フロントエンドエンジニアは専門的な知識が必要な職種ですが、需要が高いため、未経験から転職することも不可能ではありません。
ただし、ITやプログラミングの知識がゼロの状態で内定を獲得するのは難しいです。
未経験からフロントエンドエンジニアを目指す場合は、以下のステップで基本的な知識を身につけたうえで転職活動に臨みましょう。
フロントエンドエンジニアになるまでの流れ
求人の探し方や勉強におすすめのサービスも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
未経験からフロントエンドエンジニアに転職できる理由
フロントエンドエンジニアは、IT業界やエンジニアの経験がない未経験者でも比較的転職しやすい職種です。
転職しやすい理由としては、おもに以下が挙げられます。
未経験からフロントエンドエンジニアに転職できる理由
未経験可の求人が多い
フロントエンドエンジニアを含むIT人材は人手不足が続いており、「未経験可」や「実務未経験可」の求人を出す企業も多いです。
経済産業省による推計では「2030年までに40万人~80万人の規模でIT人材が不足する懸念がある」と試算されており、若手の育成が急務であることがうかがえます。
特にWebサービスを含むインターネット付随サービス業の市場規模は拡大傾向にあり、フロントエンドエンジニアの需要は高いといえます。(参照元:2021年情報通信業基本調査結果のポイントP1|経済産業省)
若手の育成に力を入れている企業も多いため、IT業界・エンジニア未経験から転職することも不可能ではありません。
注意
「未経験可」の求人であっても、フロントエンドエンジニアの業務に必要な基礎知識は身につけておく必要があります。
勉強せずに転職できるわけではないため、注意が必要です。
20代はポテンシャル採用を狙える
20代からフロントエンドエンジニアを目指す場合は、ポテンシャル採用を狙えます。
ポテンシャル採用とは、応募者の潜在能力や成長性を重視する採用手法であり、おもに20代の若手が対象です。
以下のような求人を狙えば、IT業界での経験や高度なスキルがなくても採用のチャンスがあるため、未経験からでも転職できる可能性があります。
(引用:ワークポート|2024年10月時点)
「ワークポート」など未経験者の転職支援に力を入れているエージェントにはポテンシャル採用枠の求人も多いため、ぜひチェックしてみてください。
30代~40代の転職難易度は高め
30代~40代になると即戦力が求められるため、未経験転職の難易度が上がります。
状況によっては正社員への転職が難しい場合もあるため、アルバイトや派遣から始めることも検討しましょう。
開発言語が学びやすい
フロントエンドエンジニアが使用する開発言語は、未経験者や初心者でも比較的習得しやすいです。
フロントエンドの開発では、おもにHTML/CSSやJavaScriptなどの言語が使われますが、どちらも文法がシンプルであり、知識ゼロからでも学びやすいです。
また、言語を学ぶためのコンテンツも豊富で独学でも知識を身につけられます。
加えてWeb制作に必要なツールは個人でも揃えやすく、開発環境を簡単に整えられるため、実践を重ねてスキルを磨くことができます。
勉強方法について詳しくは、記事後半「フロントエンドエンジニアに必要な知識を効率的に学ぶポイント」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
未経験からフロントエンドエンジニアになるまでのロードマップ
未経験からフロントエンドエンジニアに転職する際には、業務に必要な基礎知識を身につける必要があります。
スキル習得から転職活動までの流れを解説するので、ぜひ参考にしてください。
フロントエンドエンジニアになるまでの流れ
1.仕事内容と必要なスキルを確認する
まずはフロントエンドエンジニアの仕事内容と必要なスキルを把握しましょう。
フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリケーションのユーザーから見える部分を開発することが仕事です。
具体的には、以下のような業務を担当します。
UI/UXデザインの実装 |
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レスポンシブ対応 |
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インタラクティブ要素の開発 |
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パフォーマンスの最適化 |
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APIとの連携 |
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バグ修正・保守 |
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また、フロントエンドエンジニアの業務に欠かせないのが、「HTML/CSS」と「JavaScript」のスキルです。
- HTML:ウェブページの構造を定義するマークアップ言語|コンテンツの見出し、段落、リンク、画像などを記述する
- CSS:ウェブページのデザインやレイアウトを指定するスタイルシート言語|色、フォント、余白、配置など、ビジュアル要素を整える
- JavaScript:ウェブページに動的な要素を加えるプログラミング言語|ユーザーの操作に応じて画像が変わるなど動きを加える
未経験からフロントエンドエンジニアを目指す場合、上記の基礎知識を身につけることが必須です。
2.HTML/CSS・JavaScriptを勉強する
フロントエンドエンジニアの仕事内容や必要なスキルを把握できたら、HTML/CSSとJavaScriptの知識を身につけましょう。
流れとしては、まずHTML/CSSから学び、ウェブページの構造とデザインを理解するところから始めるのがおすすめです。
HTML/CSSの知識をしっかり身につけて静的なウェブページを作成できるようになった後に、JavaScriptを学びましょう。
JavaScriptを学ぶ際は、変数・データ型・条件分岐・ループなどの基本的な構文をしっかり学び、コードを書く基礎を固めることが重要です。
なお、HTML/CSSとJavaScriptを勉強する際は、以下のような学習サービスを活用すると効率的です。
サービス名 | 特徴 |
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記事後半「フロントエンドエンジニアに必要な知識を効率的に学ぶポイント」では、勉強のポイントや学習サービスについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
3.フレームワークとライブラリを学ぶ
HTML/CSS・JavaScriptの知識とあわせて、フレームワークやライブラリも学びましょう。
- フレームワーク:開発に必要な機能がまとめられた骨組み
- ライブラリ:汎用性の高いプログラムが再利用可能な形でまとめられたもの
Web開発でよく使われるフレームワークとライブラリは、以下のとおりです。
Bootstrap |
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Tailwind CSS |
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styled-component |
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React |
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Vue.js |
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Angular |
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特に「Tailwind CSS」や「React」は最近採用されている事例が多いため、優先的に学習することをおすすめします。
多くのフレームワークやライブラリは公式サイトからダウンロードできるので、実践で積極的に活用し、使い方を身につけましょう。
4.ポートフォリオとしてWebサイトを作成する
知識がある程度身についたら、ポートフォリオとしてWebサイトを作成します。
ポートフォリオは企業に実力をアピールするための重要な材料なので、必ず作成しましょう。
ポートフォリオの作り方にルールはありませんが、以下のような要素で構成されることが多いです。
- 氏名
- 経歴(学歴・職歴・プロジェクト参画経験)
- 扱えるプログラミング言語・フレームワーク・ライブラリ
- 制作実績(Webサイトなど)
┗作品に関する説明(使用言語・工夫した点) - 連絡先
流れとしては、HTML/CSSを使って基本的な構造を作り、デザインを施すことから始めます。
その後は「Bootstrapを使ってレスポンシブ対応を行う」「JavaScriptやVue.jsを使って動的な要素を追加する」など、独自の工夫を盛り込みましょう。
「ポートフォリオサイト|SANKOU!」ではWebデザインの参考になるサイトがまとめられており、フロントエンドエンジニアのポートフォリオを作成する際にも活用できるため、ぜひチェックしてみてください。
なお、完成したポートフォリオは「GitHub」にコードを公開し、企業が見られる状態にしておくのがおすすめです。
GitHub利用時の注意点
- 業務で作成したコードを使い回さず、ポートフォリオ用に別のコードを準備する。
- 質の低いコード(例:簡単すぎるコードやバグが多いコード)は掲載しない。
5.「未経験可」の求人を探す
ポートフォリオが完成した後は、「未経験可」のフロントエンドエンジニア求人を探しましょう。
求人を探す際は、求人票に以下のような文言がある案件をチェックしてみてください。
- 未経験可
- 職種・業種未経験大歓迎
- 初心者歓迎
- 未経験者OK
具体例として、以下のような求人は実務経験がなくても採用のチャンスがあるでしょう。
(引用:ワークポート|2024年10月時点)
また、「転職エージェント」を活用すると希望の求人をスムーズに紹介してもらえます。
次の章ではおすすめの転職エージェントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
未経験からフロントエンドエンジニアを目指す人におすすめの転職エージェント
転職エージェントを活用すれば、求人紹介・応募書類の添削・面接対策のアドバイスなど幅広いサポートを受けられます。
転職相談から内定まで手厚く支援してもらえるため、未経験から転職する際は積極的に活用することをおすすめします。
フロントエンドエンジニアの求人を保有する3社をまとめたので、ぜひ利用してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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ワークポート|IT業界の転職に強い
「ワークポート」は、IT業界の転職に強みを持つエージェントです。
創業当初からIT業界の転職支援に注力しており、他にはない独自の求人が充実しています。
未経験者向けのポテンシャル求人も多いため、特に20代の若手におすすめです。また、各業種・職種に精通した「転職コンシェルジュ」がサポートを提供しており、フロントエンドエンジニアの仕事に詳しいコンシェルジュも在籍しています。
「未経験から目指すにあたってまずなにをすべきか」など実用的なアドバイスをもらえるため、転職活動を効率よく進められるでしょう。
ポテンシャル採用の求人をチェックしたい人や、IT業界に詳しいコンシェルジュにサポートしてもらいたい人は、ぜひ利用してみてください。
運営会社 | 株式会社ワークポート |
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公開求人数 | 約106,600件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2024年10月)
ワークポート公式サイトリクルートエージェント|業界トップクラスの求人数
「リクルートエージェント」は、業界トップクラスの求人数を保有する転職エージェントです。
エンジニアの求人数も非常に充実しており、2024年10月時点では「SE・ITエンジニア×未経験でも可」の求人を4,000件以上保有しています。(※非公開求人含む)
フロントエンドエンジニア以外のエンジニア求人も多いため、「転職の方向性を迷っている人」や「まずはプログラマーやコーダーから挑戦したい人」に特におすすめです。
また、リクルートエージェントは転職支援実績が豊富で、未経験からの転職も手厚く支援してくれます。
これまで培ってきたノウハウを活かして的確なアドバイスをしてくれるため、転職に不安がある人はぜひ相談してみてください。
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
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公開求人数 | 約476,700件 |
非公開求人数 | 約87,200件 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2024年10月)
リクルートエージェント公式サイトdoda|未経験者向けの求人を探しやすい
「doda」は、検索機能が充実している転職サービスです。
求人検索ページでは「職種未経験歓迎」「業種未経験歓迎」「学歴不問」「第二新卒歓迎」など細かな条件を設けられるため、自分に合う求人を探しやすいでしょう。
また、dodaは転職エージェントと転職サイト、両方の機能を持っていることも特徴のひとつです。
エージェントをつけなければ自分で求人を探して直接応募できるため、転職活動をマイペースに進めたい人にも適しています。
転職を迷っている人や情報収集だけしたい人にもおすすめできるサービスなので、ぜひ登録してみてください。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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公開求人数 | 約200,000件以上(非公開求人を含む)件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2024年10月)
doda公式サイトフロントエンドエンジニアに必要な知識を効率的に学ぶポイント
フロントエンドエンジニアに必要な知識を効率よく身につけるためには、以下のポイントを意識しましょう。
目標を小分けにして達成感を味わいながら学び進める
フロントエンドエンジニアに必要な開発言語を学ぶ際は、目標を小分けに設定して勉強を進めることをおすすめします。
目標を小分けに設定することで達成感を得やすく、プログラミング学習にありがちな挫折を防ぎやすいです。反対に「はじめての制作で動きのあるWebサイトをつくる」など目標を高く設定してしまうと、つまずきやすく、モチベーションが下がってしまう恐れがあります。
継続して学習を続けるためには、一つひとつ段階を踏んで学習を進めましょう。
未経験者の場合は、まずHTML/CSSを使用して静的なWebサイトをつくることを目標とするのがおすすめです。
静的なWebサイトをつくれるようになったら、JavaScriptを学んで動的要素の追加に挑戦してみるとよいでしょう。
理論だけではなく実践で学ぶ
HTML/CSSやJavaScriptを学ぶ際は、理論だけでなく実践を重視することが大切です。
もちろんプログラミングや開発の理論を学ぶことも大切ですが、手を動かさなければ実践的なスキルを身につけられません。
理解を深め、スキルとして習得するためには、どんどんコードを書いて手を動かすことが重要です。
「コードを書いてエラーを確認して修正する」という工程を繰り返すことで、実践力が少しずつ高まっていきます。
特に書籍やYouTubeでの学習はインプットが中心になりがちなので、コードを書いてアウトプットすることを意識しましょう。
エラーと向き合い問題解決能力を養う
プログラミングを学習する際は、エラーとしっかり向き合うことを意識しましょう。
未経験からの学習はつまずきやすく、エラーの原因がわからないまま放置してしまうケースも少なくありません。
しかし、問題解決能力を養うためにはエラーを冷静に分析して修正することが重要です。
最初はエラーの原因を理解するのが難しく感じられるかもしれませんが、何度も繰り返すことで徐々に理解度が高まっていくでしょう。
具体的には、エラーメッセージやログを読むことから始め、問題の特定を目指しましょう。
もし解決できない場合は、ネットで同じエラーについての情報を探してみるのも効果的です。
フロントエンドエンジニアをはじめとしたエンジニアには、「検索力」も重要な能力なので、エラーと向き合いながらスキルを高めていきましょう。
学習サイトやプログラミングスクールを利用する
フロントエンドエンジニアに必要な知識を効率よく身につけるためには、学習サイトやプログラミングスクールの利用がおすすめです。
書籍やYouTubeをメインとした学習はインプットに偏ってしまいがちなので、コードを書ける学習サイトやスクールも活用してアウトプットの習慣を身につけましょう。
なお、学習サイトは基本的に自己学習型で低料金の傾向があるため、マイペースに勉強したい人や費用を抑えたい人におすすめです。
一方、プログラミングスクールは不明点が生じた際に講師に質問できるため、万全の体制で学習したい人に適しています。
ここからは、フロントエンドの学習におすすめの3サービスを紹介するので、ぜひ活用してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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Progate|環境構築不要ですぐにコードを書ける
「Progate」は、イラスト中心のスライドで学べる学習サイトです。
実際にプロダクトを作りながら学習できるカリキュラムとなっており、しっかりアウトプットできます。
環境構築の必要がなく、ブラウザ上でコードを書いて結果を確認できる気軽さも魅力です。
Progateにはさまざまなコースがあり、フロントエンドエンジニアを目指す人には「HTML&CSS」「JavaScript」の受講がおすすめです。
有料プランは全ての言語別レッスンが受け放題で、1ヶ月プランであれば1,490円からリーズナブルに受講できます。
「試しにちょっとだけ勉強してみたい」という場合にも活用しやすいサイトなので、ぜひ気軽に利用してみてください。
なお、Progateのカリキュラムは基礎的な内容が中心なので、一通りレッスンを受けた後は次に紹介するようなスクールも受講するのがおすすめです。
運営会社 | 株式会社Progate |
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受講形態 | オンライン |
年齢制限 | なし |
対応地域 | 全国 |
受講料 | ●無料プラン ●プラスプラン 990円/月~(税込) |
学べるスキル | HTML/CSS、JavaScript、Python、SQL、Java、Command Line、Command Line、Git、PHP、Rubyなど |
受講期間 | 1カ月~ |
(最終更新日:2024年10月)
progate公式サイト忍者CODE|動画+チャットサポートで効率的に学べる
「忍者CODE」は、動画学習がベースのプログラミングスクールです。
動画学習+チャットサポートのスタイルを導入していることから比較的受講料金が安く、学習費用を抑えられます。
不明点が生じた際にはチャットでサポートを受けられるため、動画学習にありがちな挫折も防ぎやすいでしょう。
なお、忍者CODEのコースのなかでフロントエンドエンジニアを目指す人におすすめなのが、Webサイト制作の基礎を学べる「Web制作コース」です。
Web制作コースはさらに3つのプランに分かれており、目的や志向にあわせて選択することが可能です。
- リーズナブルに学べる「独学プラン」
- 副業案件の紹介を保証してくれる「案件獲得保証プラン」
- 転職成功まで一気通貫でサポートしてくれる「転職支援プラン」
費用を抑えて学びたい人には「独学プラン」、転職まで手厚くサポートしてもらいたい人には「転職支援プラン」がおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
運営会社 | 株式会社ラグザス・クリエイト |
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受講形態 | オンライン |
年齢制限 | なし |
対応地域 | 全国 |
受講料 | 98,000円(税込)~ |
学べるスキル | bootstrap・JavaScript・Git HTML/CSS3・ RubyRuby・Figma・MariaDB・Flask・Spring・Java・PHP・MySQ・jQuery・Python |
受講期間 | 無期限 |
(最終更新日:2024年10月)
忍者CODE公式サイトテックアカデミー|現役エンジニア講師にいつでも質問できる
「テックアカデミー」は、現役エンジニア講師が学習をサポートしてくれるプログラミングスクールです。
サポートの一環としてメンタリングを実施しており、専属のメンターと週2回・1回30分じっくり話すことができるため、モチベーションを維持しやすいでしょう。
また、毎日15時~23時までの間、現役エンジニアが受講生の質問に対して数分以内に回答してくれる「チャットサポート」を設けていることも特徴です。
疑問を素早く解消できるため、効率よく勉強を進められるでしょう。
なお、テックアカデミーのコースのなかでフロントエンドエンジニアを目指す人におすすめなのが「フロントエンドコース」です。
フロントエンドコースではJavaScript・jQueryを使いこなし、リッチなWebサービスの開発を目指します。
HTML/CSSの基礎からしっかり学べるため、コーディングやプログラミングの経験がない人もぜひ受講を検討してみてください。
運営会社 | キラメックス株式会社 |
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受講形態 | オンライン |
年齢制限 | なし※Webエンジニア転職保証コースは20歳以上34歳以下の方が対象 |
対応地域 | 全国 ※Webエンジニア転職保証コースは東京での勤務が可能な人が対象 |
受講料 | 149,600円~ |
学べるスキル | HTML/CSS、PHP、Java、JavaScript、Swift、Kotlin、C#、Pythonなど |
受講期間 | 4週間~24週間 |
(最終更新日:2024年10月)
テックアカデミー公式サイトフロントエンドエンジニアに関するよくある疑問
フロントエンドエンジニアに向いているのはどんな人?
- デザインに興味がある
- ユーザー視点で物事を考えられる
- コミュニケーション能力がある
- 学習意欲が高い
- 論理的思考能力がある
ユーザーから見える部分の開発を担当するフロントエンドエンジニアは、利用者目線で物事を考え、工夫できる人に向いています。
また、ITは進化のスピードが早いため、学び続ける姿勢も大切です。
デザインやITに興味がない人や、学習意欲が低い人にはあまり向いていない職種なので注意が必要です。
フロントエンドエンジニアの平均年収は?
なお、全体の年収幅は約300万円~約960万円となっており、スキルや経験によって差があることがうかがえます。
未経験からの転職では新卒と同じくらいの給与になることが多いため、最初の年収は300万円~400万円程度になると考えておくとよいでしょう。
フロントエンドエンジニアはフルリモートで働ける?
フロントエンドエンジニアの業務はコンピュータとインターネット環境があれば行えるため、自宅にいながら働くことも可能です。
ただし、未経験からの転職では研修や教育のため、オフィスへの通勤が必要になる場合もあります。
リモートワークの可否が気になる場合は、求人応募の前に転職エージェントに確認してみることも手段のひとつです。
コーダーとフロントエンドエンジニアの違いは?
コーダー |
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フロントエンドエンジニア |
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コーダーがコーディングを担当するのに対し、フロントエンドエンジニアはユーザーから見える部分全体を担当します。
フロントエンドエンジニアはコーダーの上位職という位置づけであるため、コーダーからフロントエンドエンジニアを目指すことも可能です。
まとめ
フロントエンドエンジニアを含むIT人材は人手不足が続いており、「未経験可」や「実務未経験可」の求人を出す企業も多いです。
そのため、知識とスキルを身につければ未経験から転職できる可能性も十分にあります。
フロントエンドエンジニアを目指す際は、以下のような工程で転職活動を行いましょう。
フロントエンドエンジニアになるまでの流れ
- 仕事内容と必要なスキルを確認する
- HTML/CSS・JavaScriptを勉強する
- フレームワークとライブラリを学ぶ
- ポートフォリオとしてWebサイトを作成する
- 「未経験可」の求人を探す
なお、フロントエンドエンジニアへの転職は「転職エージェント」にサポートしてもらうのがおすすめです。
以下のサービスでは求人紹介・選考対策など手厚いサポートを受けられるため、ぜひ利用してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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