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初心者がプログラミングを学習する方法!独学向けのサイトや勉強のコツも解説

株式会社マイナビ等のプロモーションを含みます

『Qiita Job Change』は、複数の企業と提携しており、当サイトを経由して商品・サービスへの申込みがあった場合、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし、当サイトで紹介する商品・サービスは、『Qiita Job Change』が独自の基準で評価し掲載しております。 また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。

プログラミングは、転職・副業・仕事の効率化などさまざまな場面で役立つ需要の高いスキルです。

ただ、初心者がプログラミングを始める際は「何から手をつければいいのか分からない」「どの言語を選べばいいのか迷う」など、悩んでしまうことも少なくありません。

この記事では、初心者の方が基礎から効率的に学べるよう、言語選びから開発環境の準備、実際にコードを書いて手を動かすところまで段階的に解説します。

挫折しないためのポイントやおすすめの学習サービスも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

まず何から始める?初心者がプログラミングを効率よく学ぶ7ステップ

初心者がプログラミングを効率よく習得するためには、「目的意識を持って実践を重ねること」が大切です。

具体的には、以下のステップで段階を踏みながら学習を進めましょう。

ステップ1.目的と「作りたいもの」をはっきりさせよう

プログラミング学習を効率的に進めるためには、「なぜプログラミングを学びたいのか?」を明確にすることが重要です。

目的や目標がはっきりすれば、おのずと「何から作り始めるべきか」も見えてきます。

学習の目的に合わせ、初心者でも無理なく挑戦しやすいおすすめの制作物をまとめたので、参考にしてください。

目的

制作物の例

エンジニアに転職・就職したい

  • ポートフォリオサイト(スキルや制作実績の紹介)
  • 動的Webアプリケーション(タスク管理アプリやメモ帳アプリ)
  • シンプルな自動化スクリプト(業務効率化用)

副業で稼ぎたい

  • ポートフォリオサイト(サービス内容や制作実績の紹介)
  • ランディングページ(商品・サービス紹介ページ)
  • 静的サイト(コーポレートサイトや小規模店舗サイト)

趣味や教養として学びたい

  • タスク管理アプリ(シンプルな機能実装の学習用)
  • 家計簿アプリ(データ入力や集計の学習用)
  • 簡単な自動化スクリプト(日常作業効率化用)

転職や副業を考える方にとっては物足りなく感じるかもしれませんが、最初から高度な作品を作ろうとすると挫折してしまいやすいです。

そのため、まずは簡単なものから取り組んで基礎を固めることが大切です。

基礎が身についたら、ユーザー登録やデータ操作ができる本格的な制作物へと段階的に挑戦していきましょう。

ステップ2.どの言語を学べばいい?目的別におすすめを紹介

作りたいものが決まった後は、学習するプログラミング言語を決めましょう。

先ほど紹介した制作物の場合は、それぞれ以下の言語を学習するのがおすすめです。

制作物

おすすめの言語

  • ポートフォリオサイト
  • 静的サイト
  • ランディングページ
  • HTML/CSS、JavaScript(フロントエンド)
  • 動的Webアプリケーション
  • HTML/CSS、JavaScript(フロントエンド)
  • PythonまたはPHP(バックエンド)
  • シンプルな自動化スクリプト
  • Python(スクリプト/ツール系)
  • タスク管理アプリ
  • JavaScript(フロントエンド)
  • Python(バックエンド)

初心者向け!各言語の特徴と選び方をやさしく解説

先に紹介した各言語の特徴は、以下のとおりです。

言語

特徴

HTML/CSS(マークアップ言語/スタイルシート言語)

  • おもな開発分野:Web開発(フロントエンド)
  • Webページの構造やデザインをつくるために用いられる

JavaScript

  • おもな開発分野:Web開発(フロントエンド・サーバーサイド)
  • Webサイトの動きやユーザー操作への反応を実装するほか、サーバーサイド開発にも用いられる

Python

  • おもな開発分野:自動化、運用支援開発、機械学習、ディープラーニング
  • 業務の自動化やデータ解析、機械学習など幅広い分野で用いられる

PHP

  • おもな開発分野:Web開発(サーバーサイド)
  • Webサイトの裏側のシステム開発に用いられ、ブログやECサイトの管理などで多く利用されている

Web系エンジニアへの転職や、Web制作系の副業を考えている場合、HTML/CSS・JavaScriptの習得はマストです。

また、バックエンドや自動化の分野に挑戦したい場合は、Pythonを学ぶのがよいでしょう。

JavaScriptやPythonはプログラミング言語のなかでも比較的習得しやすいといわれており、初心者の入門にもおすすめです。

初心者には難易度が高い言語

  • 業務システムやWebアプリ開発に用いられる「Java」
  • ゲーム開発や大規模アプリ開発に用いられる「C++」
  • Web開発やモバイルアプリ開発に用いられる「C#」

これらの言語は、プログラムの中身を「モノ(=オブジェクト)」として扱う考え方が必要になります。

この考え方を「オブジェクト指向」といい、初心者にとっては少しハードルが高く感じやすいです。

上記の言語を学びたい場合は、まずは変数・条件分岐・ループなどプログラミングの基礎を身につけてから勉強するとよいでしょう。

なお、Pythonもオブジェクト指向言語ではありますが、文法がシンプルな上に柔軟性があるため、初心者でも学びやすいといわれています。

▶︎オブジェクト指向についてもっと詳しく知りたい方はこちら

ステップ3.あなたに合う学習スタイルを見つけよう

学習する言語が決まった後は、学習方法を検討しましょう。

学習方法は人によって合う・合わないがあるため、実際に試してみて「継続できそうか」確認するのがおすすめです。

以下にプログラミングを学習するおもな方法と、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

学習方法

メリット/デメリット

学習サイト

  • ブラウザ上でコードが書けるサイトであれば、手を動かしながら学べる
  • 無料版では学べる範囲が限られる

環境構築せず、すぐにプログラミングを始めたい人におすすめ

プログラミングスクール

  • 講師のサポートがあるため、挫折を防ぎやすい
  • 受講料が高額になりやすい

転職を考えている人や確実にスキルを身につけたい人におすすめ

動画

  • 操作画面を見ながら学べるため、視覚的に理解しやすい
  • 動画を見るだけではアウトプットが不十分になりがち

実際の操作を見てイメージを掴みたい人におすすめ

書籍

  • 自分のレベルに合った書籍を選び、基礎から体系的にしっかり学べる
  • 実際に手を動かす機会が少なくなりやすい

まずは理論や知識を身につけたい人におすすめ

まずは、気軽に試せる学習サイトなど取り組みやすいスタイルで勉強を始めてみるのがおすすめです。

実際にやってみて「続けられそう」と感じた場合は、そのスタイルを軸に継続していきましょう。

反対に行き詰まったり、独学に不安を感じたりする場合は、講師のサポートを受けられるプログラミングスクールの受講を検討してみてください。

なお、学習サイトやプログラミングスクールは、記事中盤 「独学に役立つ!初心者向けプログラミング学習サービスまとめ」 で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ステップ4.開発環境って?コードを書く準備をしよう

学習方法が決まったら、実際にコードを書く「開発環境」を準備しましょう。

開発環境とは、一般的にプログラムを作成・実行するために必要なソフトやツールのことを指します。

以下に開発環境の構築例を言語別にまとめたので、参考にしてください。

言語

構築例

HTML/CSS、JavaScript

VS Codeなどのコードエディタをインストールし、ブラウザでファイルを開いて動作を確認する

Python

Python本体とコードエディタ(VS CodeやJupyter Notebookなど)をインストールし、ターミナルなどで実行して動作を確認する

PHP

XAMPPやMAMPなどのローカルサーバー環境とコードエディタをインストールし、ブラウザを通じて動作を確認する

最近ではブラウザ上で手軽にコードを書けるサイトも多いため、学習の初期段階で必ずしも環境構築をする必要はありません。

ですが、ある程度慣れてきた場合は自分のパソコンに開発環境を構築しておくと、より本格的な制作に取り組めます。

補足

環境構築のやり方は各言語やツールの公式サイトを参照するのがベターですが、多くは英語表記です。

そのため、日本語で解説している記事やYouTube動画もあわせて参考にするのがおすすめです。

ステップ5.まずは簡単なコードから書いてみよう

学習環境が整ったら、実際にコードを書いてみましょう。

プログラミングは手を動かして覚えるのが効率的なので、初心者のうちはどんどん実践することが大切です。

具体的には、以下のような簡単なプログラムを書くことから始めるとよいでしょう。

  • 画面に「Hello, World!」と表示するプログラム
  • 数字を足し算して結果を表示する計算プログラム
  • 名前を入力すると挨拶を返すプログラム

上記のようなプログラムを書くことで、基本的な文法や入力・出力の仕組みを理解できます。

慣れてきたら、条件分岐・繰り返し処理・関数の使い方なども試してみましょう。

また、エラーが出た時はネットなどで原因を調べて、どのように直せばいいか考える習慣をつけることも重要です。

学習のポイント

ゼロから自力で開発を進めるのが難しい場合、まずはサンプルコードを写したり、学習サイトのチュートリアルを活用したりするのがおすすめです。

たとえば「Progate」では、案内に従いながらブラウザ上でコードを書いて学習を進められます。

また、基礎が身についた後は各言語のフレームワーク(開発の枠組み)やライブラリ(便利な機能集)も活用してみましょう。

ステップ6.作りたいものに一歩ずつ近づけよう

簡単なコードが書けるようになったら、次は自分のアイデアを形にする開発に取り組んでみましょう。

最初から完成度の高いものを目指すと挫折しやすいため、まずは小さな機能から作り始めて徐々に機能を追加していくことがポイントです。

具体的には、以下のように段階を踏みながら進めることで無理なく完成に近づけます。

  • ポートフォリオサイト
    ⇒最初は自己紹介だけのシンプルなページを作り、操作に慣れてきたら動的なコンテンツや問い合わせフォームを追加していく
  • 自動化スクリプト
    ⇒ファイル名を一括変更するスクリプトなど簡単なものから始め、慣れてきたら定期バックアップやメール送信の自動化など、より複雑な処理を実装する
  • タスク管理アプリ
    ⇒タスクの追加と表示だけの機能から作り、編集や削除、検索機能などを段階的に増やしていく

目標とする制作物を小さく分解して一つひとつ実装していくことで、着実にスキルを伸ばすことができるはずです。

トライアンドエラーを繰り返しながら、少しずつ完成に近づけていきましょう。

ステップ7.作品をネットに公開してみよう!

作りたいものが完成したら、成果物をネット上で公開してみましょう。

プログラミングスキルを身につけて転職や副業を目指す場合は、成果物を公開することでスキルや実績をアピールできます。

なお、成果物を公開する場所は以下のようなサービスがおすすめです。

サービス名

特徴

GitHub

アプリケーションやライブラリなどのコードをバージョン管理しながら公開できる

GitHub Pages

HTML/CSS、JavaScriptで作ったサイトやポートフォリオなど静的サイトを公開できる

Heroku

動的なサーバー処理が必要なWebアプリを公開できる

Vercel

JavaScriptなどを使ったモダンなフロントエンドアプリや静的サイトを公開できる

公開した作品は、転職や副業のポートフォリオとして大きな武器になります。

公開後は、少しずつ更新したり、機能をアップデートしたりしながらポートフォリオの質を高めていきましょう。

独学に役立つ!初心者向けプログラミング学習サービスまとめ

ここでは、プログラミング初心者の学習に役立つサービスを種類別に紹介します。

種類特徴

オンライン学習サイト

  • 気軽に勉強を始められる
  • 環境構築不要でコードを書けるサイトも多い

ゲーム型学習サイト

  • 楽しみながら学べる
  • 達成感を得やすい

プログラミングスクール

  • わからないことを講師に質問できる
  • 独学と比べて挫折を防ぎやすい

公式ドキュメント・リファレンスサイト

  • 多くのドキュメントは無料で閲覧できる
  • 正確かつ最新の情報が得られる

書籍

  • 基礎から体系的に学べる
  • 学習の土台を築くのに役立つ

【手軽に始めたい人向け】オンライン学習サイト

ここでは、初心者でも気軽に勉強を始められるオンライン学習サイトを紹介します。

環境構築不要ですぐにコードを書けるサイトもあるので、ぜひチェックしてみてください。

サービス名特徴

Progate

公式サイト
  • イラスト中心のスライドで学べる
  • ブラウザ上でコードを書ける

ドットインストール

公式サイト
  • 3分程度の短い動画で学べる
  • スマホでも視聴可能

Udemy

公式サイト
  • 世界中の人が公開した講座を受講できる
  • 買い切りで購入した講座はずっと視聴できる

W3Schools

公式サイト
  • 無料で学べる学習サイト
  • お試しでプログラミングを学びたい人にもおすすめ

Progate|プロダクトを作りながら学べる

Progate

引用:Progate

Progate(プロゲート)」は、イラスト中心のスライドで学べる初心者向けの学習サイトです。

知識を学んだ後はブラウザ上でコードを書いて結果を確認できるため、環境構築不要ですぐにプログラミングを実践できます。

コースは豊富にあり、本記事で初心者向けと紹介した「HTML/CSS」「JavaScript」「Python」「PHP」を学ぶことも可能です。

全レッスンを受けるには有料プランに加入する必要がありますが、無料プランもあるのでぜひ気軽に試してみてください。

料金(税込)

  • 無料プラン:0円
  • 1ヶ月プラン:1,490円/月
  • 6ヶ月プラン:7,740円(1,290円/月)
  • 12ヶ月プラン:11,880円(990円/月)

有料プランの概要

  • 全ての言語別レッスンが受け放題

学べる言語

HTML/CSS、JavaScript、Python、PHP、SQL、Java、Rubyなど

※12ヶ月・6ヶ月プランは登録時に一括支払いとなります。

(※2025年7月時点)

progate公式サイト

ドットインストール|スキマ時間で学習できる動画サイト

ドットインストール

引用:ドットインストール

ドットインストール」は、短い動画で気軽に勉強できる学習サイトです。

レッスン動画はすべて3分以内で作られており、スマホでも視聴できるため、すきま時間を活用して学習を進められます。

また、動画で知識を習得した後は、関連サービス「256times」で実践課題に取り組むことが可能です。(※プレミアム会員のみ)

ブラウザ上でコードを書けるので、インプット・アウトプットを効率的に行えるでしょう。

Progateと同様、気軽に試せるフリープランもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

料金(税込)

  • フリー:無料
  • プレミアム:1,280円/月

有料プランの概要

  • プレミアム動画の視聴
  • プレミアムレッスン向けミニクイズ
  • 現役エンジニアへの質問
  • 256timesへのアクセスなど

学べる言語

HTML/CSS、JavaScript、PHP、Python、Java、Go、Rubyなど

(※2025年7月時点)

ドットインストール公式サイト

Udemy|質の高い講座を買い切りで学べる

Udemy

引用:Udemy

Udemy(ユーデミー)」はオンラインで学習できるプラットフォームで、世界中の人が作成した講座を受講できます。

さまざまな分野の講座が公開されており、プログラミングを学べる初心者向けの講座も充実しています。

非常に多くの講座がありますが、「言語」「レベル」「価格」「実践的な演習」などの条件を設けて検索できるため、自分に合う講座を探しやすいでしょう。

プログラミングはもちろん、IT・AI(人工知能)・クラウドなども幅広く学べるので、網羅的に知識を身につけたい方はぜひ利用してみてください。

料金

  • 講座買い切り型:2,600円~27,800円(一部無料講座もあり)
  • 個人向け定額プラン:月額2,292円から

定額プランの概要

  • 人気コースを好きなだけ学べる

学べる言語

Python、JavaScript、HTML/CSS、PHP、Javaなど

(※2025年7月時点)

udemy公式サイト

W3Schools|無料で学べる定番学習サイト

W3Schools

引用:W3Schools

W3Schools」は、Web開発を中心にさまざまなプログラミング言語を学べる学習サイトです。

チュートリアルではブラウザ上でコードを書いて実際に動かすことができ、手軽でありながら実践的に学べます。

サイトは英語表記で日本語には対応していませんが、ブラウザの翻訳機能を使えば日本語で閲覧することも可能です。

基本的に無料で学ぶことができるため、学習コストを抑えたい方におすすめです。

料金

基本無料
※広告なしの有料プランもあり

学べる言語

HTML/CSS、JavaScript、Python、SQL、PHP、Javaなど

(※2025年7月時点)

W3Schools公式サイト

【楽しく続けたい人向け】ゲーム感覚で学べるサイト

ここでは、ゲーム感覚で遊べる学習サイトを紹介します。

楽しみながら学べるため、集中力が切れたときのリフレッシュにもおすすめです。

サービス名特徴

ぷよぷよプログラミング

公式サイト
  • パズルゲーム「ぷよぷよ」をプログラミングして学べる
  • 学習は写経が中心

CodeCombat

公式サイト
  • ステージを冒険しながら学習できる
  • スモールステップで学習を進められる

CSS Diner

公式サイト
  • CSSのセレクタを学べる
  • 無料で気軽に試せる

ぷよぷよプログラミング|ゲームを写経して学習

ぷよぷよプログラミング

引用:ぷよぷよプログラミング

ぷよぷよプログラミング」は、アクションパズルゲーム『ぷよぷよ』を制作しながらプログラミングを学べるサービスです。

学習はコードを書き写す「写経」が基本となっており、基礎・初級・中級・上級によって入力量が変わります。

コードを書いて実行することで「どのように動くのか」がわかるので、自然と理解を深められるでしょう。

人気ゲーム『ぷよぷよ』がどのように作られているのか知りたい方も、ぜひチェックしてみてください。

料金

無料

学べる言語

HTML、JavaScript

(※2025年7月時点)

ぷよぷよプログラミング公式サイト

CodeCombat|冒険しながらコードを学べるRPG

CodeCombat(コードコンバット)

引用:コードコンバット

CodeCombat(コードコンバット)」は、300以上のステージを冒険しながらプログラミングを学べるサービスです。

ループや変数といった基礎から、ゲーム開発​やウェブ開発まで幅広く学ぶことができ、未経験者はもちろん応用力を身につけたい初心者にもおすすめです。

実際にコードを書きながらゲームを進められるため、楽しんで学習できるでしょう。

基本プレイは無料なので、ゲーム感覚でスキルを身につけたい方はぜひチェックしてみてください。

料金

基本プレイ無料
※月額サブスクリプション「CodeCombat Premium」もあり

学べる言語

Python、JavaScriptなど

(※2025年7月時点)

CodeCombat公式サイト

CSS Diner|CSSのセレクタを楽しく覚えよう

CSS Diner

引用:CSS Diner

CSS Diner」は、ゲーム感覚でCSSセレクタを学べるサイトです。

画面左側がCSSを入力するエリアで、上部に表示されるヒントを参考に右側のHTMLの中から対象の要素を選ぶためのCSSセレクタを入力します。

正解のCSSセレクタを入力すると次の問題が表示されるので、サクサク進められます。

ボリュームはそれほど大きくありませんが、シンプルで気軽に学べるので、CSSセレクタへの理解を深めたい方はぜひ試してみてください。

料金

無料

学べる言語

CSS(おもにセレクタ部分)

(※2025年7月時点)

CSS Diner公式サイト

【本気で学びたい人向け】サポートが充実したプログラミングスクール

ここでは、講師のサポートを受けられるプログラミングスクールを紹介します。

独学に苦手意識がある方や、最短距離でプログラミングを習得したい方はぜひチェックしてみてください。

サービス名特徴

SAMURAI ENGINEER

公式サイト
  • マンツーマンで指導を受けられる
  • Webエンジニアを目指せる転職保証コースあり

忍者CODE

公式サイト
  • 動画学習でマイペースに学べる
  • 案件保証がつく副業コースあり

SAMURAI ENGINEER|マンツーマンで学べる人気スクール

SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)

引用:SAMURAI ENGINEER

SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」は、講師によるマンツーマンレッスンが魅力のプログラミングスクールです。

豊富なコースがあり、転職・副業・AIの活用・資格取得などさまざまな目的に対応しています。

なかでも注目なのが、未経験や初心者からエンジニアを目指せる「Webエンジニア転職保証コース」です。

このコースではフロントからサーバーまで幅広く学ぶことができ、Webプログラミングに必要な基礎スキルを身につけられます。

コース修了後は書類添削や面接対策など転職サポートも受けられるため、エンジニアへのキャリアチェンジをスムーズに実現しやすいでしょう。

専門知識を持った講師にマンツーマンで指導してもらいたい方や、エンジニア転職を目指している方はぜひチェックしてみてください。

SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)|基本情報
運営会社株式会社SAMURAI
公式サイトhttps://www.sejuku.net/
対応地域全国
料金プログラミング教養コースの場合 月額165,000円(月4,098円〜)
受講形態オンライン
年齢制限・Webエンジニア転職保証コース:卒業時の年齢が31歳以下 ・クラウドエンジニア転職保証コース:満20歳から33歳
学べるスキルHTML/CSS、Ruby、PHP、Java、JavaScript、Python、C#、Swift、Kotlinなど
受講期間4週間~
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)公式サイト

忍者CODE|動画ベースでマイペースに学習可能

NINJA CODE(忍者コード)

引用:忍者CODE

忍者CODE」は、動画学習がベースのプログラミングスクールです。

基本的に「動画教材を視聴して実践する」というスタイルなので、自分のペースで無理なく学習できます。

もちろん制作に取り組む中でわからないことがあればメンターに相談できるため、初心者でも安心です。

また数あるコースのなかでも注目なのが、Web制作やデザインを学べる「副業・案件獲得保証プラン」です。

このコースでは実力判定テストに合格すると、受講後に5万円分の案件を必ず紹介してもらえるため、スムーズに副業を始められます。

案件保証があるスクールは少ないため、プログラミングを学んで副業に挑戦したい方はぜひチェックしてみてください。

忍者CODE|基本情報
運営会社株式会社ラグザス・クリエイト
公式サイトhttps://ninjacode.work/
対応地域全国
料金・独学プラン:98,000円~ ・転職支援プラン:448,000円~ ・副業・案件獲得保証プラン:488,000円~ ・フリーランス特化型プラン:588,000円~
受講形態オンライン
年齢制限なし ※転職支援プランの推奨年齢は34歳まで
学べるスキルHTML/CSS、JavaScript、PHP、Python、Java、Rubyなど
受講期間無期限
忍者CODE公式サイト

【無料で学べる!】公式ドキュメント・リファレンスサイト

本記事でおすすめした言語の公式ドキュメントやリファレンスサイトをまとめました。

言語

サイト

HTML、CSS、JavaScript

MDN Web Docs

Python

Pythonドキュメント

PHP

PHPマニュアル

公式ドキュメントは開発元が提供している情報であるため、正確性と信頼性が高いです。

また、多くが無料で公開されており、お金をかけずに基礎から応用まで広く学習できます。

理解をさらに深めたい方や、ドキュメントを読むスキルを身につけたい方にとって最適な学習リソースなので、ぜひチェックしてみてください。

【体系的に学びたい人向け】初心者におすすめの書籍

プログラミング初心者におすすめの書籍をまとめました。

書籍名

概要

これからはじめるプログラミング 基礎の基礎
谷尻 かおり(著), 谷尻 豊寿(監修)

プログラミングの最初のステップに必要なことを網羅した充実の内容

知識ゼロからのプログラミング学習術 独学で身につけるための9つの学習ステップ
北村 拓也(著)

プログラミングの学習方法や学習ルートが解説されている

1冊ですべて身につくJavaScript入門講座
Mana(著)

初心者に寄り添うやさしい解説が魅力のJavaScript入門書

Python1年生 第2版 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
森 巧尚(著)

対話形式でプログラミングのしくみを学ぶことができる

よくわかるPHPの教科書 【PHP7対応版】
たにぐちまこと(著)

やさしい言葉で分かりやすく書かれているPHPの入門書

プログラミング初心者向けの入門書は、基礎から体系的に学べるため、学習の土台をしっかり築くのに最適なリソースです。

文章や図解で丁寧に解説されている書籍も多いため、独学でも理解しやすいでしょう。

「書籍で概念を理解し、学習サイトで実践する」という学習スタイルは効率よく知識を定着させやすいので、ぜひ試してみてください。

挫折しないために!初心者が意識したい5つの学習ポイント

ここでは、初心者がプログラミングを習得するために押さえておきたいポイントを解説します。

ポイント1.とにかく手を動かして覚える

プログラミング学習でもっとも大切なのは、どんどん手を動かしてコードを書くことです。

知識の習得はもちろん必要ですが、インプットばかりに力を入れてアウトプットを怠ってしまうと実践力は身につきません。

そのため、毎日少しでもコードを書く習慣をつけ、手を動かしながら理解を深めていくことが重要です。

初心者がゼロからプログラムをつくるのは難しいため、まずはサンプルプログラムなどのコードを書き写すことから始めるのもおすすめです。

その際は、ただ機械的に写すのではなく、コードの意味や動きに注目することを意識してみてください。

「変数がどのように使われているのか」「関数がどんな処理をしているのか」を意識しながら書き写すと、自然とプログラムへの理解が深まるはずです。

プログラミング学習にかかる時間

個人差がありますが、プログラミングの基礎を理解するまでに100~200時間。

エンジニアとして転職できるレベルに到達するまでに、800~1,000時間の学習が必要といわれています。

そのため、コツコツ継続的に勉強を続ける姿勢が重要です。

ポイント2.失敗を恐れず、試行錯誤する姿勢を持つ

プログラミング学習で挫折しないためには、トライアンドエラーを繰り返す姿勢を大切にしましょう。

学習し始めにエラーが頻発して挫折してしまう初心者は多いですが、プログラミング学習にエラーはつきものです。

コードを書いては動かし、エラーが出たら原因を調べて修正する」というプロセスを繰り返すことで、徐々に問題解決能力が身につきます。

たとえば、変数の名前を間違えてエラーが出たとき、原因を調べて正しい名前に直す経験を積むことで、次からは同じミスを防げるようになります。

エラーは失敗ではなく学びのチャンスなので、つまずいてもあきらめずに取り組みましょう。

ポイント3.質問できる環境を用意しよう

初心者にありがちな挫折を防ぐためには、疑問を解消できる環境をつくることが大切です。

わからない点が出たときにすぐ調べたり、誰かに相談したりできる体制があるだけで、学習のハードルがぐっと下がります。

たとえば、「エラー文をコピペして検索する」など基本的な調べ方を身につけるだけでも、公式ドキュメントやチュートリアルを活用しやすくなります。

また、他の学習者と情報を共有したり、質問したりできる場を見つけておくことも有効です。

わからないことを放置するとモチベーションが下がり、学習が停滞してしまうケースも少なくありません。

プログラミング学習を効率よく進めるためには、何でも自分ひとりで解決しようとせず、必要に応じて周囲の力や情報に頼る柔軟さを持ちましょう。

初心者におすすめのコミュニティ・質問サービス

プログラミング初心者がつまずいた時に質問したり、情報共有したりできるサービスをまとめました。

サービス名

特徴

teratail

  • 日本語対応のQ&Aサイト
  • プログラミングに関する質問と回答が行える

スタック・オーバーフロー

  • 世界的なQ&Aサイトの日本語版
  • 幅広い質問に対応し、多くの回答がある。

LINEオープンチャット

  • グループチャット形式のコミュニティ
  • 質問や情報共有を気軽に行える

Qiita

  • 技術記事の投稿・共有サイト
  • コメント欄で質問も可能

質問する際は問題の状況や試したことを具体的に伝えると、より的確な回答を得やすくなります。

ポイント4.小さなゴールを設定してやる気をキープ

プログラミング学習を続ける上で大切なのは、いきなり大きな目標に向かうのではなく、小さな目標を設定してコツコツ達成感を積み重ねることです。

初心者がいきなり難しい課題に挑戦すると、挫折しやすくモチベーションが下がってしまいがちです。

そのため、まずは1日~数日程度で達成できる小さな目標をクリアし、達成感を得ながら学習しましょう。

たとえば「簡単な計算結果を画面に表示する機能」や「クリックで色が変わる機能」などは、初心者でも比較的簡単につくることができます。

成功体験は学習を続ける原動力となるため、ぜひ学習のフェーズごとに小さな目標を設定してみてください。

ポイント5.仲間と学べば続けやすくなる

コツコツとした作業が多いプログラミング学習は孤独を感じやすいため、仲間をつくることもおすすめです。

同じレベルの学習仲間がいれば、協力しあったり励まし合ったりしてモチベーションを保ちやすくなります。

「X(旧Twitter)」や「LINEオープンチャット」では、気軽にコミュニケーションが取れるため、同じ学習段階の仲間を見つけやすいでしょう。

仲間と一緒に課題に取り組むことで、理解が深まったり新しい視点を得られたりするケースも多いです。

また、ある程度知識が身についたタイミングで仲間と共同で開発を行えば、チーム開発に必要なコミュニケーション能力も身につきやすくなります。

仲間は必ずしも必要ではありませんが、モチベーションが続きにくい方やコミュニケーション力を高めたい方は、ぜひ勉強仲間を探してみてください。

よくある疑問を解決!プログラミング初心者の質問集

Q. プログラミングに必要なパソコンのスペックは?

プログラミングを学習する際は、以下のようなスペックのパソコンを用意することをおすすめします。

CPU

Windows:Intel Core i5以上、またはAMD Ryzen 5以上Mac:Apple M1やM2チップ搭載モデル

プログラムをスムーズに動かすための処理能力

メモリ

最低8GB(16GBがベター)

メモリが少ないと動作が重くなりやすい

ストレージ

SSD 256GB

HDDよりもSSDのほうが速くて快適

画面サイズ

13インチ以上

小さすぎるとコードが見づらくなってしまう

メモリは8GBでも可能ですが、16GBあればブラウザのタブやエディタを複数開いた際もスムーズに作業できます。

  • ※上記はあくまで目安なので、お持ちのパソコンのスペックがこれ以下でも学習を始めることは可能です。
    まずは手元にあるもので始めて、必要に応じて買い替えても良いでしょう。
  • ※WindowsとMac、どちらでもプログラミングは可能です。使い慣れている方を選べばOKです。

Q. 将来性のあるプログラミング言語ってどれ?

プログラミング言語の人気度を測る指標のひとつ「TIOBE Index」によると、以下の言語は人気が高いです。(参照元:TIOBE Index|2025年7月時点

  1. Python
  2. C++
  3. C
  4. Java
  5. C#
  6. JavaScript
  7. Go

特に、AI・機械学習・データ分析・Web開発など幅広い分野で使用されている「Python」は将来性が高いといわれています。

Pythonは構文がシンプルであり、初心者でも学習しやすい言語です。

公式ドキュメントやオンライン講座など学習リソースも豊富なため、興味がある方はぜひ勉強してみてはいかがでしょうか。

Pythonで副業を考えている方は、「初心者向けの案件や副業探しのサービスを紹介しているこちらの記事」もぜひご覧ください。

Q. 独学とスクール、結局どっちがいい?

独学とスクール、どちらが適しているかは人によって異なります。

以下におすすめの人をまとめたので、ひとつの参考にしてください。

  • 独学がおすすめ
    ⇒自己管理が得意で地道に調べて学ぶのが好きな人、学習コストを抑えたい人
  • スクールがおすすめ
    ⇒短期間で効率よくスキルを身につけたい人、質問や相談をしながら学びたい人

独学は費用を抑えられますが、モチベーションが続かないと挫折してしまうことも少なくありません。

わからないことを放置してしまいがちな方や、独学が難しいと感じる方は、プログラミングスクールの受講も検討しましょう。

詳しくは、「プログラミングスクールの選び方とおすすめ一覧」を参考にしてください。

Q. プログラミングを勉強したら副業で稼げるの?

プログラミングを学んで副業で稼ぐことは、十分可能です。

初心者の場合は、Webサイトの簡易的な修正やシンプルなホームページ制作など、比較的難易度の低い案件に挑戦することをおすすめします。

詳しくは、「プログラミング副業で稼ぐための方法や未経験者向けの案件を解説しているこちらの記事」を参考にしてください。

Q. プログラミング未経験からエンジニアに転職できる?

プログラミングを学んでエンジニアに転職することは、可能です。

特にポテンシャルを見込める20代は需要が高く、未経験からでも採用のチャンスがあります。

ただし、未経験からエンジニアに転職するためには十分な学習が必要です。

転職を考えている方は、「未経験からエンジニアになる方法を解説しているこちらの記事」をご覧ください

まとめ

初心者がプログラミングを効率よく習得するためには、「目的意識を持って実践を重ねること」が大切です。

転職・副業といった「目的」と、「プログラミングを学んで制作したいもの」を明確にした上で学習を進めましょう。

また、独学に不安がある方にはプログラミングスクールの受講もおすすめです。

以下のスクールは転職・副業などさまざまな目的に対応しているので、ぜひチェックしてみてください。

スクール名

特徴

SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)

  • マンツーマンで指導を受けられる
  • Webエンジニアを目指せる転職保証コースあり

忍者CODE

  • 動画学習でマイペースに学べる
  • 案件保証がつく副業コースあり

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