エンジニアとして働くなかで、「自分はエンジニアに向いてないのでは?」と感じることもあると思います。
エンジニアは向き・不向きがある職業なので、適性がない場合は早めに別のキャリアを検討することも必要です。
ただし、「向いてないと感じる=エンジニアの適性がない」とは限りません。
働く環境など別の原因で向いてないと感じるケースも多いため、自分の状況を客観視して今後を考えることが大切です。この記事では、エンジニアに向いてない人の特徴を紹介したうえで、状況を改善するための対処法を解説します。
この記事のポイント
- エンジニアに向いてないのは「IT技術に興味が持てない人」や「課題意識を持たない人」など
- エンジニアに向いてないと感じるのは「職場環境」や「働き方」が原因の可能性もある
- 状況を改善するためには、向いてないと感じる原因を特定して適切に対処することが重要
エンジニアに向いてない人の特徴10選
「エンジニアとして働くのがつらい」「エンジニアを辞めようか迷っている」という場合は、まず自分に適性があるのか確認しましょう。
エンジニアに向いていない人の特徴をまとめたので、当てはまる項目がないかチェックしてみてください。
エンジニアに向いていない人の特徴
特徴1.IT技術に興味が持てない人
エンジニアはIT技術への興味が不可欠です。
そのため、興味がないと長期的なキャリア維持が難しくなります。
「新卒で何となくIT業界に入った」「稼げそうだからエンジニアを選んだ」という場合、モチベーションを保てない可能性が高いです。
現在、エンジニアに向いていないと感じている場合は、興味が持てる分野を見つけられるか再評価してみましょう。
興味が全く見出せないのであれば、別のキャリアパスを検討することも必要です。
特徴2.プログラミングに抵抗感がある人
プログラミングに対して抵抗があると、エンジニアの業務が苦痛に感じてしまいます。
特にプログラマー・SE・Webエンジニアといった職種はプログラミングがおもな仕事であるため、苦手意識が強いと適性が低くなります。
プログラミングが苦手な場合は、セールスエンジニアのように開発を伴わない職種への転向も考えてみましょう。
特徴3.課題意識や疑問を持たない人
エンジニアの仕事では、常に課題解決が求められます。
「なぜプログラムが動かないのか」「どうすれば改善できるのか」といった疑問を持てない人は、業務で成果を上げにくいです。
問題を見つけて改善策を考える姿勢がなければ、質の高いシステムをつくることは難しいでしょう。
また、課題意識を持たず現状に満足している状態では、技術の進化や市場の変化に対応できません。
エンジニアとして成長し続けるためには、疑問を持ち、自らの業務に対して常に課題を持つことが重要です。
現在の仕事に課題意識を持てず成長を感じられないのであれば、業務内容や働き方を見直すことが必要です。
特徴4.地道な作業や調査が嫌いな人
エンジニアの仕事は、地道な作業が多いです。
特にシステム障害やバグの原因を追求する際には、ログを調査し、検証環境で何度も再現テストを行う必要があります。地道な努力が求められるなかで結果がすぐに見えないことも多いため、根気が必要です。
コツコツとした地道な作業に耐えられない人は、エンジニアに向いていない可能性があるでしょう。
テストやデバッグを苦痛に感じているのであれば、セールスエンジニア・ITコンサルタントなど開発以外を担当する職種も検討してみましょう。
特徴5.好奇心や自発性がない人
エンジニアの仕事では、自ら課題を見つけ出し解決する姿勢が求められます。
新しい技術を試す好奇心がない人や、自発的に行動できない人は、技術革新がはやいエンジニアの世界に適応するのが難しくなるでしょう。
業界の変化に敏感でないと、時代に取り残される危険性もあります。
エンジニアとして成長するためには、日々の業務に対する興味を持ち、自発的に学び続ける姿勢が不可欠です。
今の仕事で新しいことに挑戦する意欲がわかない場合は、自身のキャリアを見直してみましょう。
具体的には「業務でつまらないと感じる点」と「楽しいと感じる点」を分析し、異なる技術やプロジェクトに挑戦することを考えてみてください。
また、社内での勉強会や外部のセミナーに参加し、好奇心を持てる分野を探してみることも手段のひとつです。
特徴6.大雑把な性格の人
エンジニアの仕事では、コーディング規則を守り、バグを見逃さないように慎重に作業を進める必要があります。
アバウトに作業を進めると、細かい部分を見落としがちになり、不具合や後工程での手戻りが増えてしまいます。大雑把な作業がプロジェクト全体に悪影響を及ぼし、納期の遅れや品質低下につながることもあるため、細かな作業が苦手な人は注意が必要です。
もし「タスクを細分化する」など対策を講じる意欲があるなら、エンジニアとしてのキャリアを続けることも不可能ではありません。
反対に、対策や改善が難しい場合はキャリアチェンジを視野に入れたほうがよいでしょう。
たとえば、几帳面さよりもコミュニケーション能力が重視される「セールスエンジニア」に転職することも手段のひとつです。
特徴7.クリエイティブな作業が苦手な人
エンジニアの仕事では、クリエイティブな能力も求められます。
効率的なプログラムを設計するためには、独自のアルゴリズムを考案するなど柔軟な発想が必要なことも多いです。
またプログラムのエラーが発生した際も、創造的な問題解決能力が求められる場面が多く、単純な作業の繰り返しではありません。
常に改善や新しい方法を考えなければならない環境にプレッシャーを感じる場合、エンジニア業務が合わない可能性があるでしょう。
ゼロから何かを生み出すのが苦手な人は、QAエンジニアなどクリエイティブな要素が少ない職種へ転向することも手段のひとつです。
特徴8.ルーティンワークを好む人
エンジニアの仕事は新しい技術や解決策を試行錯誤することが多く、変化に富んでいます。
日々の業務では問題解決のために新しいアプローチを模索したり、常に改善を考えたりする必要があります。
そのため、ルーティンワークが好きな人にとっては苦痛に感じられるかもしれません。
変化の多い環境にストレスを感じる場合、別の仕事を検討したほうがよいでしょう。
エンジニアは変化が大きい職種であるため、ルーティンワークが多い仕事を希望する場合は、事務職などサポート側への転向も視野に入れることをおすすめします。
特徴9.スキルをアップデートできない人
IT業界では新しい技術やツールが次々と登場し、常に進化しています。
技術の進化に合わせてスキルを磨く意欲がない人や、継続的に学習できない人は、エンジニアとして成長し続けるのが難しくなるでしょう。
特にプログラミング言語やフレームワークの更新頻度ははやく、知識をアップデートできないとプロジェクトに貢献するのが難しくなります。
トレンドをキャッチアップして勉強するのが苦手な人は、別の仕事も検討したほうがよいでしょう。
IT業界ではスキルのアップデートが必須であるため、IT以外の業種や職種も視野に入れることをおすすめします。
特徴10.独断で仕事を進める人
開発にはさまざまな工程があり、メンバーや他職種との協力が必須です。
相談なく独自のアプローチで仕事を進めると、チーム全体の目標や方針に合致せず、成果物に影響を及ぼすリスクがあります。
開発では、協力的な姿勢を持ち、報告・連絡・相談(報連相)をしっかり行うことが必須です。
仕事を独断で進めがちな人は、報告や相談の頻度を増やし、チームプレイヤーとしての意識を高めることが重要です。
協調性は多くの仕事で求められるため、意識して改善することをおすすめします。
エンジニアに向いている人の特徴
エンジニアに向いている人の特徴としては、以下が挙げられます。
エンジニアに向いている人の特徴
- IT技術に興味があり、知識のアップデートや学習を楽しめる人
- 物事を論理的に考え、複雑な問題を整理して解決できる人
- 課題や問題に粘り強く取り組める人
- 細部までこだわり、品質を重視する人
- ゼロから何かを生み出すのが好きな人
- 環境の変化に柔軟に対応できる人
- 他者のフィードバックを受け入れられる人
- チームで協力できる人
もし「向いている人の特徴に多く当てはまるのに、仕事がつらい」という場合は、適性以外の部分に問題がある可能性があります。
職場環境や働き方に問題があると、適性があるのに「向いてない」と感じることも少なくありません。
エンジニアに向いてないと感じる原因と対処法
エンジニアに向いてないと感じる原因が、適性以外にあることも多いです。
エンジニアに向いていないと感じる理由や原因
ここからは原因別の対処法を解説するので、「自分に当てはまるかも」と感じる項目をチェックしてみてください。
スキルが不足している場合の対処法
エンジニアとしてのスキルが不足していると、ミスばかりして「向いてない」と感じやすいです。
日々の業務がこなせない場合、「レベルに見合わない業務が割り振られている」「教育が不足している」など職場側の体制に問題があることも少なくありません。
そのため、まずは上司に相談して状況を確認してもらいましょう。
また、自分でできる対処としては、出来ること・出来ないことを分析し、課題と目標を立てて学ぶことが有効です。
自分に必要な課題を特定するのが難しい場合は、上司や先輩にフィードバックしてもらうとよいでしょう。
職場環境にストレスを感じている場合の対処法
職場環境に問題があると、エンジニアに適性があったとしても「向いてない」と感じやすいです。
特に「無理な納期を設定される」「長時間の残業が常態化している」といった場合は、ストレスが蓄積しやすいでしょう。
労働環境は企業によって大きく異なるため、原因が職場にある場合はエンジニアを辞めるのではなく、ほかの企業へ転職することで問題を解決できる可能性があります。
転職を検討する際は、今の職場でストレスを感じる要因をピックアップし、希望条件を明確にすることが大切です。
オーバーワークがつらい場合は、残業時間や年間休日日数に着目して求人を探すとよいでしょう。
客先常駐がつらいなら……
客先常駐がつらい場合は、受託開発企業や自社開発企業へ転職することも手段のひとつです。
転職エージェント「レバテックキャリア」では、SIerやSES企業からの転職も支援しているため、ぜひ相談してみてください。
働き方が自分に合っていない場合の対処法
働き方が自分に合っていない場合、ストレスから「自分はエンジニアに向いてない」と感じることがあります。
たとえば、正社員としてフルタイムで働くことが無意識のうちにストレスになっていることも少なくありません。
ワークライフバランスが崩れると、心身に支障をきたす恐れがあるため、働き方を変えることも視野に入れましょう。エンジニアの働き方は多様であり、派遣・フリーランスなどさまざまな選択肢があります。
派遣やフリーランスであれば、勤務時間・勤務日数を自分で設定できるため、柔軟な働き方がしやすいでしょう。
派遣エンジニアの働き方については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【関連記事】派遣エンジニアの働き方とは?派遣の種類・年収・メリット・デメリットを詳しく解説
業務内容が合わない場合の対処法
業務内容が自分に合っていない場合、「向いてない」と感じてしまいやすいです。
たとえエンジニアの適性があったとしても、プロジェクトに興味が持てないと仕事を苦痛に感じてしまうでしょう。
業務が合わない場合、まずは上司に相談し業務内容やプロジェクトの変更が可能かどうか相談してみることをおすすめします。
もし変更が難しいようであれば、転職を検討することも手段のひとつです。
エンジニアにはさまざまな職種があるため、別のエンジニア職に転職することで問題を解決できる可能性もあります。たとえば、コードを書き続けるのが嫌な場合は、コードを書く機会が比較的少ないインフラエンジニア。
IT業界特有の雰囲気が合わないと感じる場合は、ほかの業界で社内SEとして働くことも手段のひとつです。
以下の記事ではエンジニアの種類について詳しく解説しているので、自分の興味関心に合う職種を探してみてください。
【関連記事】ITエンジニア19種類一覧!仕事内容や将来性・必要スキル・難易度をわかりやすく解説
エンジニアの適性がないと感じる場合の対処法
記事前半で紹介した「エンジニアに向いてない人の特徴」に多く当てはまる場合、エンジニアの適性がない可能性があります。
適性がない場合、働く職場を変えても状況を改善するのは難しいでしょう。ITや技術に興味が持てない人は、IT業界以外の業種・職種への転職を検討することをおすすめします。
また、「ITは好きだけどエンジニアに適性がない」という場合は、以下のようなエンジニア以外のIT職種に就くことも選択肢のひとつです。
職種 | 仕事内容 | 向いている人 |
---|---|---|
QAエンジニア(品質保証エンジニア) | ソフトウェアの品質を確保するため、テスト計画を策定・実施して不具合を報告する |
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セールスエンジニア | 技術的な知識を活かし、顧客へ製品提案やデモを行い、販売をサポートする |
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テクニカルサポート | 製品やサービスに関する技術的な問い合わせに対応し、顧客の問題解決を支援する |
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ITコンサルタント(ジュニアレベル) | クライアントのIT戦略を策定し、システム導入や改善を支援する |
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上記の職種はいずれもエンジニアの経験を活かせるため、未経験職種への転職と比べてスムーズに採用を掴みやすいです。
各職種について詳しくは、記事後半「エンジニアの経験を活かせるIT系職種」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
エンジニアに向いてないと感じるなら「転職エージェント」に相談しよう
エンジニアに向いてないと感じ、キャリアについて悩んでいる場合は「転職エージェント」に相談してみるのがおすすめです。
転職エージェントは転職するかどうか迷っている段階でも利用でき、キャリアの悩みを親身に聞いてくれます。転職のプロ視点から「エンジニアの適性があるか」「別の職種を検討すべきか」といったアドバイスをもらえるため、キャリアを考えるうえで心強いサポートとなるでしょう。
以下にエンジニアとしてのキャリアに悩んでいる人におすすめの3社をまとめたので、ぜひ気軽に相談してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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レバテックキャリア|エンジニア特有の悩みを相談できる
「レバテックキャリア」は、IT業界に特化した転職エージェントです。
特化型であることからアドバイザーの専門性が高く、エンジニアならではの悩みも深く理解してくれます。
技術的な観点も押さえたうえでアドバイスしてくれるため、一歩踏み込んだ相談がしたい人に適しています。
なお、レバテックキャリアで扱っている求人はIT系が中心なので「エンジニアを続けたい」「IT業界内で転職したい」という人に特におすすめです。
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公開求人数 | 約33,700件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2024年10月)
レバテックキャリア公式サイト 口コミや評判はこちらワークポート|未経験の転職に強い
「ワークポート」は、IT業界の転職に強みを持つエージェントです。
創業よりIT業界の転職支援に注力してきたことから、エンジニアによくある悩みもしっかり理解しています。
IT業界とエンジニア職種に精通した「転職コンシェルジュ」が相談にのってくれるため、有意義なアドバイスを受けられるでしょう。
また、ワープポートはIT業界だけでなく、幅広い業種・職種の求人に対応しています。
未経験からの転職も手厚く支援してくれるため、「エンジニアを続けるべきか、ほかの職種に転職すべきか」迷っている人に特におすすめです。
運営会社 | 株式会社ワークポート |
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公開求人数 | 約106,600件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2024年10月)
ワークポート公式サイト 口コミや評判はこちらリクルートエージェント|幅広い業種・職種に対応
「リクルートエージェント」は、幅広い業種・職種に対応している総合型の転職エージェントです。
多種多様な求人を取り扱っていることから広い視野でアドバイスしてくれるため、「エンジニア以外のキャリアも検討したい」という人に特におすすめです。
また、リクルートエージェントは求人数が多く、2024年10月時点では40万件以上の求人を保有しています。
札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡など首都圏以外の求人も保有しているため、地方で転職を考えている人もぜひ利用してみてください。
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
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公開求人数 | 約476,700件 |
非公開求人数 | 約87,200件 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新日:2024年10月)
リクルートエージェント公式サイト補足|エンジニアの経験を活かせるIT系職種
エンジニアの経験を活かして活躍できるIT系職種を紹介します。
「ITは好きだけど、エンジニアに向いてない」と感じる場合は、以下のような職種に転職することも検討してみてください。
職種 | 仕事内容 |
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QAエンジニア(品質保証エンジニア) | ソフトウェアの品質を確保するため、テスト計画を策定・実施して不具合を報告する |
セールスエンジニア | 技術的な知識を活かし、顧客へ製品提案やデモを行い、販売をサポートする |
テクニカルサポート | 製品やサービスに関する技術的な問い合わせに対応し、顧客の問題解決を支援する |
ITコンサルタント(ジュニアレベル) | クライアントのIT戦略を策定し、システム導入や改善を支援する |
QAエンジニア(品質保証エンジニア)
QAエンジニア(品質保証エンジニア)はテスト計画を策定し、実施して不具合を報告する職種です。
プログラミングの基礎知識が求められますが、業務ではテスト自動化ツールを使うことが多いため、実際にコードを書く機会は少ないです。
そのため、コードを書くのが苦手な人にも適しています。
エンジニアとして培ってきた開発プロセスの経験を活かせば、効率的なテスト計画を行えるでしょう。
なお、dodaの調査によると、QAエンジニアの平均年収は367.3万円となっています。(参照元:doda|2020年7月~2021年6月調査)
平均年収は低めですが、製品の品質を守る重要な役割を果たすため、やりがいを感じることができる職種です。
セールスエンジニア
セールスエンジニアは技術的な知識を活かして顧客へ製品提案やデモを行い、販売をサポートする職種です。
プログラミングスキルや論理的思考能力よりも、対人スキルが重視されるため、コミュニケーションに自信がある人におすすめです。
エンジニアとして身につけた技術知識を活かせば、製品の特性やメリットを的確に伝えることができるでしょう。
なお、求人ボックスのデータによると、セールスエンジニアの平均年収は549万円となっています。(参照元:求人ボックス|2024年10月時点)
インセンティブを設けている企業も多いため、実績に応じて年収アップを目指すことも可能です。
テクニカルサポート
テクニカルサポートは製品やサービスに関する技術的な問い合わせに対応し、顧客の問題解決を支援する職種です。
問題解決能力やプログラミングの基礎知識が求められることもありますが、実際にコーディングを行うことはあまりありません。
そのため「技術知識や問題解決能力には自信があるけど、コードを書くのはあまり好きではない」という人に適しています。
なお、求人ボックスの調査によると、テクニカルサポートの平均年収は471万円となっています。(参照元:求人ボックス|2024年10月時点)
エンジニアと同程度の年収が見込めるため、年収を下げたくない人にもおすすめです。
ITコンサルタント(ジュニアレベル)
ITコンサルタントは、クライアントのIT戦略を策定し、システム導入や改善を支援する職種です。
技術知識や問題解決能力は求められますが、直接開発に携わることはないため、プログラミングに苦手意識がある人にもおすすめです。
エンジニアとしての技術的な理解を上手に活かすことができれば、クライアントのニーズに応える的確な提案ができるでしょう。
なお、求人ボックスの調査によると、ITコンサルタントの平均年収は645万円となっています。(参照元:求人ボックス|2024年10月時点)
ジュニアレベルは400万円~500万円程度と平均より低い年収になる場合が多いですが、経験と実績を積めば平均以上の年収を狙うことも可能です。
まとめ
IT技術に興味が持てない人や、プログラミングが嫌いな人はエンジニアに向いていない可能性があります。
一方で、適性があるにも関わらず、職場環境や働き方が原因で「エンジニアに向いてない」と感じてしまうことも多いです。
以下に「向いてない」と感じる原因と対処法をまとめたので、参考にしてください。
原因 | 対処法 |
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スキルが不足している |
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職場環境にストレスを感じている |
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働き方が自分に合っていない |
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業務内容が合わない |
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エンジニアの適性がない |
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また、エンジニアとしてのキャリアに不安がある場合は、転職エージェントに相談してアドバイスを受けることもおすすめです。
以下に本記事で紹介した転職エージェントをまとめたので、ぜひ気軽に相談してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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