サービス名 | おすすめの人 |
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公式サイト |
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公式サイト |
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公式サイト |
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AI技術や機械学習の進化に伴い、AIエンジニアの需要は高まっています。
しかし、AIエンジニア向けの求人は数が限られており、扱うサイトによって案件の種類やレベルに偏りがあります。
そのため、自分に合った求人を効率よく探すには、各転職サービスの特徴を理解して上手に活用することが重要です。
この記事では、AIエンジニアにおすすめの転職サイト・エージェント10社を徹底解説します。
経験者としてキャリアアップを目指す方はもちろん、未経験からAIエンジニアを目指す方にも対応した内容となっているので、ぜひ参考にしてください。
「AIエンジニア」という言葉は広義であり、機械学習エンジニア・プロンプトエンジニア・データサイエンティストなど、さまざまな職種を含みます。
この記事では、AIモデルの開発や運用を行う機械学習エンジニアを「AIエンジニア」として解説します。
AIエンジニアにおすすめの転職サイト・エージェントを比較
AIエンジニアにおすすめの転職サイトの特徴をまとめました。
※AIエンジニアの求人数には、機械学習エンジニアのほか、データサイエンティストやAI研究の求人が含まれている場合があります。
【一覧】AIエンジニアにおすすめの転職サイトを比較
サービス名 | おすすめの人 | 全求人数(機械学習・AIエンジニアの求人数) | サポート | スカウト |
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公式サイト |
| 約50,400件+非公開求人(機械学習 エンジニア求人:約1,250件) |
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公式サイト |
| 約38,800件+非公開求人約3,200件(AI・機械学習エンジニア求人:約970件) |
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公式サイト |
| 約61,500件+非公開求人(機械学習エンジニア求人:約540件) |
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公式サイト |
| 約123,900件+非公開求人(AI・機械学習エンジニア求人:約270件) |
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公式サイト |
| 非公開 |
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公式サイト |
| 約148,100件+非公開求人約89,100件(SE・ITエンジニア×機械学習求人:約3,300件) |
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公式サイト |
| 非公開 |
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公式サイト |
| 約545,700件+非公開求人(機械学習エンジニア求人:約580件) |
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公式サイト |
| 非公開 |
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公式サイト |
| 約50,400件※非公開求人を含む(機械学習 エンジニア求人:約2,200件) |
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最終更新:2025年10月
※転職サイトは、大きく以下の3種類に分けられます。 転職活動に少しでも不安がある場合は、求人紹介や選考対策を受けられる「エージェント型」の利用がおすすめです。
- アドバイザーから求人紹介や転職サポートを受けられる「エージェント型」
- 自分で求人を探して直接応募する「求人掲載型」
- ヘッドハンターや企業からオファーを受けられる「スカウト型」
レバテックキャリア|ITやAIの専門知識を持ったアドバイザーが在籍

引用:レバテックキャリア
レバテックキャリアのおすすめポイント
- キャリアアップ転職に強い:実務経験を活かせる経験者向けの求人が充実
- アドバイザーの専門性が高い:技術の話ができる職種別のアドバイザーが在籍
「レバテックキャリア」は、IT・Web業界に特化した転職エージェントです。
アドバイザーは専門性が高く、Python・TensorFlowなどを用いた開発経験や、モデル構築・データ分析・MLOpsといった実務領域を理解しています。
そのため、あなたのスキルと経験に合った求人を的確に提案してもらうことが可能です。
求人紹介の際には、チームのスキル感や職場の雰囲気まで教えてくれるので、ミスマッチのない転職を実現しやすいでしょう。
また、レバテックキャリアは年収アップ転職に強いことも特徴のひとつです。
3人に2人が年収70万円アップを実現しているので、転職でキャリアアップ・年収アップしたい方はぜひ利用してみてください。(参照元:レバテックキャリア|2023年1月~2024年3月の実績)
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
公開求人数 | 約50,400件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2025年10月)
レバテックキャリア公式サイト口コミや評判はこちらGeekly|職務経歴書の添削に強み

引用:Geekly
Geeklyのおすすめポイント
- 応募書類の添削に強い:書類添削サービス利用者の転職成功率が自己応募に比べて20%上昇した実績あり(参照元:Geekly|2022年12月時点)
- 手厚い転職サポート:キャリア相談から求人紹介・応募・内定まではもちろん、入社後もフォローしてくれる
「Geekly」は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
エンジニア向けの幅広い求人を保有しており、AI・機械学習エンジニアの案件も多数保有しています。
リモート可やフレックスの求人も多いため、柔軟な働き方を実現したい方にもおすすめです。
また、Geeklyは応募書類の添削に力を入れており、選考前にはプロ目線でアドバイスをもらえます。
企業が求めるAIスキルを把握したアドバイザーが添削してくれるため、モデル構築やデータ前処理などの経験を整理し、強みを的確にアピールできるでしょう。
手厚く親身なサポートを受けられるため、初めて転職するAIエンジニアの方もぜひ利用してみてください。
運営会社 | 株式会社Geekly |
---|---|
公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
公開求人数 | 約38,800件 |
非公開求人数 | 約3,200件 |
対応地域 | 埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2025年10月)
Geekly公式サイト口コミや評判はこちらビズリーチ×IT|登録するだけで自分に合ったスカウトが届く転職サイト

引用:ビズリーチIT
ビズリーチ×ITのおすすめポイント
- 高年収求人が充実:年収800万円以上の求人が豊富
- 受け身でオファーを待てる:職務経歴書を登録するだけで企業やヘッドハンターからスカウトが届く
「ビズリーチ×IT」は、企業やヘッドハンターからオファーが届くスカウト型転職サイトです。
年収800万円以上のハイクラスエンジニアから、年収500万円以上でキャリアアップを目指すエンジニアまで、幅広い層に利用されています。
約7割の会員が「予想外のスカウトを受け取った」と回答しており、転職の新たな可能性が広がります。
また、ビズリーチを利用したITエンジニアの多くが平均130万円の年収アップを実現(2025年1月末時点)しており、キャリアアップを目指すAIエンジニアに最適なサービスです。
登録は無料なので、ぜひ気軽に利用してみてください。
質の高いスカウトを増やす方法
簡易職歴書(27問/入力時間10分程度)を登録時にご記入ください。スカウト数が大幅に増加します!
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
公開求人数 | 約61,500件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 登録無料 【プレミアムステージへのアップグレード(有料)】 ・ Web版から(Web決済)30日間コース 5,478円(税込) ・ アプリから(App Store決済)月額 5,500円(税込) |
(最終更新日:2025年10月)
ビズリーチ × IT公式サイトワークポート|若手エンジニアの転職におすすめ

引用:ワークポート
ワークポートのおすすめポイント
- 20~30代や第二新卒の転職に強い:若手向けのポテンシャル求人が充実
- ものづくり系の求人探しにおすすめ:製造業やハード系領域のAI求人が豊富
「ワークポート」は、IT業界の転職支援に強みを持つエージェント型転職サイトです。
創業よりIT業界の転職支援に注力してきたことから企業とのつながりが強く、他にはない求人を保有しています。
たとえば、AI・機械学習エンジニアの求人は、製造業やハード系領域(ものづくり系)を得意としています。(※2025年10月時点)
そのほか若手向けのポテンシャル求人に強みがあるため、20~30代や第二新卒のAIエンジニアにおすすめです。
また、ワークポートに登録すると、転職活動を効率化できるアプリ「eコンシェル」を利用できます。
スマホで担当者とメッセージができたり、転職活動の進捗状況を管理できるので、気になる方はぜひ活用してみてください。
運営会社 | 株式会社ワークポート |
---|---|
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
公開求人数 | 約123,900件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
有料職業紹介 | 許可番号:13-ユ-040590 |
(最終更新日:2025年10月)
ワークポート公式サイト口コミや評判はこちらマイナビIT AGENT|他にはない非公開求人が充実

引用:マイナビIT AGENT
マイナビIT AGENTのおすすめポイント
- 非公開求人が充実:マイナビだけが保有する独占求人多数
- 夜間や土曜の相談にも対応:仕事が忙しい方も利用しやすい
「マイナビIT AGENT」は、人材大手マイナビが運営する転職エージェントです。
大手からベンチャーまで幅広い企業に対応しており、機械学習エンジニアのほか、MLOpsエンジニア、データサイエンティストなどの求人も保有しています。(※2025年10月時点)
サイトに公開している以外にもたくさんの非公開求人を保有しているため、応募企業を広く検討したい方におすすめです。
また、マイナビIT AGENTは夜間や土曜の相談に対応していることも強みのひとつです。
平日の昼間に時間を取るのが難しい場合も利用しやすいので、仕事が忙しくて転職活動の時間を確保しにくい方もぜひ利用してみてください。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2025年10月)
マイナビIT AGENT公式サイト口コミや評判はこちらリクルートエージェントIT|転職の方向性を迷っている人にもおすすめ

リクルートエージェントITのおすすめポイント
- 業界トップクラスのIT求人数:エンジニア全体の求人は他社と比較しても圧倒的
- 幅広い求人を保有:多岐にわたるIT求人を保有しており、異業種・異転職にも対応可
「リクルートエージェントIT」は、人材大手リクルートが運営する転職エージェントです。
強みとして、これまで数多くの求職者を支援してきた実績があり、転職ノウハウが豊富なことが挙げられます。
キャリアアップ・キャリアチェンジ・未経験転職など幅広い転職に対応してくれるため、オールマイティに活用しやすいサービスといえるでしょう。
SE・ITエンジニア×機械学習の求人数は約3,300件と多く、その他のエンジニア求人も非常に充実しています。(※2025年10月時点)
AI系はもちろん、開発系・インフラ系などさまざまな求人情報を比較できるため、転職の方向性が定まっていない方にもおすすめです。
運営会社 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
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公式サイト | https://www.r-agent.com/it_engineer/ |
公開求人数 | 約148,100件 |
非公開求人数 | 約89,100件 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2025年10月)
リクルートエージェントIT公式サイト口コミや評判はこちらGreen|スカウトが盛んな転職サイト

引用:Green
Greenのおすすめポイント
- 直接応募できる求人掲載型:自分のペースで転職活動を進めやすい
- 転職サポートは受けられない:アドバイザーとのやりとりが不要で気軽に使いやすい
「Green」は、IT・Web業界に特化した自己応募型の転職サイトです。
エージェントではないため求人紹介や転職サポートは受けられませんが、自分の好きなタイミングで求人を探して直接応募することが可能です。
アドバイザーとのやり取りも不要なので、自分のペースで転職活動を進めやすいでしょう。
また、Greenではスカウトが盛んに行われており、人事担当者から直接スカウトを受けられるケースも多いです。
AIエンジニアは転職市場で需要が高く、好条件のスカウトを受けられる可能性があるので、ぜひエージェント型とあわせて活用してみてください。
運営会社 | 株式会社アトラエ |
---|---|
公式サイト | https://www.green-japan.com/ |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国,海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2025年10月)
Green公式サイト口コミや評判はこちらリクルートダイレクトスカウト|高年収のスカウトに期待できる

リクルートダイレクトスカウトのおすすめポイント
- 高年収・ハイクラスの求人多数:年収800万~2,000万円の求人が多い
- 転職の可能性を広げられる:思わぬ企業からスカウトを受けられる可能性あり
「リクルートダイレクトスカウト」は、企業やエージェント(ヘッドハンター)からオファーが届くスカウト型転職サイトです。
IT特化ではありませんが、数多くの企業やエージェントが登録しており、AIエンジニアの転職活動にも活用できます。
年収800万~2,000万円の求人が多いため、ハイクラスなスカウトに期待できるでしょう。(参照元:リクルートダイレクトスカウト)
また、同じくスカウト型転職サイトである「ビズリーチ」とは異なり、すべての機能を完全無料で利用できることもポイントです。
金銭面の負担なくスカウト型転職サイトを利用したい場合は、ぜひリクルートダイレクトスカウトに登録してみてください。
運営会社 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
---|---|
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
公開求人数 | 約545,700件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2025年10月)
リクルートダイレクトスカウト公式サイト口コミや評判はこちらEDGE CAREER|AI業界専門のエージェント

引用:EDGE CAREER
EDGE CAREERのおすすめポイント
- AI業界に特化:独自のネットワークから獲得した幅広いAI求人を保有
- AI未経験者の転職支援にも対応:他エンジニアからのキャリアチェンジも支援してくれる
「EDGE CAREER」は、AI業界に特化した転職エージェントです。
AI領域に特化したコンサルタントが在籍しているため、専門的な相談が可能です。
また、EDGE CAREERの強みとしてAI未経験者の転職支援にも対応していることが挙げられます。
AI分野の実務未経験でも転職可能な求人を提案してくれるため、他のエンジニア職種からAIエンジニアにキャリアチェンジしたい方に特におすすめです。
AI特化のサービスを選びたい方や、AI未経験のエンジニアの方はぜひ利用してみてください。
運営会社 | エッジテクノロジー株式会社 |
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公式サイト | https://www.edge-career.com/ |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2025年10月)
EDGE CAREER公式サイトdodaエンジニアIT|状況にあわせて柔軟な使い方が可能

引用:dodaエンジニアIT
dodaエンジニアITのおすすめポイント
- 自由な使い方が可能:求人への直接応募・求人紹介の両方に対応
- AI領域の求人が豊富:機械学習・AIエンジニアの求人特集あり
「dodaエンジニアIT」は、大手パーソルキャリアが運営するIT特化の転職サービスです。
大きな特徴として、エージェント・求人サイト・スカウトサービスの3つの使い方ができることが挙げられます。
自分のペースで求人を探すことができ、必要に応じてサポートを受けられるため、臨機応変に活用しやすいです。
また、機械学習・AIエンジニアの求人数も非常に充実しているので、自分に合う案件をしっかり比較検討できるでしょう。
気軽に使いやすいサービスなので、迷った場合はぜひ登録してみてください。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公式サイト | https://doda.jp/engineer/ |
公開求人数 | 約50,400件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2025年10月)
dodaエンジニアIT公式サイト目的別|AIエンジニアにおすすめの転職サイト
ここでは、AIエンジニアにおすすめの転職サイトを以下の条件別に紹介します。
経験者の年収アップ・キャリアアップにおすすめの転職サイト
年収アップやキャリアアップを狙っている方は、経験者向けの求人が多い転職サイトを選びましょう。
以下のサービスには、年収800万円以上のハイクラス求人も多いため、ぜひチェックしてみてください。
(※2025年10月時点)
未経験からAIエンジニアを目指す人におすすめの転職サイト
AIエンジニアの求人は経験者向けが多く、特にIT特化型は未経験者向けの案件が少ない傾向にあります。
実際に、本記事で紹介しているサービスのなかで未経験者の支援に強みを持つのは「EDGE CAREER」のみとなっています。
1社のみでは求人の選択肢が限られてしまうため、他のエンジニア職種から転職を目指す場合は未経験可の求人も扱う「総合型」の転職サイトを併用しましょう。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
リクルートエージェント |
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doda |
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(※2025年10月時点)
フリーランスAIエンジニアにおすすめのサービス
一般的な転職サイトは正社員の求人をメインに扱っており、フリーランス向けの業務委託案件を保有しているサービスは少ないです。
そのため、業務委託案件を探している方や、独立を考えている場合は、フリーランス特化のサービスを利用しましょう。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
レバテックフリーランス |
|
ITプロパートナーズ |
|
(※2025年10月時点)
その他のフリーランス向けサービスをチェックしたい方は、「フリーランスエージェントおすすめ比較」もあわせてご覧ください。
AIエンジニア向け|転職サイトの選び方
ここでは、AIエンジニアが効率よく転職活動を進めるために押さえておきたい転職サイトの選び方を解説します。
ポイント1.AIの専門知識を持つアドバイザーがいるサービスを選ぶ
自分に合う求人をスムーズに見つけるためには、専門知識を持つアドバイザーからサポートを受けることが有効です。
ただし、すべての転職サイトにアドバイザーがいるわけではないため、まずは転職サイトの種類を理解することが重要です。
転職サイトの種類
- アドバイザーから求人紹介や転職サポートを受けられる「エージェント型」
- 自分で求人を探して直接応募する「求人掲載型」
- ヘッドハンターや企業からオファーを受けられる「スカウト型」
求人掲載型の転職サイトには基本的にアドバイザーがいないため、転職に少しでも不安がある場合は「エージェント型」の転職サイトを選びましょう。
AIエンジニアの業務に精通したアドバイザーがいるサービスであれば、あなたの経験を正確に理解し、スキルと希望に合う求人を紹介してくれます。
また、機械学習モデルの設計やデータ前処理のスキルなど、企業から求められるポイントを押さえた職務経歴の書き方をアドバイスしてもらうことも可能です。
「レバテックキャリア」や「Geekly」には専門知識を持つアドバイザーが多いので、ぜひ利用してみてください。
ポイント2.非公開求人が充実しているサービスを選ぶ
AI領域は専門性が高いため、経験豊富な人材を対象とした非公開求人も多く存在します。
非公開求人は求人掲載型のサイトでは公開されておらず、エージェント型やスカウト型の転職サイトで紹介を受けるのが一般的です。
非公開求人には高年収や重要ポジションの案件が多いため、紹介を受けることで転職の可能性を大きく広げられるでしょう。
特にAIエンジニアの仕事は公開求人数が少ない傾向にあるので、自分に合った案件を探すためにも非公開求人まで広く確認することをおすすめします。
「マイナビIT AGENT」は非公開求人を多く保有しているので、ぜひ活用してみてください。
ポイント3.スカウト型のサービスも活用する
AIエンジニアは転職市場での需要が高く、経験やスキルがある場合は、好条件のスカウトを受けられる可能性があります。
特にスカウト型の転職サイトでは、一般には公開されていない非公開求人や高待遇のオファーを受けられるケースも多いです。
また、スカウト型転職サイトは受け身でオファーを待てるため、忙しくても無理なく転職活動を進められます。
ハイクラス向け転職サイト「ビズリーチ×IT」には数多くのヘッドハンターが登録しており、高年収のスカウトに期待できるので、ぜひ利用してみてください。
ポイント4.複数の転職サービスを併用する
転職活動をスムーズに進めるためには、複数の転職サイトを利用しましょう。
取り扱い求人はサービスによって異なるため、複数社を併用することで転職の可能性を広げられます。
また、転職サイトの複数利用には以下のようなメリットもあります。
転職サイトを複数利用するメリット
- 各社の独占求人をチェックできる可能性がある
- 複数の視点からアドバイスを受けられる
- 相性の良いアドバイザーと出会う可能性を広げられる
- 自分に合うサービスを比較検討できる
転職サイトは何社使ってもOKなので、まずは2~3社程度に登録し、どのような求人があるか確認してみましょう。
「求人が少ない」「合わない」と感じたサービスはすぐに退会して問題ないので、気軽に登録してみてください。
AIエンジニアの転職事情|年収や将来性を解説
ここでは、AIエンジニアの転職事情について解説します。
AIエンジニアの需要は非常に高い
AI(人工知能)の発展により、業務効率化・需要予測・レコメンドなど、さまざまな場面においてAIを導入する企業が増えています。
AI導入の現場では、モデルの開発や運用を行うAIエンジニアが欠かせません。
特に、機械学習や深層学習を用いたモデルの開発経験を持つ人材は限られており、需要が非常に高い状況です。
現在、AIエンジニアの求人は他エンジニア職種と比較して少なめですが、AIの普及に伴い今後は増加することが予想されます。
AIエンジニアの平均年収は628万円
厚生労働省のデータによると、AIエンジニアの平均年収は628.9万円です。(参照元:職業情報提供サイト(job tag)|令和6年のデータ)
AIエンジニアは高度な専門性が求められる職種であることから、他エンジニアと比較して年収が高い傾向にあります。
職種 | 平均年収 |
---|---|
SE/プログラマ | 425万円 |
Webサービスエンジニア | 446万円 |
データベースエンジニア | 463万円 |
サーバーエンジニア | 464万円 |
システム開発/運用 | 489万円 |
参照元:日本のビジネスパーソンの平均年収は?平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金) |doda
※2023年9月~2024年8月調査
自然言語処理や画像認識など特定の専門スキルや、実務経験が豊富な人材はさらに高年収を得られる場合もあります。
AI分野は急速に発展していますが、専門スキルを持つ人材はまだ限られているため、AIエンジニアの市場価値は非常に高いといえます。
未経験からAIエンジニアになる難易度は高め
AIエンジニアには高度な専門知識が求められるため、未経験からの転職は難易度が高めです。
具体的には、以下のようなスキルが必要です。
AIエンジニアに必要なスキルの一例
- Pythonのプログラミングスキル
- 数学・統計の基礎知識
- 機械学習・ディープラーニングの理解と実装力
- データ処理・前処理のスキル
上記の経験が一切ない場合は、Pythonの基礎から一つずつ学習していく必要があります。
一方、エンジニアとしてPythonのスキルがあれば、転職のハードルは比較的低くなります。
他のエンジニア職種からAIエンジニアを目指す場合は、機械学習やデータ分析の基礎知識を身につけてから転職活動を始めるとよいでしょう。
AI領域未経験から転職を目指す場合は「未経験からAIエンジニアになるには?経験別転職ステップと学習法をわかりやすく解説」もぜひ参考にしてください。
AI分野は成長中で将来性にも期待できる
生成AI・画像認識・自然言語処理など、AI分野では次々と新しい技術が登場しています。
このような技術革新やAI活用の拡大により、今後もAIエンジニアの需要は高い状態が続くと考えられます。
また、AI分野は今後もさらなる発展が見込まれるため、将来性にも期待できる職種といえるでしょう。
なお、将来でも企業から求められるAIエンジニアになるためには、最新技術のキャッチアップとスキルアップが必須です。
常に学習を続ける姿勢を大切にすることで、変化の激しいAI市場においても高い価値を持つ人材として活躍できるでしょう。
AIエンジニアが転職サイトを利用するメリット
「転職サイトを利用するかどうか迷っている」という人もいると思います。
ここでは、AIエンジニアが転職サイトに登録するメリットを解説するので、利用を判断する参考にしてください。
転職サイトを利用するメリット
※転職サイトは、大きく以下の3種類に分けられます。登録前に自分がどのサービスを利用するのか把握しておきましょう。
- アドバイザーから求人紹介や転職サポートを受けられる「エージェント型」
- 自分で求人を探して直接応募する「求人掲載型」
- ヘッドハンターや企業からオファーを受けられる「スカウト型」
メリット1.希少なAI案件にアクセスできる
AIエンジニアが転職サイトを利用するメリットのひとつは、希少なAI案件に効率的にアクセスできる点です。
近年AI人材の需要は非常に高く、一般には公開されていない非公開求人や高単価の案件が多く存在します。
エージェント型やスカウト型転職サイトを活用すれば、一般には公開されていない非公開求人や特別な案件を紹介してもらえる可能性があります。
自分では探しにくい求人と出会える可能性があるため、転職の選択肢を大きく広げられるでしょう。
より多くの非公開求人にアクセスするには、「レバテックキャリア」+「ビズリーチ×IT」など、複数のサービスを併用するのがおすすめです。
メリット2.AIの専門知識を持つアドバイザーからサポートを受けられる
エージェント型の転職サイトでは、AI分野に精通したアドバイザーからサポートを受けることが可能です。
応募書類の作成・面接対策の基本的な支援はもちろん、AI分野の最新の動向を踏まえてアピールすべきスキルや経験をアドバイスしてくれます。
転職のプロ視点からフィードバックを受けられるため、万全の体制で選考に臨めるでしょう。
また、他職種からAIエンジニアを目指す場合は、活かせる経験や習得すべきスキルについて教えてもらえます。
エージェント型転職サイトはキャリアアップにもキャリアチェンジにも役立つサービスなので、ぜひ活用してみてください。
メリット3.希少スキルの市場価値を可視化できる
エージェント型やスカウト型転職サイトを利用することで、スキルの市場価値を可視化しやすくなります。
具体的には、アドバイザーのフィードバックや届くスカウトの内容から、自分のスキルセットが企業にどのように評価されているのか客観的に把握できます。
AI分野は技術の進化が速く、需要の高いスキルも変化しやすいため、市場からの反応を確認することは非常に重要です。
自分の強みや不足しているスキルを知ることで、今後の転職活動やスキルアップの方向性を明確にできるでしょう。
AIエンジニアが転職サイトを利用するデメリット・注意点
AIエンジニアが転職サイトを利用するメリットは多いですが、一部注意点もあります。
有効活用するためにも、以下の点についてはしっかりと理解しておきましょう。
転職サイトを利用するデメリット
※転職サイトは、大きく以下の3種類に分けられます。登録前に自分がどのサービスを利用するのか把握しておきましょう。
- アドバイザーから求人紹介や転職サポートを受けられる「エージェント型」
- 自分で求人を探して直接応募する「求人掲載型」
- ヘッドハンターや企業からオファーを受けられる「スカウト型」
デメリット1.サービスによって求人の種類やレベルに偏りがある
AIエンジニアが転職サイトを利用する際の注意点として、サービスにより求人の種類やレベルに偏りがあることが挙げられます。
AIスキルは需要が高い一方で、実際にAIを扱える人材は少なく、求人数自体も限定的です。
そのため、あるサイトでは論文実装など研究寄りの案件が多いのに対し、別のサイトではモデル開発やMLOpsなど実務寄りの案件が中心になることがあります。
自分に合う求人を効率よく見つけるためには、ひとつのサービスに絞らず、複数の転職サイトを併用することをおすすめします。
「レバテックキャリア」+「Geekly」+「ビズリーチ×IT」など、エージェント型とスカウト型を併用することでより幅広い求人にアクセスできるでしょう。
デメリット2.アドバイザーとやり取りが必要になる
エージェント型の転職サイトに登録すると、面談・求人紹介・応募などさまざまなタイミングで担当アドバイザーとやりとりする必要があります。
定期的な報連相が必要になるため、人によっては面倒に感じられるかもしれません。
頻繁なやりとりを控えたい場合は、連絡可能な曜日や時間帯をあらかじめ伝えておくことをおすすめします。
デメリット3.担当アドバイザーと相性が合わない場合もある
エージェント型転職サイトのアドバイザーは転職活動をサポートしてくれる存在ですが、担当者と相性が合わない場合もあります。
相性が合わないと「希望に合う求人を紹介してもらえない」など、転職活動に支障をきたす恐れがあるため注意が必要です。
利用中に以下のような不満が生じた場合は、担当者を変更してもらうことを検討しましょう。
- 的外れな求人ばかり提案してくる
- いつもレスポンスが遅い
- アドバイザーの意見を押しつけてくる
- 転職を強引に勧めてくる
- 求職者の希望や意思を尊重してくれない
多くのサービスでは担当者の変更を受け付けているので、問い合わせフォームや窓口から連絡してください。
転職サイトを利用する流れと活用のポイント
ここでは、転職サポートを受けられる「エージェント型転職サイト」を利用する流れを解説します。
転職サイトを利用する流れ
ステップ1.登録
まずは、各サービスの公式サイトから登録手続きを行います。
入力事項はそれぞれ異なりますが、1~3分程度で登録できるサービスが多いです。
登録後は担当アドバイザーから初回面談の予定を決める連絡(メールもしくは電話)がくるので、都合のよい日時を伝えましょう。
ステップ2.担当アドバイザーとの面談
担当アドバイザーとの初回面談は、Webもしくは対面で行われます。
以下のようなことをヒアリングされるので、事前に話す内容をまとめておくと面談がスムーズに進みます。
ヒアリングのおもな内容
- 転職の理由と目的
- 転職希望時期
- 職務経歴
- 保有スキル
- 求人の希望条件(年収・勤務地・働き方など)
面談はキャリア相談の場でもあるので、悩みや気になることがあれば遠慮なく相談しましょう。
ステップ3.求人紹介・応募
面談でのヒアリング内容をもとに、求人を紹介してくれます。
良い求人があった場合は、担当アドバイザーに応募の旨を伝えましょう。
なお、応募の手続きは担当アドバイザーが代行してくれます。
履歴書・職務経歴書など応募書類の添削も受けられるため、不安な点があれば何でも気兼ねなく相談してください。
年収アップを狙っている場合は…
エージェント型転職サイトは、企業との給与交渉・条件交渉も代行してくれます。
アドバイザーは交渉に慣れており、適切なタイミングで交渉を進めてくれるため、年収交渉を希望する場合は早めに担当アドバイザーに伝えましょう。
ステップ4.企業との面接
書類選考を通過した後は、企業との面接に進みます。
担当アドバイザーが面接日を調整してくれるため、都合のよい日時を伝えましょう。
また、多くのエージェント型転職サイトでは、面接対策を受けられます。
自己PRの仕方をアドバイスしてくれたり、模擬面接を行ってくれるサービスもあるので万全の状態で選考に臨めるでしょう。
ステップ5.内定・入社
選考の結果は、担当アドバイザー経由で通知されます。
採用となった場合は、入社手続きへと進みます。
現職の退職や入社日の調整なども担当アドバイザーがフォローしてくれるため、わからないことがあれば相談してください。
補足|求人掲載型の転職サイトを利用する流れ
求人掲載型の転職サイトを利用する流れは、以下のとおりです。
- 会員登録をする
- サイト上で求人を探す
- 応募・エントリーする
- 企業とやりとりしながら選考を進める
求人掲載型の転職サイトを利用する際は、基本的に自力で転職活動を進めることになります。
そのため、転職活動に少しでも不安がある場合は「エージェント型転職サイト」の利用がおすすめです。
AIエンジニアの転職についてよくある質問
IT未経験からAIエンジニアになれる?
IT未経験からAIエンジニアになることは不可能ではありませんが、難易度は高いです。
AIエンジニアには多くの専門知識が求められます。
IT未経験の場合はプログラミングやAIの基礎から学ぶ必要があるため、転職までに時間がかかる可能性が高いです。
転職の流れとしては、まず基礎を学び、インターンや関連職種で実務に近い経験を積んでから求人に応募するとよいでしょう。

未経験からAIエンジニアになるには?経験別転職ステップと学習法をわかりやすく解説 | Qiita Job Change
AIを活用する業界や企業は増えており、AI開発を担う「AIエンジニア」の需要も高まっています。この記事では、未経験からAIエンジニアになるためのステップや必要なスキルを経験レベル別にわかりやすく解説します。
他エンジニア職種からAIエンジニアになるには?
他のエンジニア職種からAIエンジニアを目指す場合は、AIモデルの開発に必要な知識を身につけたうえで転職活動に臨みましょう。
具体的なステップの例は、以下のとおりです。
- Pythonのプログラミングスキルを強化する(Python未経験・経験浅めの場合)
- 機械学習の基礎を学習する
- 実データを使って実装練習する
- ディープラーニングを学習する
- ポートフォリオを作成する
- 転職活動を開始する
なお、AI関連の学習を効率的に進めたい方には、ITスクール「Aidemy Premium」の受講もおすすめです。
「AIアプリ開発講座」では、データの取得から機械学習アルゴリズム、Webアプリの実装までの流れを学ぶことができるので、ぜひチェックしてみてください。
Aidemy Premium公式サイトAIエンジニアの転職に資格は必要?
AIエンジニアの転職において、資格は必須ではありません。
実務では、資格よりもスキルやプロジェクト経験が重視される傾向にあるためです。
一方で、未経験や実務経験が浅い場合は、資格取得により基礎知識が身についていることをアピールできます。
代表的な資格としては、以下が挙げられます。
- G検定:AI・ディープラーニングの活⽤リテラシーを証明できる入門資格
- E資格:ディープラーニングの知識や実装スキルを証明する資格
- Pythonエンジニア認定試験:Pythonに関する知識とプログラミングスキルを証明する資格
AIエンジニアにおすすめの業界は?
AIエンジニアはIT業界以外にも、以下のようにさまざまな活躍の場があります。
業界 | AIの活用例 |
---|---|
IT・Web業界 | 検索エンジン、レコメンド、自動コンテンツ生成 |
製造業 | IoTや画像認識を活用したスマートファクトリー、自動運転 |
金融業界 | 不正検知、与信審査、アルゴリズム取引 |
医療・ヘルスケア | 画像診断AI、創薬支援、個別化医療 |
小売・広告・マーケティング | レコメンド、需要予測、顧客分析 |
業界を選ぶときに重要なのが、「興味・関心のある分野か」という点です。
AIエンジニアは継続的な学習が必要なため、興味がある分野でないとモチベーションを維持しづらく、スキル習得や業務に支障をきたす恐れがあります。
将来性や働き方なども重要ですが、まずは「やりたいこと」を軸に業界を選ぶことがポイントです。
「AIエンジニアはやめとけ」といわれる理由は?
「AIエンジニアはやめとけ」といわれる理由として、おもに以下が挙げられます。
- 高度な専門知識やスキルが必要で、未経験転職のハードルが高い
- 学習コストや準備期間がかかる
- 転職後も継続的な勉強や最新技術のキャッチアップが必要
とはいえ、AIエンジニアは需要が高く、将来性にも期待できる職種です。
しっかり準備期間を確保でき、継続的に学ぶ覚悟があれば未経験からでも挑戦する価値は十分にあるでしょう。
AIに関連するその他の職種は?
AIに関連するその他の職種としては、おもに以下が挙げられます。
職種名 | おもな仕事内容 |
---|---|
データサイエンティスト | データから価値ある知見や予測を導き出す |
データエンジニア | 分析や機械学習に必要なデータ基盤を構築・管理する |
プロンプトエンジニア | 生成AIに最適な指示(プロンプト)を設計して望む出力を得る |
MLOpsエンジニア | 機械学習モデルの運用・管理を自動化し、安定的に提供する |
上記のような職種で活躍したい場合は、それぞれの分野に必要な専門知識を身につける必要があります。
近年では、データサイエンスや機械学習を学べるスクールも増えているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
- Aidemy Premium:データサイエンスを学べる講座あり
- SAMURAI ENGINEER:データサイエンスや生成AIを学べる講座あり

生成AIスクールおすすめ11選を比較!社会人向けや補助金対象スクールも紹介【2025年10月最新】 | Qiita Job Change
おすすめ生成AIスクール11選を徹底比較。、DMM 生成AI CAMP、Aidemy Premium、デジハク、SAMURAI ENGINEERなど各スクールの特徴やカリキュラムを紹介。選び方や目的別のおすすめスクールも解説します。
まとめ
AIエンジニアの転職では、転職サイトを活用することで求人探しをスムーズに進めやすくなります。
以下に本記事で紹介したなかで特におすすめの転職サイトをまとめたので、ぜひ利用してみてください。