重要な存在であり、将来性にも期待できます。
ただ、AIや自動化により手作業の運用は減少傾向にあるため、「将来的にAIに代替されてしまうのでは?」と不安な方も多いと思います。
結論、以下のように人間の対応力が必要な業務が完全にAIに置き換えられる可能性は低いです。
- システムやクラウドの構成を決める最終判断
- 未知のセキュリティリスクへの対応
- 高度なトラブルシューティング
- 業務要件に応じた最適化・改善提案など
単純な作業はAIに代替される可能性がありますが、「人間にしかできないスキル」は今後も重要視されると予測できます。
特に近年注目されているクラウド領域では、コストや可用性、セキュリティを考慮した設計・運用の判断力が求められます。
将来も活躍し続けるためには、AIや自動化を活用して効率化を図りつつ、判断力・設計力・トラブル対応力を磨くことが重要です。
インフラエンジニアのキャリアパスについてよくある質問
インフラエンジニアのキャリアアップに資格は必要?
インフラエンジニアのキャリアアップに資格は必須ではありませんが、持っていると会社や転職で評価されやすい傾向にあります。
資格があることで知識やスキルを客観的に証明できるため、社内での昇進や転職活動で有利にはたらくケースも多いです。
実務経験を積みながら資格取得をすることで、より効率的にキャリアアップを目指せるでしょう。
AWS認定・シスコ認定など、おすすめの資格について詳しく知りたい方は「インフラエンジニアにおすすめの資格一覧」もあわせてチェックしてみてください。
未経験からインフラエンジニアになるルートは?
未経験からインフラエンジニアになる一般的なルートは、以下のとおりです。
- IT・ネットワーク・サーバー・OSなどの基礎知識を身につける
- 基本情報技術者試験など入門資格の取得を目指す
- 未経験可の求人に応募する
- サーバー運用・保守、ネットワーク運用・保守などの現場で実務経験を積む
インフラエンジニアが設計や構築に関われるようになるまでの目安は、一般的に3~5年程度といわれています。
できるだけ早く上流工程を担当したい場合は、学習・資格取得・情報のキャッチアップなど自己研鑽に励むことが大切です。
また、未経験からの転職をスムーズに進めるためには、ITスクールに通うことも手段のひとつです。
「ウズウズカレッジ」では、学習から転職活動までを一貫してサポートしてくれるので、ぜひチェックしてみてください。
SESで働いてキャリアアップはできる?
SESの経験だけでも、一定のキャリアアップは可能です。
SESでは複数のプロジェクトに携われるため、幅広い実務経験を積み、多様な技術知識を持つ中堅エンジニアとして成長できます。
特に若手のうちは、多様なプロジェクトを通じて「自分の得意分野」を見つける良い機会になるでしょう。
ただし、プロジェクトによって担当業務の幅が大きく異なる点には注意が必要です。
スキルアップしたい技術に携われない場合や、希望する実務経験を積めない場合は転職も視野に入れたほうがよいでしょう。
今の働き方に不安がある方は、転職エージェント「レバテックキャリア」に相談してみることも手段のひとつです。
女性もインフラエンジニアとしてキャリアアップできる?
女性もインフラエンジニアとしてキャリアアップすることが十分可能です。
近年では、IT業界で活躍する女性エンジニアも増えているといわれています。
キャリアアップのポイントは性別に関係なく、実務・資格取得・自己学習などでスキルを高めていくことが大切です。
また、ライフスタイルの変化にあわせて働き方を変えながらキャリアアップを目指すことも選択肢のひとつです。
リモート・フレックスなど柔軟な働き方がしたい場合は、インターネットとPC環境があれば業務を行えるクラウド分野に挑戦することも検討してみてください。
※クラウド分野でもオンサイト作業が生じる場合があるので、完全リモートで働きたい場合は「レバテックキャリア」など転職エージェントに相談してみてください。
まとめ
インフラエンジニアのキャリアパスは、おもに以下のとおりです。
キャリアステージ | スペシャリスト | ゼネラリスト |
---|---|---|
未経験 | 【共通】 ITやネットワーク・サーバーの基礎知識を身につける | |
ジュニア | 【共通】
★どちらを目指す場合も、まずは現場経験を積んでしっかり基礎を習得する |
キャリアステージ | スペシャリスト |
---|---|
ミドル |
★設計などの上流工程や専門分野に挑戦する |
シニア |
★大規模プロジェクトや高度な専門分野を担当する |
キャリアステージ | ゼネラリスト |
---|---|
ミドル |
★技術力を高めながら、プロジェクト管理など幅広い業務に挑戦する |
シニア |
★プロジェクトの統括や戦略立案に携わる |
※表はあくまで一般的な目安です。実際のキャリアは個人によって異なったり、前後する場合もあります。
インフラエンジニアには大きな可能性があるので、自分に向いているキャリアを考えてみてください。
また、自分に向いている方向性がわからない場合や、今の職場でキャリアアップが難しいと感じる場合は転職エージェントに相談してみることも手段のひとつです。
以下にインフラエンジニアにおすすめの転職エージェント・スカウトサービスをまとめたので、ぜひチェックしてみてください。