社内SEにおすすめの転職エージェント13選を比較｜各社の特徴と選び方も徹底解説

社内SEにおすすめの転職エージェント・転職サイト

サービス名	公式サイト	こんな方におすすめ	公開求人数	非公開求人数	社内SE求人数	サポート	スカウト機能	未経験者	おすすめの年代
社内SE転職ナビ	公式サイト	開発・インフラ・セキュリティなど幅広い社内SE求人をチェックしたい方 長く安定して働ける職場を見つけたい方	約7,500件	非公開	すべて社内SE求人			非対応	20代 30代 40代 50代
マイナビIT AGENT	公式サイト	手厚いサポートを希望する20代・30代 大手からベンチャーまで幅広く検討している方	非公開	非公開	非公開			非対応	20代 30代
レバテックキャリア	公式サイト	キャリアやスキルについて相談したい方 企業の内情をしっかり確認したい方	約51,500件	非公開	約2,600件			非対応	20代 30代 40代

最終更新：2025年11月

社内SEは働きやすい職種として人気がありますが、その分競争率が高く、内定を掴むのは簡単ではありません。

また、企業の社風によって労働環境や働き方に違いがあるため、ミスマッチを防ぐには「社内SEに強い転職エージェント」にサポートしてもらうのがおすすめです。

この記事では、社内SEの求人紹介や選考対策に強いサービスを厳選して紹介します。

記事を読めば、自分に合うエージェントや転職活動の進め方がわかるので、ぜひ参考にしてください。

社内SEにおすすめの転職エージェント・転職サイト13選を比較

社内SEにおすすめの転職サービスの特徴をまとめました。

社内SEにおすすめの転職エージェント・転職サイト

サービス名	公式サイト	こんな方におすすめ	公開求人数	非公開求人数	社内SE求人数	サポート	スカウト機能	未経験者	おすすめの年代
社内SE転職ナビ	公式サイト	開発・インフラ・セキュリティなど幅広い社内SE求人をチェックしたい方 長く安定して働ける職場を見つけたい方	約7,500件	非公開	すべて社内SE求人			非対応	20代 30代 40代 50代
マイナビIT AGENT	公式サイト	手厚いサポートを希望する20代・30代 大手からベンチャーまで幅広く検討している方	非公開	非公開	非公開			非対応	20代 30代
レバテックキャリア	公式サイト	キャリアやスキルについて相談したい方 企業の内情をしっかり確認したい方	約51,500件	非公開	約2,600件			非対応	20代 30代 40代
ビズリーチ×IT	公式サイト	マネージャーや管理職を目指したい方 受け身でスカウトを待ちたい方	約63,300件	非公開	約6,600件	※ヘッドハンターによるサポート		非対応	30代 40代 50代
Geekly	公式サイト	応募書類の作成に自信がない方 リモートやフレックスで働きたい方	約38,800件	非公開	約2,200件			非対応	20代 30代 40代
リクルートエージェントIT	公式サイト	たくさんの社内SE求人を比較したい方 地方での転職も検討している方	約174,200件	約59,100件	約16,600件			非対応	20代 30代 40代 50代
テックゴー	公式サイト	年収アップを狙いたい方 面接に自信がない方	非公開	非公開	非公開			非対応	20代 30代 40代
ワークポート	公式サイト	ポテンシャル採用の社内SE求人をチェックしたい方 手厚いサポートを希望する転職初心者	約125,600件	非公開	約2,600件			一部対応	20代 30代
クラウドリンク	公式サイト	年収・休日数・労働環境にこだわりたい方 できるだけ早く転職したい方	約7,200件	非公開	約410件			非対応	20代 30代 40代
Green	公式サイト	気軽に求人をチェックしたい方 求人に直接応募したい方	非公開	非公開	非公開			非対応	20代 30代 40代
Direct type	公式サイト	企業から直接スカウトを受けたい方 転職の可能性を広げたい方	非公開	非公開	非公開			非対応	20代 30代 40代
ウィルオブテック	公式サイト	キャリアの方向性を迷っている方 求人を厳選して紹介してほしい方	約5,100件	非公開	約140件			非対応	20代 30代 40代
doda	公式サイト	自分のペースで転職活動を進めたい方 必要に応じてサポートを受けたい方	約256,900件※非公開求人を含む	－	約8,100件			一部対応	20代 30代 40代 50代

最終更新：2025年11月

社内SE転職ナビ｜社内SEの転職支援に特化

引用：社内SE転職ナビ

「社内SE転職ナビ」は、社内SEの求人に特化した転職エージェントです。

開発・インフラ・セキュリティ・情報システム・IT企画など幅広い求人に対応しており、経験やスキルにマッチする案件を紹介してくれます。

企業側・求職者側それぞれのニーズを的確にくみ取ってマッチングしてくれるため、入社後の定着率が96.5％と高いことも強みです。（参照元：社内SE転職ナビ｜2022年7月～12月入社者の3か月以上継続率）

「ワークライフバランスを大切にしたい」「一社に腰を据えたい」といった希望に寄り添ってくれるので、働き方を改善したい方にもおすすめです。

社内SE求人に特化したエージェントは限られているため、社内SEに転職したい人は最優先で登録しておきましょう。

（最終更新日：2025年12月）

マイナビIT AGENT｜若手の転職に強い

引用：マイナビIT AGENT

「マイナビIT AGENT」は、人材大手マイナビが運営するIT転職エージェントです。

20代～30代の転職支援に強く、ITに精通したアドバイザーがキャリア相談から選考対策・内定まで寄り添ってくれます。

インフラエンジニア→社内SEなど他職種からのキャリアチェンジも手厚く支援してくれるため、転職経験が少ない方も安心です。

また、大手からスタートアップまで幅広い企業の求人を保有しており、転職の可能性を広げられます。

サイトで公開している以外にもたくさんの非公開求人を保有しているため、応募企業を広く検討したい方におすすめです。

（最終更新日：2025年12月）

レバテックキャリア｜社内SEの業務に詳しいアドバイザーが在籍

引用：レバテックキャリア

「レバテックキャリア」は、IT・Web業界に特化した転職エージェントです。

アドバイザーは専門性が高く、社内システムの運用・改善やネットワーク・サーバ管理など、現場で必要な実務領域を理解しています。

求人紹介の際には、あなたのスキルと経験を活かせる社内SE求人を提案してもらえるため、ミスマッチを防ぎやすいでしょう。

また、レバテックキャリアは求人企業の職場環境や働き方に詳しいことも特徴です。

社内SEは、企業によって担当業務・システム環境・残業時間などが大きく変わるため、内情を教えてもらえるのは非常に有益です。

専門性が高いアドバイザーにキャリア相談したい方や、企業の情報を詳しく教えてもらいたい方は、ぜひ利用してみてください。

（最終更新日：2025年12月）

ビズリーチ×IT｜登録するだけで自分に合ったスカウトが届く転職サイト

引用：ビズリーチIT

「ビズリーチ×IT」は、企業やヘッドハンターからオファーが届くスカウト型転職サイトです。

年収800万円以上のハイクラスエンジニアから、年収500万円以上でキャリアアップを目指すエンジニアまで、幅広い層に利用されています。

約7割の会員が「予想外のスカウトを受け取った」と回答しており、転職の新たな可能性が広がります。

また、ビズリーチを利用したITエンジニアの多くが平均130万円の年収アップを実現（2025年1月末時点）しており、キャリアアップを目指す社内SEに最適なサービスです。

登録は無料なので、ぜひ気軽に利用してみてください。

（最終更新日：2025年12月）

Geekly｜応募書類の添削に強み

引用：Geekly

「Geekly」は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

履歴書や職務経歴書の添削に力を入れていることが特徴で、選考前にはプロ目線でアドバイスをしてくれます。

たとえば、他のエンジニア職種から社内SEに転職する際は「経験やスキルをどう活かすか」を伝えることが重要です。

Geeklyの添削サービスでは、キャリアの棚卸しをしながらアピールポイントを整理できるため、選考対策の質を高められるでしょう。

また、Geeklyにはリモートやフレックスに対応している社内SE求人もあります。（※2025年11月時点）

柔軟に働ける求人も多いため、ワークライフバランスを向上させたい方にもおすすめです。

（最終更新日：2025年12月）

リクルートエージェントIT｜地方の社内SE求人にも対応

引用：リクルートエージェントIT

「リクルートエージェントIT」は、人材大手リクルートグループが運営するIT転職エージェントです。

強みとして、数多くの求職者を支援してきた実績があり、転職ノウハウが豊富なことが挙げられます。

社内SEとしてのキャリアアップ・他エンジニア職種からのキャリアチェンジなど幅広い転職に対応可能なので、オールマイティに活用しやすいでしょう。

また、求人数にも強みを持っており、社内SEの案件数は約16,600件と非常に充実しています。（※2025年11月時点）

首都圏はもちろん、地方都市の社内SE求人も保有しているため、東京以外で転職を考えている方もぜひ利用してみてください。

（最終更新日：2025年12月）

テックゴー｜年収アップ転職に強い

引用：テックゴー

「テックゴー」は、年収アップやキャリアアップ転職に強みを持つIT転職エージェントです。

年収交渉に力を入れており、20代エンジニアでは「平均120万円」、30代エンジニアでは「平均160万円」の年収アップに成功しているというデータもあります。（参照元：テックゴー）

キャリアアップできる求人を紹介してくれるので、社内SEの経験が豊富な方や、リーダーポジションを目指す方に特におすすめです。

また、書類添削や独自の面接対策を何度も行ってくれることも魅力のひとつです。

あなたの強みをしっかりアピールできるようフォローしてくれるので、「スキルに自信はあるけど、選考が苦手」という方もぜひ利用してみてください。

（最終更新日：2025年12月）

ワークポート｜ポテンシャル採用の社内SE求人あり

引用：ワークポート

「ワークポート」は、IT業界の転職に強い総合型エージェントです。

創業よりIT業界の転職支援に注力してきたことから企業とのつながりが強く、他にはない求人を保有しています。

若手向けのポテンシャル求人もあるため、SEやインフラエンジニアから社内SEに転職したい方にもおすすめです。（※2025年11月時点）

また、ワークポートは転職サポートが手厚く、求人紹介から内定獲得まで親身に寄り添ってくれます。

応募の際には企業に推薦状を送り、あなたの強みを丁寧に伝えてくれるので、転職初心者の方も安心して選考に臨めるでしょう。

社内SEのポテンシャル求人をチェックしたい方や、親身なサポートを希望する方はぜひ利用してみてください。

（最終更新日：2025年12月）

クラウドリンク｜優良な社内SE求人を厳選紹介

引用：クラウドリンク

「クラウドリンク」は、ITエンジニア特化の転職エージェントで非公開求人の質に強みを持っています。

年収・休日数・労働環境などの審査基準を通過した優良求人が厳選されており、なかには他社にはない独占求人もあります。

入社後の定着率も高い傾向にあるので、社内SEに転職してワークライフバランスを整えたい方にもおすすめです。

また、クラウドリンクは転職のスピード感にも強みを持っており、最短2週間での就職も可能です。（参照元：クラウドリンク）

効率的かつスピーディーに対応してくれるので、できるだけ早く転職したい方もぜひ利用してみてください。

（最終更新日：2025年12月）

Green｜気軽に求人をチェックできる転職サイト

引用：Green

「Green」は、IT・Web業界に特化した転職サイトです。

エージェントではないため求人紹介や転職サポートは受けられませんが、自分の好きなタイミングで求人を探して直接応募することが可能です。

アドバイザーとのやり取りも不要なので、自分のペースで転職活動を進めやすいでしょう。

また、Greenではスカウトが盛んに行われており、人事担当者から直接オファーを受けられるケースも多いです。

社内SEの転職は競争率が高い傾向にあるため、スカウト機能も積極的に活用して求人の選択肢を増やしましょう。

（最終更新日：2025年12月）

Direct type｜企業から直接アプローチがくる

引用：Direct type

「Direct type」は、転職サイトやエージェントでおなじみの「type」のエンジニア向けスカウトサービスです。

転職エージェントではないため求人紹介等のサポートはありませんが、受け身でスカウトを待つことができます。

基本的には登録してオファーを待つだけでOKなので、仕事が忙しくても無理なく求人探しを進められるでしょう。

また、Direct typeには大手・有名企業・スタートアップなど、幅広い企業が登録しています。

安定感のある大手や裁量の大きいベンチャーなど、さまざまなオファーを受けられる可能性があるので、ぜひ登録してみてください。

（最終更新日：2025年12月）

ウィルオブテック｜AIによる自己分析でミスマッチを防ぎやすい

引用：ウィルオブテック

「ウィルオブテック」は、質の高い求人提案に強みを持つIT転職エージェントです。

希望者に対して適性検査を実施しており、AIによる客観的な分析結果を知ることができます。

分析結果をもとにキャリアのアドバイスを受けられるので、「社内SEに転職したいけど、適性があるか不安」という方は、ぜひ検査を受けてみることをおすすめします。

また、ウィルオブテックは希望条件と職場環境の2つの軸で求人を厳選紹介してくれることも特徴です。

希望の働き方にマッチする求人のみを紹介してくれるので、転職活動を効率よく進めたい方にもおすすめです。

（最終更新日：2025年12月）

doda｜社内SE・情シスの求人特集あり

引用：doda

「doda」は、人材大手パーソルキャリアが運営する転職サービスです。

大きな特徴として、エージェント・求人サイト・スカウトサービスの3つの使い方ができることが挙げられます。

自分のペースで求人を探すことができ、必要に応じてサポートを受けられるため、臨機応変に活用しやすいです。

また、公式サイトでは「社内SE・情報システム担当者の求人特集」も公開されており、効率よく求人をチェックできます。

転職するかどうか迷っている段階でも使いやすいサービスなので、ぜひ気軽に登録してみてください。

（最終更新日：2025年12月）

社内SE向け｜転職エージェントの選び方

社内SEの転職を成功させるためには、自分に合う転職エージェントを選ぶことが重要です。

どのサービスに登録するか迷った場合は、以下の選び方を参考にしてみてください。

選び方1．社内SEの業務に詳しいアドバイザーがいるエージェントを選ぶ

転職のミスマッチを避けるためには、社内SEの業務に詳しいアドバイザーがいるエージェントを選びましょう。

社内SEと一口にいっても、担当業務はポジションや企業によって大きく異なります。

たとえば、インフラの運用保守を中心に担当する場合もあれば、社内アプリの開発や業務改善に携わるケースもあります。

また、企業によって業務範囲が異なる場合も多く、中小企業では社内SEが運用・開発・業務改善などを幅広く担当することも少なくありません。

社内SEの仕事内容や業務範囲は企業によって大きく異なるので、必ず業務内容の詳細を確認するようにしましょう。

「社内SE転職ナビ」や「レバテックキャリア」には、社内SEの業務に精通したアドバイザーがいるので、ぜひ活用してみてください。

選び方2．社風や働き方など内部情報を提供してくれるエージェントを選ぶ

社内SEが転職エージェントを利用する際は、求人情報を詳しく教えてくれるエージェントを選びましょう。

社内SEは安定して働けるイメージがあるかもしれませんが、社風によって仕事の進め方や働き方が大きく異なります。

内部情報を把握せず入社してしまうと「ワークライフバランスを改善できない」「残業が増えた」など、ミスマッチにつながるリスクがあるので注意が必要です。

情報提供に対応しているエージェントは数多くありますが、なかでも情報量に強みを持つのが「レバテックキャリア」です。

レバテックキャリアでは、職場の雰囲気・残業時間・チームのスキル感といった内部情報まで詳しく教えてくれるので、ぜひ利用してみてください。

選び方3．選考対策が手厚いエージェントを選ぶ

競争が激しい社内SEの転職で内定を獲得するためには、選考対策が手厚いエージェントを選ぶことが重要です。

求められるスキルは担当業務によって大きく異なるため、求人の詳細を知るアドバイザーにアピールすべき経験を教えてもらいましょう。

また、社内SEの選考では技術力だけでなく、調整力やコミュニケーション能力も重視されます。

そのため、選考の際には「顧客折衝をリードした経験」「コミュニケーションによって問題を解決した経験」など、具体的なエピソードを示すことが大切です。

加えて「業務全体を俯瞰して課題を発見できる視点」など、他の候補者にはない強みをアピールできれば採用の可能性を高められるでしょう。

「レバテックキャリア」や「Geekly」では、社内SEの職種に精通したアドバイザーが的確なアドバイスをしてくれるので、ぜひ利用してみてください。

選び方4．複数の転職エージェントに登録する

転職活動をスムーズに進めるためには、複数の転職エージェントを利用しましょう。

取り扱い求人はサービスによって異なるため、複数社を併用することで転職の可能性を広げられます。

また、転職エージェントの複数利用には以下のようなメリットもあります。

転職エージェントは何社使ってもOKなので、まずは2～3社程度に登録し、どのような求人があるか確認してみましょう。

「求人が少ない」「合わない」と感じたサービスはすぐに退会して問題ないので、気軽に登録してみてください。

社内SEの転職事情｜競争率・平均年収・残業時間を解説

ここでは、社内SEの転職事情や将来性について解説します。

社内SEは人気の職種で競争率が高い傾向

社内SEは、企業のIT環境を支え、快適に使えるように運用・改善することが仕事です。

出向や客先常駐がなく、原則自社勤務で納期のプレッシャーも比較的少ないことから人気があります。

そのため、社内SEの競争率は他のエンジニア職種よりも高いといわれています。

また、外部の案件を請けず自社の仕事のみを担当するため、募集人数が限られているケースが多いです。

1つの求人に複数の応募がくる場合も多いため、転職の際にはしっかり選考対策をする必要があります。

「Geekly」では、応募書類の添削や面接対策を手厚くサポートしてくれるので、ぜひチェックしてみてください。

社内SEの平均年収は約460万円

求人検索エンジン「求人ボックス」のデータによると、社内SEの平均年収は461万円です。

ITエンジニア全体の平均年収は458万円となっており、社内SEの年収はエンジニア職種のなかで平均的であることがわかります。

社内SEは自社のIT環境を守る重要な仕事ですが、幅広い業務を担うため、特定分野の専門スキルは活かしにくいことが多いです。

そのため、高度な専門分野や最先端技術に携わる職種と比べると給与水準は低めといえます。

社内SEが年収を向上させていくためには、クラウドやセキュリティなどの知識を身につけ業務範囲を広げたり、マネジメント職を目指すことが有効です。

【参照】

• 社内SEの仕事の年収・時給・給料｜求人ボックス｜2025年11月時点
• ITエンジニアの仕事の年収・時給・給料｜求人ボックス｜2025年11月時点

社内SEの平均残業時間は21.2時間

転職サービス「doda」のデータによると、社内SEの平均残業時間は月21.2時間です。

エンジニア職種全体の平均が約23.2時間なので、社内SEの残業時間はほぼ平均的といえるでしょう。

参照元：平均残業時間の実態調査 残業が少ない・多い仕事は？｜doda

※2024年4～6月の1カ月当たりの平均

社内SEは残業が少ないイメージがあるかもしれませんが、近年では多くの企業で働き方改革が行われているため、平均残業時間の差が縮んでいると考えられます。

転職して残業を減らしたいのであれば、企業の働き方改革の取り組みや、平均残業時間のデータをチェックしましょう。

「社内SE転職ナビ」では、『月平均残業時間20時間未満』の条件で求人を検索できるので、ぜひ活用してみてください。

DX推進やクラウド化により高い将来性に期待できる

近年は企業のDX化やクラウド化が進んでおり、社内システムの企画・運用を担う社内SEの需要が高まっています。

DX化・クラウド化は今後も加速することが予想されるため、社内SEは将来性に期待できる職種といえるでしょう。

ただし、今後は保守的なIT管理だけでなく、最新技術を導入したり、AIによる業務効率化を推進する役割も求められることが考えられます。

社内SEとして将来も活躍し続けるためには、最新技術を常にキャッチアップし、ITの変化に対応できる人材を目指しましょう。

社内SEの転職でエージェントを利用するメリット

「転職エージェントを利用するかどうか迷っている」という方もいると思います。

ここでは、社内SEが転職エージェントに登録するメリットを解説するので、利用を判断する参考にしてください。

メリット1．一般には公開されていない非公開求人にアクセスできる

社内SEが転職エージェントを利用する大きなメリットとして、一般に公開されていない非公開求人にアクセスできることが挙げられます。

社内SEは人気の職種であり、公開すると応募の殺到が予想されるため、非公開で募集がかかることも少なくありません。

転職エージェントを利用すれば独自の非公開求人を紹介してもらえる可能性があるため、転職の可能性を広げられるでしょう。

なお、「ビズリーチ×IT」などのスカウトサービスでは、ヘッドハンターだけが持つレア求人のオファーを受けられることもあるので、ぜひエージェントと併用してみてください。

メリット2．選考対策の質を高められる

エージェントを利用すると、転職支援のプロに応募書類の作成や面接準備をサポートしてもらえるため、選考対策の質を高められます。

社内SEは技術力だけでなく、調整力やコミュニケーション能力も重視されるため、選考でアピールすべきポイントが多岐にわたります。

転職エージェントのアドバイザーに相談すれば、「どのスキルを強調すべきか」「どんなエピソードを優先して伝えるべきか」を教えてもらうことが可能です。

応募先企業が求める人物像に合わせたアピール方法などもアドバイスしてもらえるため、戦略的に選考対策を行えるでしょう。

メリット3．転職のミスマッチを防ぎやすい

転職エージェントに求人の詳しい情報を教えてもらうことで、ミスマッチを防ぎやすくなります。

社内SEは、技術的な課題を解決するだけでなく、社内の各部門やベンダーとの調整も求められるポジションです。

そのため、「やりたい業務」と「実際の業務内容」にギャップが生じやすく、入社後にミスマッチを感じるケースも少なくありません。

エージェントを利用すれば、以下のような企業の内部情報を教えてもらえるため、自分に合った職場かどうかを判断しやすくなります。

求人紹介を受けた際に気になる点があれば、何でも遠慮なくエージェントに確認してみてください。

社内SEの転職でエージェントを利用するデメリット

転職エージェントを利用するメリットは多いですが、一部注意点もあります。

有効活用するためにも、以下の点についてはしっかりと理解しておきましょう。

デメリット1．アドバイザーとやり取りが必要になる

転職エージェントに登録すると、面談・求人紹介・応募などさまざまなタイミングで担当アドバイザーとやりとりする必要があります。

メールや電話での定期的な報連相が必要になるため、人によっては面倒に感じられるかもしれません。

頻繁なやりとりを控えたい場合は、連絡可能な曜日や時間帯をあらかじめ伝えておくことをおすすめします。

デメリット2．担当アドバイザーと相性が合わない場合もある

転職エージェントのアドバイザーは転職活動をサポートしてくれる存在ですが、担当者と相性が合わない場合もあります。

相性が合わないと「希望に合う求人を紹介してもらえない」など、転職活動に支障をきたす恐れがあるため注意が必要です。

利用中に以下のような不満が生じた場合は、担当者を変更してもらうことを検討しましょう。

多くのサービスでは担当者の変更を受け付けているので、問い合わせフォームや窓口から連絡してください。

社内SEの転職に関するよくある質問

IT未経験から社内SEに転職することは可能？

自社のシステムやインフラを運用・保守する社内SEの選考では、豊富な経験を持つエンジニアが有利になることが多いです。

また、実務経験が求められる求人が多く、未経験歓迎の求人は少ない傾向にあります。

完全未経験からの転職はハードルが高いため、インフラ系エンジニアなど他のIT職種を経験してから社内SEを目指すことも検討しましょう。

「社内SEはやめとけ」といわれる理由は？

社内SEは多様な業務を担うため、専門性を磨き、スペシャリストを目指したい方にはあまりおすすめできません。

一方で、企業のさまざまなIT環境に携わり、幅広い経験を積める点はメリットといえます。

また、ワークライフバランスを整えやすい職場が多いことや、働き方の安定性が高いことも魅力のひとつです。

「社内SEは楽で勝ち組」って本当？

長時間の残業が発生しにくい点や、比較的環境の変化が少ない点については一般的なメリットとして挙げられることが多いです。

一方で、システム障害やセキュリティトラブル、社員からの問い合わせなど、突発的な対応が求められる場面も少なくありません。

転職を検討しているのであれば、社内SEの業務を理解して自分に適性があるか考えましょう。

社内SEに必要なスキルは？

社内SEは、自社の社員はもちろん社外のベンダーとも関わる機会があるため、コミュニケーション能力が必須です。

そのため、技術力だけでなく、顧客折衝や関係者調整の経験があると評価されやすいです。

社内SEにおすすめの資格は？

社内SEにおすすめの資格として、以下が挙げられます。

社内SEに資格は必須ではありませんが、取得しておくと客観的に自分のスキルを示しやすくなります。

社内SEの業務にはサーバー・ネットワーク・クラウドなどの運用管理が含まれることが多いので、インフラ系の資格は取得しておくとよいでしょう。

社内SEのキャリアパスは？

スペシャリスト型に進む道もありますが、社内SEは幅広い業務をこなす必要があるため、1つの分野に特化するのは難しいことが多いです。

社内SEとしてキャリアアップするためには、日常の業務をこなしつつ、自分が伸ばしたい分野の経験を意識的に積むことが大切です。

まとめ

社内SEは働きやすい職種として人気がありますが、その分競争率が高く、内定を掴むのは簡単ではありません。

内定の可能性を高めるためには、社内SEの転職に強いエージェントに選考対策をサポートしてもらいましょう。

以下に本記事で紹介した社内SEにおすすめの転職エージェントをまとめたので、ぜひ活用してみてください。

社内SEにおすすめの転職エージェント・転職サイト

サービス名	公式サイト	こんな方におすすめ	公開求人数	非公開求人数	社内SE求人数	サポート	スカウト機能	未経験者	おすすめの年代
社内SE転職ナビ	公式サイト	開発・インフラ・セキュリティなど幅広い社内SE求人をチェックしたい方 長く安定して働ける職場を見つけたい方	約7,500件	非公開	すべて社内SE求人			非対応	20代 30代 40代 50代
マイナビIT AGENT	公式サイト	手厚いサポートを希望する20代・30代 大手からベンチャーまで幅広く検討している方	非公開	非公開	非公開			非対応	20代 30代
レバテックキャリア	公式サイト	キャリアやスキルについて相談したい方 企業の内情をしっかり確認したい方	約51,500件	非公開	約2,600件			非対応	20代 30代 40代

最終更新：2025年11月