引用:転職ドラフト
転職ドラフトは、企業から年収付きの指名(スカウト)が届く入札型転職サイトです。
技術力や経験が高く評価されると数多くのスカウトを受けられるため、スキルに自信があるITエンジニアにおすすめです。
ただ、一般的な転職サイトとは異なるため「利用が会社にバレないか?」「審査に通るのか?」など不安を感じる人もいると思います。
この記事では、転職ドラフト利用者のリアルな口コミやメリット・デメリットを詳しく紹介するので、利用すべきかを判断する参考にしてください。
転職ドラフト公式サイト転職ドラフトの悪い評判・口コミ
まずは、Web上やQiita Job Changeに寄せられた転職ドラフトの悪い口コミを紹介します。
転職ドラフトの悪い評判
※運営会社「株式会社リブセンス」についての口コミも含めて紹介しています。
審査を通過するのが難しい
転職ドラフトで応募したら「この程度ではダメです。」と返ってきた。そこまでまだ良いが、「他の経歴を提出してください」って、あるならとっくに出してる。
(引用:Googleマップ)
「登録後の審査に合格できない」という口コミです。
ドラフトに参加するにはレジュメ審査を通過する必要があり、アピールできる経験がなかったり、情報が不十分だったりすると不合格になることがあります。
情報不足が原因で不合格となった場合は、情報を追記することで審査に通過できる可能性があるので、レジュメを修正して再審査申請を出しましょう。
未経験者は転職エージェントの利用がおすすめ
転職ドラフトはエンジニア経験者を対象としたサービスであるため、未経験者が審査を通過するのは難しいです。
経験ゼロからエンジニアになりたい場合は、未経験者の転職支援も行っている「ワークポート」の利用をおすすめします。
手厚いサポートを希望する人には不向き
あまり添削などのサービスは利用しなかった。満足出来なかったということでは無いが手取り足取りサポートしてもらうというものではないと思うので、そういったサービスを求めている人には不向きでは無いかと思っている。(46歳男性/千葉/ITエンジニア/年収400万円~600万円未満)
(Qiita Job Change調査)
「手厚いサポートを希望する人には不向き」という口コミです。
転職ドラフトではレジュメを添削してもらうことができますが、求人紹介・面接対策・企業との交渉代行といったサポートは受けられません。
転職経験が浅く、手厚いサポートが必要な場合は「レバテックキャリア」など転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職ドラフトエージェントとの併用もおすすめ
転職ドラフトの運営会社「株式会社リブセンス」は、転職活動全般を支援する「転職ドラフトエージェント」も運営しています。
転職ドラフトエージェントでは、転職相談・企業提案・面接対策などのサポートを受けられるので、ぜひチェックしてみてください。
参加企業が少ない
(前略)参加している企業がそれほど多くはないなというのと、スキルがないとスカウトが来なくて落ち込んでしまうなと思いました。
(引用:みん評)
「ドラフトに参加している企業が少ない」という口コミです。
転職ドラフトでは独自の基準を満たした企業のみがドラフトに参加しており、2024年11月回の参加企業は258社でした。(参照元:転職ドラフト)
その他のスカウトサービスやエージェントと比較すると数が少ないため、物足りなさを感じるかもしれません。
自分にマッチする企業と出会う可能性を広げるためには、同じくスカウト型転職サイトである「ビズリーチ×IT」も併用するとよいでしょう。
転職ドラフトの良い評判・口コミ
次に、Web上やQiita Job Changeに寄せられた転職ドラフトの良い口コミを紹介します。
転職ドラフトの良い評判
オファー(指名)がたくさん来た
自分の希望に合ったオファーがたくさん来て、選ぶのに困るほどでした。どのオファーも魅力的な求人であり、とても満足でした。オファーの内容も、年収や勤務地、福利厚生などが明確に書かれていて、比較しやすかったです。(後略)
(引用:みん評)
「魅力的なオファー(指名)がたくさん来た」という口コミです。
転職ドラフトではスキルや開発経験が高く評価されると数多くの指名を受けることができ、転職の可能性を広げられます。
また、レジュメを登録した後は指名が来るのを待つだけでOKなので、求人探しなど転職活動の負担を軽減できるでしょう。
転職ドラフト公式サイト具体的な年収が提示される点が魅力
通常の転職活動の場合、おおよその年収のレンジは募集要項に出ていたりしますが具体的な金額は最終面接や内定が出た段階で提示されると思います。
転職ドラフトでは最初からオファーをくれた企業から具体的な年収を提示されるので、エージェントや応募企業との駆け引きをする必要がないので、その点は非常に楽です。
仕事内容も事前に分かるので、仕事内容や拘束時間と年収が釣り合っているかの判断も面接前にできます。(後略)
(引用:みん評)
「オファー(指名)の段階で年収を提示される点が魅力」という口コミです。
転職サイトなどの求人は「年収500万円~800万円」など範囲が広く記載されていることが多いですが、転職ドラフトでは指名時に具体的な年収が提示されます。
細かな業務内容も記載されており、透明性が高いため、しっかり納得したうえで面談に進むべきか判断できるでしょう。
自分の市場価値を確認できる
ドラフトという形態で自分をPRすることが出来て、前職の収入をベースとした他の転職サイトに比べてゼロベースで自分の価値を確認することが出来る。また、ドラフト形態ということでPRの仕方を工夫することでどんどん自分の価値を高められる。(46歳男性/千葉/ITエンジニア/年収400万円~600万円未満)
(Qiita Job Change調査)
「年収付きのスカウトで自分の市場価値を確認できる」という口コミです。
転職ドラフトでは企業に現在の年収を伝える必要がないため、スキルや実力に対する率直な評価を確認できます。
提示される年収から「現在の年収がスキルに見合っているか」を確認できるため、転職するかどうか迷っている場合にも活用できます。
転職ドラフト公式サイト転職ドラフトとは?
引用:転職ドラフト
転職ドラフトは、企業から年収付きの指名(スカウト)が届く入札型転職サイトです。
レジュメを登録するだけであなたに興味を持った企業からスカウトを受けられるため、忙しい人でも無理なく転職活動を進められます。
また、届くスカウトの内容から「経験やスキルが企業にどのように評価されるのか」を確認できるので、自分の市場価値をチェックしたい人にもおすすめです。
運営会社 | 株式会社リブセンス |
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公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2024年12月)
転職ドラフト公式サイト転職ドラフトの3つのメリット
数ある転職サービスのなかで、「なぜ転職ドラフトが選ばれるのか」気になる人も多いと思います。
ここでは、転職ドラフトを利用するメリットを解説します。
転職ドラフトのメリット
メリット1.受け身でスカウトを待てる
転職ドラフトでは、レジュメを登録するだけで企業からスカウト(指名)を受けることができます。
自ら求人を探す手間が省けるため、仕事が忙しくて転職活動の時間を確保できない人に適しています。
(引用:株式会社リブセンスのプレスリリース)
転職エージェントのようにアドバイザーと面談する必要もないため、気軽に利用しやすいでしょう。
また、ドラフトは月1回のペースで開催されており、最初に登録したレジュメで何度でも参加することが可能です。
手間がかかることなく継続的にスカウトを受けられるため、じっくり転職活動したい人にもおすすめです。
メリット2.選考前に具体的な年収と仕事内容がわかる
転職ドラフトではスカウト(指名)の際に、以下のような仕事の詳細を確認できます。
- 提示年収
- 企業が今抱えている課題
- 課題に基づいた指名理由
- 何を任せたいか
選考を受ける前に具体的な年収と仕事内容を確認できるため、納得したうえで面談に進むことができるでしょう。
また、「課題に基づいた指名理由」や「何を任せたいか」がわかることもポイントです。
企業が人材を募集している背景が明示されるため、自分のスキルを活かせるかどうかを判断しやすいです。
透明性が高く、企業側のニーズを事前に知ることができるので、転職のミスマッチも防ぎやすいでしょう。
メリット3.自分の市場価値を客観的に把握できる
転職ドラフトでは、企業からのスカウト(指名)を通じて自分の市場価値を客観的に把握できます。
スカウト時に具体的な年収が提示されるため、自分のスキルや経験が転職市場でどの程度評価されているかが分かります。
想定より低い提示年収なら、スキルアップが必要と判断できますし、逆に高い提示なら自信を持って転職活動に臨めます。
転職ドラフトは、自分の市場価値を知るためにも活用できるので、転職を迷っている人もぜひ試してみてください。
転職ドラフト公式サイト転職ドラフトの3つのデメリット
転職ドラフトはスキルや経験に自信のあるITエンジニアから人気のサービスですが、一部注意点もあります。
ここでは、転職ドラフトのデメリットを解説するので、登録前に確認しておきましょう。
転職ドラフトのデメリット
デメリット1.急ぎの転職には不向き
転職ドラフトは開催日程が決まっており、すぐにスカウト(指名)を受けることはできません。
ドラフトは月1回程度のペースで開催され、タイミングが合わないと次回まで待つ必要があります。
たとえば、11/20~12/4の開催中に11/21に登録した場合、次回まで待つ必要があります。(参照元:転職ドラフト)
そのため、ドラフトまでに間が空く場合、急ぎの転職には向きません。
早く転職したい場合は、「レバテックキャリア」のように登録後すぐに求人を紹介してくれる転職エージェントを利用するのがおすすめです。
デメリット2.審査に落ちることや指名を受けられない場合もある
転職ドラフトではレジュメの審査が設けられており、合格しなければドラフトに参加することはできません。
また、スキルが浅い場合、審査を通過しても企業から指名(スカウト)を受けられない可能性があります。
転職ドラフトを利用して指名を受けるには、エンジニアとしての実務経験やスキルが必須なので、経験が浅い人には不向きといえるでしょう。
レジュメをしっかり記載しても審査に落ちてしまう場合や、なかなか指名を受けられない場合は他のサービスを利用することも検討してみてください。
経験が浅い人におすすめのサービス
エンジニア未経験者や、実務経験が1年に満たない場合は、転職エージェント「ワークポート」の利用がおすすめです。
ワークポートには、未経験歓迎やポテンシャル採用の求人が多いので、ぜひチェックしてみてください。
デメリット3.転職サポートは受けられない
転職ドラフトでは、転職エージェントのような手厚いサポートを受けることはできません。
審査の際にレジュメのフィードバックは受けられますが、求人紹介・面接対策・条件交渉の代行といったサポートは受けられないので注意しましょう。
転職活動を手厚くサポートしてもらいたい場合は、以下の転職エージェントを利用することをおすすめします。
サービス名 | 特徴 |
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転職ドラフトがおすすめな人の特徴
転職ドラフトは、以下のような人におすすめのサービスです。
- スキルや経験に自信があるITエンジニア
- 受け身でスカウトを待ちたい人
- 自分の市場価値を確認したい人
- 転職を急いでいない人
転職ドラフトは、企業から年収付きの指名(スカウト)が届く入札型転職サイトです。
高い技術や経験があるほどスカウトを受けやすいため、実務経験2年以上のエンジニアにおすすめです。
どのようなスカウトが来るのか気になる人は、ぜひ公式サイトから登録して次回のドラフトに参加してみてください。
運営会社 | 株式会社リブセンス |
---|---|
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2024年12月)
転職ドラフト公式サイト転職ドラフト以外のサービスとの併用がおすすめ
転職ドラフトに登録するなら、同時に他のスカウトサイトや転職エージェントも登録して活用するのがおすすめです。
転職サービスはそれぞれ保有する求人が異なり、複数登録することで選択肢が広がるからです。
以下にエンジニア経験者におすすめのスカウトサイト・エージェントをまとめたので、自分に合うサービス2社~3社に登録しておきましょう。
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※エンジニアにおすすめのITエージェントをさらにチェックしたい人は、以下の記事もあわせてご覧ください。
【関連記事】IT転職エージェントおすすめ比較!エンジニア向けに厳選紹介
転職ドラフトの登録から内定までの流れ
転職ドラフトの登録から、ドラフト参加・内定までの流れを紹介します。
ステップ1.登録
転職ドラフトを利用する際は、まず公式サイトから登録手続きを行います。
(引用:転職ドラフト)
GitHubやQiitaのアカウントを利用して登録することも可能です。
登録してログインをすると、他のユーザーが提示された年収を閲覧できるので、ぜひチェックしてみてください。
ステップ2.レジュメ提出・審査
登録が完了した後は、ドラフトに参加するためのレジュメ(年収評価シート)を作成して審査を受けます。
レジュメ(年収評価シート)には、おもに以下のような内容を入力します。
- これまでに携わったプロジェクト
- プロジェクトに携わった期間
- 使用経験のある技術など
必要事項を入力し「保存する」ボタンを押すと、自動的に審査が開始されます
審査結果は通常1営業日以内に通知されるので、連絡を待ちましょう。審査を通過できない場合の対処法
転職ドラフトによれば、不合格の主な理由はレジュメの情報不足です。
レジュメが具体的でないと実力を判断できず、審査を通過しにくくなります。
経験やスキルはできるだけ詳しく記載しましょう。
不合格でも審査は何度でも受けられるので、レジュメを修正・追記して再挑戦してみてください。
ステップ3.ドラフト参加・指名
審査を通過した場合、次回開催のドラフトから参加となります。
ドラフトの開催日程については「ドラフトスケジュールと参加後の流れ|転職ドラフト」を確認してください。
ドラフトが開催されると企業から指名(スカウト)が届くので、以下のいずれかを選んで返答します。
- 興味があります(承諾)
- 興味があるが相談や条件があります(条件付き承諾)
- 申し訳ありませんが、今回は辞退します
- 返答するに値しない
なお、指名期間終了から1週間を過ぎると返答することができなくなるため、ドラフト開催中はこまめにサイトをチェックしましょう。
ステップ4.企業との面談
指名(スカウト)に対して「興味がある」と返答した場合は、企業との面談に進みます。
面談は以下3つのタイプから希望を選べます。
- 選考を希望(選考要素あり)
- ラフな面談を希望(選考要素あり)
- ただ会って話してみたい(選考要素なし) ※面談タイプの選択肢は、企業が指名時に提示したものに限られます。
選考を希望しない場合は、「ただ会って話してみたい」を選択してください。
また、企業との面談では職場の雰囲気など気になる点をしっかり確認しましょう。
ステップ5.内定・入社
面談の結果、内定となった場合は「内定承諾ご連絡フォーム」から転職ドラフトに報告をしましょう。
転職ドラフトでは転職成功者にプレゼントを贈呈しており、内定・採用決定を報告することでAmazonギフト券を受け取れます。
正社員採用の場合は5万円分のAmazonギフト券がもらえるため、忘れずに報告することをおすすめします。(参照元:転職ドラフト|2024年12月時点)
転職ドラフトに登録する際によくある質問
最後に、転職ドラフト利用時によくある疑問を紹介します。
転職ドラフトに関する疑問
転職ドラフトは利用料金がかかる?
転職ドラフトは、完全無料で利用できます。
転職ドラフトはドラフトに参加している企業から利用料や成果報酬を得ているため、求職者側は完全無料で利用できます。
転職ドラフトの利用が会社にバレることはある?
転職ドラフトでは企業にレジュメが公開されるため、勤務している会社にバレてしまう可能性が少なからずあります。
転職ドラフトの利用がバレたくない場合は、「指名禁止企業」を設定しましょう。
指名禁止企業を設定すると、設定された企業は全体公開以外の情報を閲覧できなくなります。
設定は「MY PAGE」⇒「SETTING」⇒「指名禁止企業設定」から行うことができます。
設定方法や注意点について詳しくは、「転職ドラフトへの参加を知られたくない方が安心して参加するには?|転職ドラフト」をご確認ください。
自分から企業にアプローチすることは可能?
転職ドラフトでは、「ラブコール」という機能を使って企業に興味があることを示せます。
ラブコールはドラフト開催回ごとに10回まで送ることができ、次回開催時にはリセットされます。
なお、ラブコールは応募ではないため、企業から必ず返事がくるとは限らないことを把握しておきましょう。
転職ドラフトはフリーランスも利用できる?
転職ドラフトでは業務委託案件のスカウト(指名)も受けられるため、フリーランスエンジニアも活用できます。
業務委託案件のスカウトを受けたい場合は、レジュメの希望条件を【業務委託を希望する】に設定してください。
【関連記事】フリーランスエージェントおすすめ比較!エンジニアや未経験者向けも紹介
転職ドラフトの審査に落ちた場合の対処法は?
エンジニア経験があるのに審査に落ちてしまった場合、レジュメの情報が不足している可能性があります。
転職ドラフトでは再審査を受け付けているので、情報を追記して再審査申請を出しましょう。
なお、転職ドラフトの審査に通過するためには一定のスキル・経験が必要です。
エンジニア経験が浅い場合は審査に通過できない可能性があるため、注意が必要です。
未経験者や実務経験が1年未満の人は、「ワークポート」などポテンシャル求人を多く扱うエージェントを利用することも検討してみてください。
転職ドラフトの退会方法は?
転職ドラフトを退会したい場合は、ログインして「退会ページ」から手続きを行ってください。
まとめ
転職ドラフトの特徴や利用者の評判からわかったメリット・デメリットは、以下のとおりです。
転職ドラフトのメリット
- 受け身でスカウトを待てる
- 選考前に具体的な仕事内容と年収がわかる
- 自分の市場価値を客観的に把握できる
転職ドラフトのデメリット
- 急ぎの転職には不向き
- 審査に落ちることや指名を受けられない場合もある
- 転職サポートは受けられない
転職ドラフトは、「たくさんスカウト(指名)を受けられる」という良い口コミが多く見られました。
レジュメを登録するだけで企業からアプローチを受けられるため、仕事が忙しい人でも無理なく転職活動を進められるでしょう。
一方で、ドラフトに参加している企業が少ない点には注意が必要です。
状況によっては希望のスカウトを受けられない可能性があるため、他のスカウトサイトや転職エージェントも併用することをおすすめします。以下に転職ドラフトとの併用がおすすめの3社をまとめたので、ぜひ活用してみてください。
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